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巨大ヒロイン・ジーパンレディー律子  作者: スカーレット
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第54話・わたしも本当はSなオンナなんで~す!

 麻美と里奈子がドイツ兵達をなぶり殺しにして楽しんでいる。

わたしも負けてはいられない。

わたしは元祖ジーパンレディーだから・・。

元々は小人を踏み殺すことにも躊躇していたわたし。

でも最近はそれを楽しむようになってきた。

何だか口調までもが麻美のように乱暴になってきた感じがする。

里奈子なんてすっかり麻美の影響を受けているようだった。

麻美が手前の戦車隊を、そして里奈子が後方のトラック部隊と歩兵部隊を襲っている。

わたしは麻美の足元をすり抜けてやって来る装甲車と歩兵部隊に狙いをつけた。

この時代の装甲車は8輪の小型砲塔を備えた重量級の車両で、周りを重武装の歩兵が固めていた。

わたしの方に向かって来た残存部隊は早速わたしに向かって射撃を開始。

❝ブシューン!ブシューン!❞

小型砲が火を噴き、歩兵部隊も機関銃を撃ちまくる。

彼らの放った弾はわたしのブーツやジーパンを直撃したが殆ど痛みすら感じなかった。

そんな光景を見ていたら、わたしのイライラも頂点に達していた。

「いい加減にしなさい!」

「今度はわたしの番だからねェ!」

そう叫ぶとわたしは手前の8輪装甲車に両手を掛けて持ち上げた。

「覚悟しなさい!」

「わたしを怒らせるとこうなるのよ!え~い!」

❝グッシャ~ン!❞

怒りとともにわたしは高々と持ち上げた装甲車を思いっきりわたしの右膝に叩き付けた。

ジーパンに包まれたわたしの膝が装甲車を一瞬でグシャリとくの字型に折り曲げた。

中の乗員は車内で押し潰された事だろう。

「いい気分だわ!」

潰れた装甲車を投げ捨てると、今度は右足のブーツのヒールを足元の装甲車の砲塔に押し当てた。

「生意気な奴等、死ね!」

❝ブシュッ!❞

わたしは少しだけかかとに力を込めた。

するとブーツのヒールが砲塔を押し潰し、装甲車の中央に突き刺さった。

「ホラホラッ、こんなもんで済むと思ってんのかよォ!」

❝グシュグシュグシュッ!❞

わたしは装甲車を突き刺した右足にさらにジワジワと力を入れる。

するとわたしのブーツがグリグリと音を立てて装甲車の車体にめり込んでいった。

「今度はわたしのブーツ蹴りでも喰らいなさい!」

❝ジュヴァ~ン!❞

2台目の装甲車を踏み潰したわたしはその隣にいた装甲車の側面めがけて思いっきり蹴りつけた。

ブーツのつま先が装甲車の車輪を吹き飛ばし、車体は粉々にって空中に舞い上がった。

「やり~!快感!イェイ!」

思わず両手でガッツポーズするわたし。

自分の凄まじいキック力に酔いしれる。

瞬く間に3台の装甲車を血祭りに上げたわたし。

周りのドイツ兵達は恐怖のあまり発砲を止めていた。

「あらっ?どうしたの、わたしのことがそんなにコワい?」

「こうなったら、1人残らずいたぶり殺してやるからな!」

そう叫ぶとわたしは潰れた装甲車の傍らに潜んでいたドイツ兵を左手で掴み上げた。

「わたしに捕まってラッキ-だぞ~!」

そういうとわたしは右手の親指をペロリと舐めて兵士の顔に無理矢理押し付けた。

「あなたもさっきわたしに向けて撃ったでしょ?」

「だからタップリとイビらせてもらうワ。」

そういうとわたしは何度も何度も親指を舐めて唾を付けては男の顔に押し付けた。

彼のヘルメットは脱げ落ちて顔中わたしの唾にまみれている。

「わたしのツバってェ、乾くととってもいい臭いなの!」

わたしが手にはめているエナメルタイプのロング手袋の独特の匂いと、わたしの唾の乾いた臭いが入り混じってむせ返った表情をしている兵士。

「そんな顔するなんて、ひどくない?」

そういうとわたしは親指をグリグリと男の顔に強引に押し付けた。

彼の反応がなくなったので押し付けていた指をゆっくりと離すたわたし。

彼はすでに息絶えていた。

「ちょっとォ、簡単に死なないでよねェ!」

そういうと兵士の遺体を地面に投げ捨てて、ブーツのかかとで思いっきり踏みにじってやった。

「面白くね~の!」

そう叫ぶと今度は一斉に逃げ始めた兵士達を無造作につかみ上げては彼らの足を指でつまんではへし折ってから地面に置くわたし。

わたしの周りは破壊された建物と装甲車の残骸で逃げ場もない状態だ。

だから簡単に足元を逃げ惑う兵士達を捕まえては足をへし折って地面に並べることができた。

ほんの数分で20名ほどの兵士がわたしの餌食になった。

足をへし折られた兵士達は身動きが出来ない状態でわたしの足元に転がっている。

「これからわたし律子の楽しいショータイムになりま~す!」

そう叫ぶとわたしは両手でわたしの両目をふさいだ。

「わたし、何にも見えませ~ん!」

そういうと右足のつま先を軽く地面にコツンと突き立てる仕草をしてみせた。

そして20数名の瀕死のドイツ兵達の辺りに向かってつま先を突き立てるわたし。

❝ズ~ン!ズ~ン!❞

ブーツのつま先がところかまわず突き刺さる。

そして徐々に兵士達に向かって近づいていく。

「わたしに逆らう悪い子はどこかナ~?」

❝ズ~ン!ズ~ン!❞

❝プッチュ~ン!❞

鈍い嫌な音とともにわたしのブーツのつま先が1人の兵士の体を突き殺した。

「アッハッハッ!あ~ら、ごめんなさ~い!」

そういうと容赦なくブーツのつま先を打ち付け続けるわたしだった。 















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