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プロローグ

初めまして!稲架木 繊月です。



俺。神崎歩斗かんざきあると中三の15歳。中肉中背で黒髪黒目。顔は…少し幼いと言われることがある。


現在は夏休み、親は共働きで兄弟や従兄弟は居ない。特にすることも無いので受験勉強をする。将来何がしたいかは決まって無い。ただ視野を広くする為に勉強する。


「少し疲れたな。コンビニでも行くか。」


暑い日差しの中俺は歩く。コンビニまで家から200メートル位、途中踏切がある。見慣れた風景、聞き飽きた踏切警報機。いつものように立ち止まる。


しかし何時もと違う光景が視界に映る。10歳位の少年が線路の上で泣いている。足が引っかかって転んだ様だ。


身体が動いた。


自分でも分からない。何故動いたのか、何故助けようとするのか。理解出来なかった。


遮断悍を潜り少年を抱えようとするが間に合わない。投げ飛ばす。軽い怪我で済んだと思う。


(あー。何してんだろ俺。親父からも自分の身が最優先って言われてたのにな。もしかしたら自殺願望でもあったのかな。てか今すげえ頭が冴えてる。これが死ぬ前に体験するかもしれないことの一つかな。でもの走馬灯方が見てみたかったな。まぁこれで終わりか。両親より先に死ぬとか俺は親不孝者だな。)


己の本能が助かる方法を考える為に思考を加速させている中、歩斗はそんなことを考えていた。


ドゴンッ!!


たった一人の気紛れで死ぬ筈だった少年が助かり、生きる筈だった少年の命の灯火が消えた。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇


ーー目が覚める。


そこは何一つ無い白い空間。


「ここは……俺は死んだんじゃないのか…」


「いいや、お主は死んだよ。電車に撥ねられてな」


背後から暖かそうな優しい声が聞こえた。ゆっくり振り返る。そこには白い髭を延ばして暖かい目でこちらを見ている老人がいた。


「えと…あなたは?」


「ワシは世界を創った神じゃよ。名を創造神ヴァルトスという。」


「自分は神崎歩斗と申します。創造神ヴァルトス様自分は何故ここにいるのでしょうか?」


「そんなに畏まらなくとも良い。そんなふうに喋られると気が重いわい。」


「は、はぁ。」


「お主が此処にいるのはなちょいと質問がしたいからじゃよ。」

投稿しちゃったよ〜。次からもうちょい長くしないとな。

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