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謎の異世界召喚  作者: 高木テムテム
4/12

何故

その日の夜大は、頭の中を整理していた。

もちろん今日一日で起こった出来事についてだ。

まず謎の異世界召喚をくらい謎の路地裏で目を覚まして周りから変な目で見られて、大通りに出て空を仰いだらまた周りから変な目で見られて、何故か超絶美少女ロズが声をかけてくれるし、家に泊めてもらうし、もう訳わかんねー。今日はもう寝よ。


~~~~~~~~~同時刻~~~~~~~~~

湯船につかるロズは、大と同じで考えことをしていた。内容はもちろん今日拾った少年のことだ。使えそうだから拾ってきたのだが、もし明日試してみて、使えなさそうならば捨てるつもりだ。もちろん本当の理由は言わずに適当に嘘の理由をつくつもりでいる。

そんなことを考えながら湯船から出て、綺麗な体を拭く。

さて今日はもう寝ようかしら。

明日を楽しみにしてるわね。大君。


朝になり大は目を覚ました。そして、今日これから何をするかを考える。

コンコン

ノックだ。

「大君、起きてる?入ってもいい?」

「ああ、おきてる。」

がちゃ

「おはようロズ」

「おはよう大君。今日予定ある?なければ少し付き合って欲しいんだけど」

「良いよ。」

もちろん予定などあるわけのない僕は、承諾した。

朝飯を食べさせて貰ってから二人で出かけた。行き先はなぜさか教えてくれないのでどこにいくのか、この世界にはどのような店があるのかなどを考えていたらどうやら到着したらしい。文字が読めないのでどのような店なのか分からない。

「この店は?」

「ここは、店じゃないわ。闘技場よ。」

は?この世界には、闘技場あるの?いや、てか、何で闘技場?

「ここで何をするの?」

「主に決闘ね」

は?決闘?何で?

と思っているうちにスタスタと歩いて行ってしまう。ろずに続くとそこは闘技場の受付らしき場所だった。カウンターで二言ほど話してロズは、大の方にいき

「今から闘技場を使う許可が出たわ。さあ、行きましょう」


「え?は?闘技場使ってなにするの?」


「剣を交えるのよ」


「いや、僕剣どころか武器一つ持ってないんだけど」


「大丈夫よ、この闘技場では貸し出される木刀の使用しか認められていないから」

と言いロズは、入り口と思われるところまで行ってしまった。仕方なく大も後に続くと、「はい」と言って木刀を手渡された。すると、扉を開け

「さぁ、楽しみましょ」

と言ってコロッセオの闘技場ぐらいある闘技場の、真ん中まで進み軽く素振りをしている。おそらく自分は、ロズと戦わなければならないらしい。ロズと同じように闘技場にたつと

「では、始めましょう」

なんとも楽しそうな声だ。こっちは何が何だかわかんなくてヤケクソだっていうのに。

「このコインが落ちたら試合開始で」

と言いポケットから、コインを取り出し指で弾く。コインが落ちた。

スタート

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