過払い金請求をしてみた 序 遊びのために借金を重ねる心理
表題の通り、借金をする心理、大手消費者金融での返済内訳、おそろしくふくれあがる利子、返してもらえるならやってみようのリアルタイム発信です。実際来週、弁護士事務所に行ってきます。
アホだった若かりし頃、自戒を込めての話です。
地方からJヲタ活動に勤しんでいた25年ほど前。ヲタ的にプラチナ価値のあるコンサートチケットが当選したのに旅費が1万ほど足りず、あきらめきれず、そして親はヲタ活を苦々しく思っていたので「お金貸してください」とも「生活費ちょっと負けて」とは言えず、
「初回は借り入れで1週間以内なら利子もかからんってことだし、次の給料で即返せば大丈夫だろ」
と、とってもかるーい気持ちで、俳優や女優がさわやかにCMをしている大手消費者金融から1万円を借り入れ。
これが20年にわたる長期借金返済の始まりでした。
私が過分にアホだったこともありますが、今ほど情報や知識を仕入れるのが容易ではなく、手間も時間もかかる時代で、借金は借金でも闇金でもないし滞納しなきゃ問題ないだろう、それよりも推し活や友達と遊ぶ時間のほうが大事と、初めは少額借りて同額即返すを繰り返し。それから少しずつ借りる額が増え、返す額が最低限に。元本が全然減っていないのに気づいておらず、むしろ「生活らくかもー」思っていた、アホっぷりです。
そんなことを続けていたら、初めての借り入れから5年後、ついに借り入れができなくなって、あれ? どういうこと? と、返済時にろくに見ていなかった明細表を改めて確認。
借り入れができなくなった時点で、借入金は限度額いっぱいの50万円。
毎月〆日に1万2000円を入金。その内訳は返金額2000円、利子1万円(※1)
年間だと14万4000円入金して、12万円の利子を払っている計算。
2万4000円しか返済できていないわけですよ。
自分でも頭おかしい事態なのですが、借金を重ねているのと同時期に、毎月銀行に定期預金として数万ずつ積み立てしていたため、貯金はとても潤沢。なのに、遊行費用のために借金をするという理解不能な状態に陥っていたことにようやく気付き、同時に自分の異常さを自覚。
借金しているという罪悪感が精神的にも伸し掛かってきて、借金返済にシフトチェンジ。
今考えたら、貯金崩して一括で返済してしまえばよかったんですが、借金してるせいか「お金が減るのがいや」と変な精神状態に支配され、ちまちまちまちまと、生活に支障がでない範囲を計算して毎月2万ずつ20年かけて完全返済※2。
これで気持ち的にもすっきり。
精神に余裕が出来たころ、耳にし始めたのが、過払い金請求。
法律事務所のCM見ているうちに、結局利子はトータルいくら払ったんだろうとを考えはじめ、きれいごとではなくて、返ってくるなら返してもらっても良いんじゃね? と。
そして即電話、即アポ取り。
来週、面談にいってきます。
※1、締め日より前倒しで払うと、その分利子が安くなっていたのに後から気付く
※2、途中の最低返済額が減っていくのですが、それに合わせて減らしていくと、元本返済額がいつまでたっても2000円のまま元金が減らないので、2万は維持していた