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―SAKURA―  作者: あおい
1/7

―200

素人なので、ご意見ご感想などなどいただけたらとってもうれしいです。

彼女はたった一人

世界のすべてを背負い

振り返ることなく歩いていった




その白く細い腕で世界を救った




その腕がどんなに血に染まっても


愛しい人が自分を庇って死んでいっても、立ち止まることなく




どうしてそこまで…と聞けば

彼女は涙を堪えて言った


「だって私にしか出来ないでしょ?」




そして彼女は200年の眠りについた


再びこの世界を救う為に





俺は誓った


絶対に彼女を一人にしない


どんな禁忌を犯しても、

決して俺だけは彼女を置いて死になどしない



胸に秘めたこの想いが

彼女に届くことはなくても


それでも俺は最後まで


彼女と共に歩もう





今の俺には


君が目覚めて最初に目にするこの世界が


君の好きだった桜の花で

いっぱいにすることすら出来ないけれど…






おやすみ、俺の愛しい人






















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