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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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卍 そんなん割烹に書けよ‼ 2 卍

卍 ミュージック♪ 卍

 最近の「音楽」についてモヤモヤしたものを書き綴ってみる。

 ちょっとまえ「最近の視聴者はギターソロを飛ばす」というトピックが話題になったような。


 結果的には「それほどでもない」ということだったらしいけど、事実最近の楽曲はイントロがどんどん短くなり、五秒くらいで主題(歌)が始まる、あるいはサビから始まる曲が増えているという。イントロが何分も続く回りくどい曲は敬遠されてるそうな。

 YESの『ランナバウト(アニメEDじゃなくて10分続くほう)』なんて絶対無理!みたいな。


 これはひとつにはカラオケが原因かもしれない。歌い終わったらアウトロが終わる前に停止ボタン押す、というのは良くあるだろう。


 そこはかとなく1.5倍速視聴やファスト映画と通じるものがありますな。せっかちに、量をこなすことが美徳……美徳というのもアレだがとにかく「ちゃっちゃと元を取る」ことに軸足があるというか。


 けどさーこと聴くための音楽って最初から最後までひとつの流れであるわけで、歌うたってるところ以外は飛ばす、なんて聴き方は邪道でしかないと思うんだけど、こんなこと言うと「頭が古い」って言われるだけなのかね(泣)

 それでもやっぱ全体を通じた流れを味わえないって、「ぼくバカなんです」って宣言してるだけな気がするぞ。



 おなじ根っこと言うには根拠がないけど、やはり最近よくお目にかかる『アレクサ、なにかリラックスする曲かけて』というのも関連あるような無いような……

 曲がりなりにも音楽が生活の一部、という人間なら絶対言わないフレーズだと思うのよね。

 「なにか」じゃなくて具体的なアーチストか曲名リクエストするところですやろそこは。

 100歩譲って、見聞を広めるためAIのランダム選曲に任せてる、という可能性はあるけど、たぶん違うよね。


 去年マドンナが「最近の曲はどれもおなじ」って苦言呈してましたが、それは一面としては、音楽の背景化が著しいのだと思います。黒人ラッパーの曲とかまさにそれ。たとえば運転中などに気持ちよく聞き流せる程度が良しとされている。ひたすら無難な作業曲。

 逆にもし知人に「とっておきマイリスト」を披露しようものなら「あんたおたく?」と色づけされてしまう……最近はそういうのは避けたいのでしょう。


 映画でもBGMが鳴ってるのは認識できるけど、一度観ただけでフレーズを覚えてしまう『帝国軍マーチ』のような曲は、最近は滅多にない。

 「印象に残らない」という傾向は世界的で、たとえば最近「大人気」とされるBTSやカニエ・ウエストだが……彼らの代表曲サッと答えられる人、居ます?わたしは一曲も思い浮かびません。

 たとえアーチストに興味なくても「世界的大ヒット曲」ってのは耳に届くもんなんですけどね。マイケル・ジャクソンなら『スリラー』や『ブラック&ホワイト』、あるいは【アナ雪】のアレとか『PPAP』とか。


 ぐだぐだ並べてみましたが、いずれもサブスク時代の雑な消費に合致した傾向である、と言い切っちゃうのは極端か……?

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― 新着の感想 ―
[良い点] ヒットするような曲に関しては同意です。 でもよく探せばボーカルも曲の一部みたいなのや、バンドの演奏力半端ねー!みたいなのもありますよ。 あと『新しい音楽を創りたい』みたいな気概に溢れてるも…
[良い点] 昔母親が「最近の曲はみんな同じだ」って言ってた。なんで松田聖子・仲森明菜・河合奈保子・小泉今日子・松本伊代などが同じに聴こえるのか、年取ると理解力が低下して拒否反応示すのかなとかリアル中坊…
[一言]  結局その人にとって、その音楽(曲)はどういう存在なのか?という話に尽きると思います。私も好きな曲は「ボヘミアンラプソディー」とかは絶対に飛ばしたりはしたくありませんし、どこが好き?みたいな…
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