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巨大ヒロイン・ジーパンレディー律子  作者: スカーレット
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第45話・わたしのゴム手袋で握り殺してやるわ!

 大勢のドイツ兵を踏み殺したわたし、でもまだまだ殺し足りない。

麻美と里奈子が戦車隊と闘っている間にわたしは後方の歩兵部隊を全滅させなければならない。

前回のような超巨大化なら1000名の部隊なんてひと踏みで全滅できたが、身長が50mだとそうはいかない。

その代わり、小人達を踏み殺すたびにその感触に強烈な快感を覚えるわたし。

❝わたしは正義の味方、悪党をやっつけてるだけだよ!❞と自分に言い聞かせて再び足元のドイツ軍に襲いかかる。

「悪いんだけど、全滅するまで止めないから覚悟することネ!」

そう叫ぶと銃を構えながらわたしを取り囲む100名程のドイツ兵に向かっていくわたし。

「そんなもんで、わたしに勝てると思ってんの?」

「マジでウザイ!え~~い!!」

❝ヴィーン!ヴァーン!❞

巨大なわたしの上履きが恐ろしい唸り声のような音をたてて空を切る。

わたしはつま先でドイツ兵どもを右に左に思いっきりなぎ払っていった。

上履きのつま先を覆っている緑色の耐油性ゴムの部分が兵士達を次々に吹き飛ばしていく。

蹴り飛ばされたドイツ兵は両側の建物の壁に叩きつけられて死んでいく。

いや、わたしの上履きが直撃した瞬間にすでに即死状態なのだろう。

あまりにも凄まじいわたしの上履き蹴りに、ドイツ兵達の遺体はバラバラに弾け散っていた。

❝可哀想だなんて思わないわ、わたしに銃を向けた瞬間からそういう運命なんだから!❞

そんな風に感じながら殺し続けるわたし。

踏みつけたり蹴り飛ばしたりと大暴れのわたし、だんだん残虐さがエスカレートし始めた。

「カァ~ッペッペッペッ!」

両手を開いて手の平に唾を吐き掛けるわたし。

どす黒く汚れたゴム手袋がわたしの唾でヌルヌルになった。

タップリ唾を吐き掛けると手の平をこすり合わせる。

「これでこのゴム手袋、わたしのツバでコーティングされたわ!」

「こうしてやる!」

そう叫ぶとわたしはしゃがみ込んで足元にいたドイツ兵達を無造作に両手で掴み上げた。

右手に2人、左手に3人鷲づかみ状態だ。

ゴム手袋にタップリとコーティングされたわたしの唾が乾いて強烈な異臭を放っている。

「ど~お?わたしのプレミアムなツバ、とってもイイ臭いでしょ!」

「そんないい香りの中で死ねるなんて、幸せだゾ~!」

「死ね!えい!」

❝ムギュッ!❞

両手に渾身の力を込めるわたし。

わたしの手の中で5人のドイツ兵が握り潰された。

たぶん全身の骨がバラバラになっているんだろう、どの兵士も手足が折れ曲がってブラブラの状態だ。

握り殺した兵士達を投げ捨てると再び獲物を求めてしゃがみ込むわたし。

その間も逃げ惑う兵士達をわたしの上履きが襲い続けている。

膝を高く上げては力を込めて踏み殺すのを続行しつつ、2~3名の兵士をゴム手袋をはめた手で掴みあげる。

今度は上手い具合に両手に2人づつ、こぶしから頭部が出るように掴むことができた。

「今度はどんな風にいじめて欲しい?」

「こんな風かなァ~!」

そういうとわたしは右手に掴んだドイツ兵の頭を軽くわたしの太ももに押し付けた。

そして次の瞬間、一気にこすり上げた。

❝スルスルスルッ!❞

彼らの頭部はわたしのジーンズの粗い生地にこすり付けられてもげてしまった。

「あ~ら、ゴメンなさ~い!」

にっこり笑いながらそういうと、首なし遺体を投げ捨てるわたし。

左手のドイツ兵達は恐怖で凍りついている。

「そんなに怖がらないでェ、わたしって本当は優しいんだからァ。」

そういうと今度は左手をわたしの口元に近づける。

「食べちゃおっかな~!」

ちょっとふざけながらわたしは口を開けて彼らを食べる仕草をしてみせた。

そして彼らの顔がわたしの口元に来た瞬間に“ハァ~!”と息を吹きかける。

立て続けに何度も何度も息を吐きかけた。

自分でも嫌になるくらいちょっとキツイ臭いがする。

そんな臭いに顔を背ける2人。

それを見てますますいじめたくなってきたSなわたし。

「そんな顔するなんてェ、わたしを怒らせたいの?」

「わかったわ、それじゃあこうしてア・ゲ・ル!」

わたしは口を少し開けてそこに唾を溜める。

するとわたしの唇の真ん中に白く濁った気泡交じりの唾の塊ができた。

そこに2人の頭を無理矢理突っ込んでやった。

少ししてから左手を口元から離すと、わたしの唇と彼らの頭にトロ~リと唾が糸を引く。

彼らの顔をよ~く見てみると顔面が完全にわたしの唾で覆われ窒息寸前の状態だった。

「簡単には死なせないわよ!」そういうとわたしは右手の人差し指で彼らの顔を覆っている唾をぬぐい取った。

そして何度も指先を彼らの顔に擦り付ける。

薄黒く汚れたゴム手袋が2人をいたぶり続けた。

ヘルメットは脱げ落ちて金髪の若者の顔がチラッと見えた。

「可愛い顔してるわねェ、でもやっぱり許せない!」

「だからこうするの。」

そういうと彼らの頭に指先を強引に押し付けた。

2人とも首の骨が折れたらしくぐったりとして動かなくなった。

「わたしの事、悪く思わないでねェ。」

そういって2人の遺体を足元に投げ捨てるわたし。

「ホラホラッ、皆殺しにしてやるから覚悟しなっ!」

そう叫ぶと再びわたしの上履きが唸りを上げてドイツ兵の群れに襲い掛かった。

小刻みに行進するように次々と踏み殺していくわたし。

気づくと1000名近くいた歩兵部隊も半数程に減っていた。

わたしの足元は無残に踏み殺されたドイツ兵の遺体で埋め尽くされていた。












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