第86話・ワタシ里緒の汚れた特攻ブーツで可愛がってやんよっ!
トラック部隊を襲い始めた里緒。
そして戦車部隊をいたぶり続けるわたし達レディースりんり~ず。
わたし達の黄色い歌声と共に長さ25mの巨大なロングブーツがまるで竜巻のように戦車や装甲車や兵士を呑み込んではグチャグチャに磨り潰しながら大地を踏み鳴らす。
❝♪りんりんりりん♪❞と歌いながら両手を腰に当てて激しいステップで暴れまくる仁美、笑いながら叫んだ。
「イェ~ッ!ワタシのダンス、コイツらに見せつけてやんよっ!」
「アッハッハッハッ!ワタシに踏まれてグチュグチュになってやんのっ!」
「ワタシ仁美様のブーツでもっと踏んでやろうかァ?!オイッ!!」
調子に乗って再び飛び跳ねるように特攻ブーツのヒールで手当たり次第に戦闘車両を踏み千切る彼女。
洋子も幸恵も同様に“りんりん踊り責め”で次々とタイガー戦車を踏み砕いていった。
その頃、トラック部隊の前面に立ちはだかって仁王立ちの里緒が、ニヤついた表情で右往左往する足元のドイツ軍部隊を見下ろしていた。
「ホント、ウジャウジャいるよねェ、コイツらって。」
「アリンコみたいにチッコいくせに服なんか着ちゃってサッ。」
「ワタシのブーツで今からタップリ可愛がってやんよっ!」
「さっきはよくもワタシの純白の特攻ブーツを汚してくれたわねェ!」
❝ブシュッ!ジュリジュリッ!!❞
落ち着いた口調の里緒、兵士を満載した2台のトラックの幌の部分をブーツで軽く押さえ付けると一気に踏み潰してにじり回した。
「ヤッタネッ!今ので何匹くたばったかなァ?」
「ここにいるオマエら全員、ワタシのブーツの裏を拝ましてやんよっ!」
「ありがたく思えっつ~のっ、ホラッ!!」
❝グシュッ!グジュッ!ジュヴッ!ズリッズリッ!❞
出発しようとしていたトラックの前を左足で塞いでからゆっくりと右足の特攻ブーツで踏みにじる彼女。
「あ~っ!なんかチョー快感っ!」
「ワタシのひと踏みでみ~んな地獄行き~・・みたいな?えっへっへっ!」
つま先からアウトソールにかけてどす黒く汚れた里緒の白い特攻ブーツ。
身動きの取れないトラックを2~3台づつまとめて踏みしだいていく。
彼女のひと踏みで30~40名のドイツ兵達が踏み殺された。
暴れだすと手が付けられないほど気性の荒い少女里緒。
今やその気性の荒さに踏み殺すことへの快感が加わり粗暴なS女として更に進化しようとしていた。
「ちょっと遊んじゃおうかナァ~!」
そうつぶやくと彼女は1台のトラックを再び白いロング手袋をはめた右手で掴み上げた。
そしてトラックを上下に揺さぶると乗っていた兵士達が彼女の左手の平にこぼれ落ちてきた。
「何匹いるのかなァ?」
「12匹もいるじゃん!」
「今からワタシがオマエらをタップリとイジメてア・ゲ・ル!」
「アッハッハッハッ!マジでうけるゥ~!!」
「ビビってんじゃねェ~ヨッ!オラッ!!」
兵士達を載せた左手の平を口元に持っていって大声で叫びまくる里緒。
彼女が叫ぶ度に唾きを浴びて強烈な口臭に包まれる彼らはすっかり恐怖で凍りついていた。
「ホラッ!メット脱げヨォ!」といきなり命令する彼女。
日本語の通じない彼らの動きが鈍いのを見て怒りを爆発させる。
「ワタシの言ってる事がわかんね~のかヨォ!オイッ!!」
そう怒鳴りつけると1人のドイツ兵の頭部を乱暴につまみ上げて振り回し始めた。
あまりの勢いに首がねじ切れて胴体が吹っ飛んでいった。
「ワッハッハッ!何こいつっ!首チョンパッ・・みたいな!」
そう言って再び高笑いする彼女。
つまんでいた首を兵士達の前に転がすと首からヘルメットが外れた。
「こうすんだよっ!わかったかヨッ!」
すると兵士達は全員ヘルメットを脱いで足元に置いた。
ヘルメットを脱げば全員若い青年だった。
「カワイイ顔してんじゃん!」
「その顔でワタシの特攻ブーツを綺麗にしてもらおうかッ!」
そういうとおもむろに1人の兵士の上半身をつまみ上げてブーツのヒザ下の筒の辺りに押し付けた。
長さ26m、高さ42mの巨大な里緒の白い特攻ロングブーツ。
ヒザ下トップからふくらはぎにかけて斜めにカットされていて、そのラインが里緒のしなやかな美脚にフィットしていてとても美しい。
しかしその美しいシルエットとは裏腹に1年以上も乱暴に履き込まれたこのブーツ。
ブーツ表面はすり傷やらこすれた跡と、こびり付いた汚とで所々薄黒くなっていて、つま先からアウトソールにかけては特にどす黒い汚れが付着していた。
そんな汚れたブーツの表面にいきなり“ペッ!”と唾を吐き掛ける彼女。
白い気泡混じりの唾で汚れたブーツの皮面に男をなすり付け始めた。
「ホラァ、ワタシのツバで滑りやすくしてあげたんだからァ!」
「シッカリ掃除しろよっ!」
そういいながら男を激しくブーツ面にこすり付ける彼女。
男の上半身はブーツに付着していた泥と里緒の吐いた唾とで真っ黒になった。
もちろん彼の顔も泥唾で無残な色に変わっていた。
しばらく男をこすり付けていた彼女、確認するかのように鼻先に持ち上げた。
「ウワッ、ツバくせえっ!コイツッ!」
「これって、ワタシのツバの臭いかよっ?」
❝ぷちゅっ!❞
泥唾まみれの男をそのままひねり殺すと、その場に投げ捨てて次の男を物色する里緒だった。