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この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約4年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

99.99%の凡人枠から

作者:草臥☆白処
冒険者マケルル・ベルモットは、英雄の器ではない。


『代末のお告げ』、終末思想の蔓延る世で、彼女の存在意義は限りなく無に近かった。世は、異世界は、テンプレは、彼女を望んじゃいなかった。
物語は紡がれる。彼女ではない、誰かの手によって。


求められてるは、魔王を切り裂く勇者であり、

大魔法を放つ魔導士であり、

たちどころに傷を癒す治癒士であり、

神への祈りを捧げる修道士なのだ。

もしかすると、チート能力を持った一般人かもしれない。
 

何物でもない彼女は、物語に必要とされていない。
些末な人間では、運命の言いなりでしかない。

世は穏やかな危機に瀕している。
そこには、嘱望される英雄がいる。


そんな世に、彼女の価値はあるのだろうか。生きて、成せる価値など、本当にあるのだろうか。

凡人である事は、耐え難い苦痛だ。
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