奴隷少女
目の前が真っ暗になったのは、一番前に出たと思ったらまだ前に人だかりかできていたからだ
それにしてもこの路地広くね?
ロズと一緒にさらに人をかき分けて一番前に出たらなんとそこには奴隷が売られていた。
売られている奴隷は、可愛く背丈は普通で胸は乏しくぱっと見の年齢は14ぐらいだが着ているものが凄いとしかいいようのないレベルですごいものだった。上半身は、胸の部分に薄い布が巻かれているだけ。下半身は、マイクロビキニ並みに小さいものをまとっているだけのホント凄い格好だった。
「なあロズここって、奴隷オッケーなのか?」
疑問に感じた質問をした。もしこの世界が奴隷制度を認めていないのであれば、あの少女をなんとかして解放しようと考えた。
「ダメよ。十年前までくらいは認めていたそうだけど今は王が変わってから奴隷販売は重罪よ」
「なるほどね。あの少女を助けることはできないかな?」
しばらくの間があり、
「そうね、できなくはないけれど今は無理ね」
どうやらできるようだ。
「今は、というと?」
「人の目が多すぎるわ。この販売会が終わってから商人を脅迫して、あの少女を助ける。これしかないわ」
なるほどごもっともだ。しかし問題がある。
「あの少女が買われたらどうるんだ?」