第47話・わたし里奈子のジーパンでイジメ殺してやるわ!
わたしと麻美が大暴れしている間、里奈子はドイツ軍の新型タイガー戦車の群れを相手に1両づつ片付けていた。
「わたしは五月女里奈子!女だと思って甘く見ないでね!」
そう叫ぶと彼女は足元の戦車に目をつけた。
そして、一旦跨いでからしゃがみ込んでゆっくりと砲塔のあたりにお尻を押し付けた。
里奈子のジーンズがタイガー戦車に覆いかぶさる。
「わたしのジーパンで押し潰してあげるわっ!」
❝メリメリメリッ!❞
彼女のジーパンパワーで砲塔がへしゃげ始め、更には車体に喰い込み始めた。
そして、砂ぼこりと共にグシャリと押し潰された。
「あ~、もうたまらないわァ!この座り心地!」
そういうとゆっくり立ち上がった彼女。ドイツ軍の新型戦車も里奈子のジーパン騎乗によってまるで吐き捨てられたガムのようにペチャンコになって地面にめり込んでいた。
「ビルをぶっ壊すのも快感だけど、こういうのもたまにはイイかも~!」
微笑みながら足元を見渡すと、まだまだ20両近い戦車隊が彼女を取り囲んでいた。
「わたしのオモチャがたくさん並んでるよ~!」
そういうと今度は別の戦車の砲塔に右足を軽く載せた。
そして、一気に踏みつける。
「イェ~!」
❝バシュッ!❞
鈍い音と共に里奈子の赤いバレーシューズが砲塔を押し潰し一瞬で車体を踏み抜いた。
「あらっ、少しは踏み応えあるわねェ!」
ゆっくり足を上げると彼女の踏みつけた部分が綺麗に上履きの輪郭を残して
押し潰されていた。
すると、潰された戦車の後方にいた別の戦車が里奈子の足目掛けて砲撃を開始した。
❝ズーン!❞
砲弾は彼女の上履きのつま先の赤いゴムの部分を直撃した。
しかし、当たったゴムの部分が白っぽく汚れただけだった。
「やだっ!なんなのよォ!」
「マジでムカつく、この戦車っ!」
怒り心頭の彼女はたった今砲撃した戦車に手を掛けてを持ち上げると左脇に抱え込んだ。
彼女の着ている濃いブルーに黒いチェック柄のシャツと黄色いゴム手袋が戦車をガッチリと押さえつける。
「わたしに向かって撃つなんて許せないわっ!」
「どうなるか、見てなさい!」
そういうとまずは右手で砲身を引きちぎった。
❝ズヴァッ!❞
そして左腕に渾身の力を込める彼女。
「も~、許さないんだから~!え~い!」
❝グシュグシュグシュッ!❞
鋼鉄のへしゃげ曲がる音と共に里奈子の脇の下で無残に押し潰される戦車。
グシャグシャになった戦車を足元の別の戦車に向かって投げつける彼女。
「それっ!」
❝ヴァヴォ~ン!❞
怒りとともに思いっきり投げ捨てられた戦車はもう1両の戦車もろとも爆発して燃え上がった。
「こうなったら、まとめて面倒見ちゃおうかなァ!」
そういうと彼女は取り囲んでいる戦車を無造作に6両ほど足元に2両づつピッタリとくっつけて3列に並べた。
そして、こう叫んだ。
「いくわよ~!それ~!」
❝ドシ~ン!❞
両足を揃えて6両の戦車に向かってお尻を打ちつけた彼女。
彼女のブルージーンズが一瞬で6両の戦車を押し潰した。
更に足を上下にバタつかせてトドメを刺す彼女。
「えいえいえ~い!これでもかァ~!」
❝ズンズンズンズ~ン!❞
凄まじい土煙がモクモクと上がり里奈子のジーパンの下敷きになった6両の戦車は原型を留めないほどメチャメチャに破壊された。
「ちょっと、汚れちゃったけど気持ち良すぎだゾ~!」
全身を使って暴れまくる彼女、シャツもジーパンも上履きもホコリだらけになっていた。
立ち上がってホコリを振り払った彼女、今度は足元のドイツ兵達に目をつける。
「ここにもわたしに歯向かう悪い子がいるみたい!」
里奈子に睨みつけられた兵士達は一斉に逃げ始めた。
「待て~!逃がさないゾッ!」
そう叫ぶと、逃げ惑う兵士目掛けて上履きで容赦なく踏みつける彼女。
赤い薄汚れたバレーシューズがドイツ兵を次々と地面に押し潰していく。
潰された遺体にはギザギザ模様の靴底の汚れがクッキリと刻み付けられていた。
「アラアラ可哀想に、わたしの靴の跡がいっぱい付いちゃってるゥ~!」
「わたしの上履きもちょっと汚れてるけどゴメンねェ~!」
そう言いながら次々と踏み殺し続ける彼女。
今度は少ししゃがみ込んで逃げ回るドイツ兵を2人ほどゴム手袋をはめた手で掴み上げるとそのまま口元に持っいく。
そしてドイツ兵を握りしめた手を少し開くと大きな唾の塊をその中に吐き出した。
「ぷっ!わたしのツバになりま~す!」
すると今度は2人のドイツ兵が唾まみれになるまで揉み続けた。
里奈子の右手は“ツ~ン”とした唾の臭いとゴムの臭いに包まれた。
そして唾にまみれたドイツ兵を最後は太もものジーンズに擦り付けた。
粗い目のジーパン生地と薄黒く汚れた黄色いゴム手袋にこすり潰された彼らの死体はグズグズになって地面にはらい捨てられた。
「わたしに捕まるとこうなっちゃうゾォ~!」
「わたしィ、もっともっとイジメ殺したくなってきちゃったァ!」
そう叫ぶと残った戦車や兵士達に向かって手を伸ばそうとする彼女だった。