第95話・わたしのピンヒで串刺しよ!
先頭の戦車を股間で押し潰した幸恵。
すっかり陶酔した表情になっている。
ニヤついた口元で足元を見つめながら次の獲物を物色中の彼女。
「次にイジメてほしいのはダレ?」
「そうか、オマエだねェ。」
「タップリと可愛がってアゲルわァ!」
そういうと右足を上げて狙いを定める。
「えい!」
❝ブシュッ!ブシュッ!❞
鋭く尖ったピンヒールが獲物の戦車に何度も突き刺さる。
最初の一撃はエンジンルームに突き刺さり走行不能になった。
そして2発目は前方の乗務員ハッチ目掛けて打ち込まれた。
直径30cm、長さ3mの巨大なピンヒールがハッチを突き破り直下にいた操縦士を串刺しにしながら、そのまま床面を突き抜けて地面にまで達していた。
❝シュポッ!❞とヒールを引き抜くと、粉々に砕かれた戦車兵の肉片がこびり付き鮮血が滴り落ちていた。
「いきなりでごめんなさいねェ!」
「でも、その方がスリルがあって楽しいかも。」
❝ズヴッ!ズヴッ!ズヴッ!❞
容赦なくヒールを打ち込む彼女。
鋼鉄のような黒光りしたピンヒールがタイガー戦車の車体を穴だらけにしていく。
「中の人はどうなったかなあ?」
そういうと両手で穴だらけになった戦車を抱え上げて❝ヴェリッ!❞と砲塔を引き剥がして地面に投げ捨てた。
中を覗くと車内は飛び散った肉と血で真っ赤に染まっていた。
「いい色になってるじゃな~い。」
「アラッ、オマエだけまだ生きてるんだねェ。」
そういうと辛うじて生き残っていた戦車兵を摘み上げる彼女。
「可哀想に、右腕がなくなっちゃってるわねェ。」
「それじゃあ、直して差し上げますね。」
そういうといきなり男を口の中に放り込んだ彼女。
しばらくモゴモゴと口を動かし続ける。
そして❝ぺッ!!❞と手の平に男を吐き出した。
幸恵の口の中で彼女の歯と舌で散々もてあそばれたこの兵士、すでに息も絶え絶えになっていた。
体中彼女の唾にまみれてネットリとヌメッた状態で立ち上がることもできない。
「わたしの魔法のツバで傷が癒えるかもよ。」
と言いながら❝フゥ~!❞と酸っぱいような臭いのキツイ息を吹きかける彼女。
男の体中に粘りついた唾液が一瞬で乾き、すぐに強烈な唾臭に変わった。
「わたしのツバって乾くと、とってもいい匂いなの!」
そういうと今度は男を地面に優しく下ろすと再びピンヒで狙いを付ける。
「イェイ!」
❝ズン!❞
可愛らしい声でささやくと男の左足目掛けてヒールを打ち込む彼女。
彼の足は一瞬で踏み砕かれて血の海になった。
「これでバランスがよくなったわよねェ。」
「お次はどこを踏んずけてほしいかなァ?」
今度は左足のブーツのインソールで男の下半身を軽く踏みつけながら右足のソールを男の上半身にこすり付け始めた。
ブーツの靴底に刻み込まれた波打ち模様のゴム製ソールのでこぼこが男をなぶり続ける。
ブーツの靴底に付着していた泥で真っ黒になった男の上半身。
「そろそろトドメね。」といって尖ったブーツのつま先を男の胸のあたりに付き立ててグサリと突き刺さした。
「あァ~ん、なんて快感なの!」
「男をいたぶってなぶり殺すのってマジでサイコーだわ!」
そういいながらわたしの方を向いてにっこりと微笑む幸恵だった。
「あなたも楽しみなさいよ!」
といって足元に並ぶ獲物の戦車を指さす彼女。
「それじゃあ、わたしも遠慮なく。」
と言ってわたしもまずは1両目の戦車の砲塔につま先を付き立てた。
❝ズヴッ!❞
わたしのブーツのトゥは幸恵のほど尖ってないが、それでも強引に突き立てて力を込めてグリグリと突き刺していくと、やがて砲塔の装甲が破れてつま先がメリメリと車内にめり込んでいく。
「ホラホラァ!出てきなさいよォ!」と言いながらわたしもブーツで戦車をいたぶり続ける。
わたしが半ば強引にブーツでグリグリやったもんだから戦車の砲塔は踏み千切られて車内もグシャグシャになっていた。
「よいしょっと!」
両手で持ち上げてみると半壊した戦車の内部にまだ生き残っている兵士が2人いた。
「しぶといなァ、まだ生き残ってんのかよォ!」
「出て来~い!ホラホラァ!」
そういいながら人差し指で奥に逃げ込んだ兵士達をかき出すわたし。
まず一人目をつまみ出すと左手の平に載せて軽く握り締めた。
「わたしから逃げるなんて許さない!えい!」
❝ギュッ!❞っと握り締めるとかすかに悲鳴が聞こえてきた。
シルキーホワイトの皮製ロング手袋をはめた手をゆっくり開くと、たった今わたしによって握り潰された男の遺体が転がっていた。
そいつを投げ捨てると、もう1人の兵士を摘み上げるわたし。
「まったく、手こずらせないでよね!」
そういうと今度はわたしも兵士を股間に挟み込んでみる。
「こうやって押し潰すとどんな感じなんだろう?」
そうつぶやきながら男を挟み込んだ両太ももを閉じて圧迫し続けるわたし。
擦り切れそうなくらい履き込まれたジーンズが、男を包み込んでピッタリと密着して締め上げていく。
股間に挟み込まれた男がもがく度になんだかこそばゆい感触が伝わってきて心地いい。
「へェ~、こんな感じなんだ。」と思わずささやいてしまうわたし。
その内何も感じなくなった。
「死んじゃったのかなァ?」と股間から男を摘み上げてよ~く見てみると、首はねじれて背中の方に垂れ下がり、手足もブラブラした状態になっていた。
「全身の骨がバラバラになっちゃったみた~い。」
「でもわたしのデリケートゾーンで圧死できたんだから感謝してよね。」
と悪びれた感覚もなく殺戮を楽しむわたし達だった。