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3話 ブルーは暴露される

青目線

転校初日チャラチャラしたような生徒が困ってる先生の手伝いをしていた...風紀委員の腕章をつけた人に追われながら...


「えー...何この学校...」


と思うのも無理はないよね?でも見覚えのある人が3人ほどいた正直勘違い出会って欲しい...いやほんと...


「まさか...ね」


嫌な予感を感じながら校内に足を踏み入れた


「あなたが広瀬 青さんね」


「はいそうです」


職員室に行き担任になる先生に挨拶すます


「これからよろしくお願いします」


「こちらこそよろしくね、あなたのクラスは2年C組よちょっと問題のある子もいるけどみんな優しいいい子たちだから緊張しなくても大丈夫よ」


「そうなんですか?少し楽しみです」


「困ったことがあれば赤井くんを頼りなさい!!間違っても黒井くんはダメよ!!」


「えっ?黒井くんって何かあるんですか!?」


「あの...とにかくダメよ?ね?」


顔赤くして俯いている...あれ?これって


「...それはまた...まー約束は出来ませんが」


「んーまあそうよね...忘れてっとそろそろ行きましょうか?」


「はい」(そういえば黒井くんって?黒姉と関係あったりするのかな?」


そんなこと考えながら教室へ向かう


「待て!!和人!!」


ん?今和人って呼んだ?緑のことかな...?

すぐ横を男子生徒がとおりすぎていくさっきのチャラチャラしたような生徒と風紀委員の生徒だったなんか懐かしい匂いがする...


「今追いかけてた子が赤井くんで追われてた子が黒井くんね」


(黒井?やっぱ緑じゃなかったのかな?赤井って...広斗よね?多分」


「楽しそうな人達ですね」


「楽しくなるわね...黒井くんに何かされたら先生のところに来るのよ?」


あれ?やっぱり朝の先生の反応はそういう意味じゃなかったのかな?


「はいそうさせてもらいます」


そんな会話をしてるうちに教室に着く


「準備は出来た?」


「大丈夫です」


「それじゃー呼ばれたら入ってきてね」


「はいお願いします」


先生が入っていく


「おはようございまーすみんな元気?突然ですが今日は


転校生が来ています」

ガヤガヤ

「入ってきていいわよー広瀬さん」


「ん?広瀬?」


なんか名前に疑問持ってた人がいた?


教室に入ると男子生徒が騒ぎだすその中で驚いたような顔でこっちを見ているチャラチャラしたような生徒に懐かしさを感じる気がした


「広瀬 青ですよろしくお願いします」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

昼休憩中

質問攻めにあうチャラチャラしたような生徒は休憩が始まると同時にダッシュで出ていった...廊下走るなよ...


「どこに住んでるの?」


「どこから来たの?」


「趣味とかあるの?」


などありきたりな質問に答えていくただこっちからも聞きたいことがある


「あの...緑川 和人って名前の生徒知りませんか?」


「「「?」」」


誰も知らないようだ...去年の桃ちゃん年賀状に『みんな同じ学校に入ったよー』って書いてたのに...おかしい


「分からないなら大丈夫ですよ ありがとうございます」


「?もしかして好きな人だったりー?」


「!?」


テンションの高い子に言われ反応してしまった...


「その反応は?乙女か乙女なのか?どうなん?どうなん?」


「...ノーコメントで...」


何だこの子?するどい...


「それは認めたと同然だよーそっかー好きな人いるんだー男子たち残念だったね(笑)」


「「「チックショー」」」


「...ほかのクラスには内緒ですよ?」


「顔真っ赤でカワイー言わないよー」ダキッ


「えっなんで抱きついて!?」


「…いや?」


上目遣いの涙目で見てくる童顔の少女...あざとかわいい...


「いやじゃ...ないですけど...」


「あー敬語やめよー私野田 恵 めぐって呼んでー」


「わかったよめぐ私は青でいいよ」


「おー話しわかるーこれからよろしくねーあお」


「よろしくねめぐ」


この出会いが青の予定を大きく狂わせることになる...


ガラッ


「また逃げられた和人のやつ...」


赤井 広斗が帰ってくる聞いとかないとね


「レッドだよね赤井くんって」


「!?...それはどこで...」


「ブルーだよほら青ー」


「...あお...くん?」


「そーそー広くん帰ってきたよ!」


「...あのなんで女性の格好してるのでしょうか?」


「...やっぱ気づいてなかったんだ広くん...確かにおとこのかっこうしてたけど...」


「ん?えっと...女の子?まじで?」


緑に言われた通りだったんだ...


「...ちょっと殴らせて♡」


「え?あの...はい...」


「おらー」ゴスッ


「...ほんとに女の子だったんだな...」


「力が足りないってことかー!!」


「いや確かに和人を見る目が恋する乙女っぽいとは思ってはいたが...」


「!?気づいて...」


「ついついそっち系の人かと...」


「すいませーん金属バット貸して貰えませんかー」


「シャレになんねーぞそれは!?」


「あーでも緑に彼女を作らないようにするために利用させてもらったからおあいこってことで」ニッコリ


「えー何その情報初耳なんだけど!?何してくれちゃってんの!?」


「てへっだって緑はなにか役割与えとかなきゃ人助けをしまくってモテちゃうじゃん!!」


「もう手遅れだぞ?てか俺が持てないのそのせいかよ!?」


「そうじゃないよー女の子は硬い喋り方苦手な子が多いいんだよーあおとはなしてるときの口調は好感度高いよ!」


「まじで!?好きな子振り向いてくれると思う!?」


「いや、うんガンバッテ」


「期待させんなよ野田さんー」


「ごめんごめんwでだれなん?」


目が光る恵


「うおっクラスでばらした!?やらかした!!」


「教えろよーウリウリ」


「さすがに言わないよ?」


「相手の好みのタイプは?」


「和よりすごい人」


「無理じゃん」


「...和より強いひとって...黒姉の口癖...」


「!?」


「広斗の好きな人って...黒姉?」


「何言ってんだよ!そんなわけ...」


「そういえばの中学生になったら黒姉が黒魔術部作るとか言ってたよね?」


「...何が言いたい」


「風紀委員」


「!?」


「監査で入れるんじゃない?ぶ し つ♡」


「...なんでわかった?」


「話の流れよー黒姉綺麗になった?」


「変わってない」


「え?でも身長とか胸とか」


「...変わってない」


「...」


「なんだよ!!」


「...ロリコン!」


「言うと思ったー!!」


「だって...ねえ めぐみさーん」


「そうですわね〜あおさーん」


「なんでマダムふうなんだよ!!俺はロリコンじゃねー!!好きになった人がたまたま成長しなかっただけだ!!」


「「...で?好きなところは?」」


「守りたくなるとこ!!」


「「うわぁー」」


「...俺が悪かった...もうロリコンでもいいや」


「そういえば緑知らない?」


「切り替えはえーなおい!?いねーよ(ここには)」


「いないの!?じゃー辞めたの(学校を)!?」


「?辞めたな(追いかけるのを)」


どうも話が噛み合わないな...


「え?まだ会ってないの?」


「会ってないよ...?」


.......................


「...あー...なるほど...」


「何が!?なんかあるの!?」


「いや...ちょっと面白い勘違いに気づいてさーあはっ」

「まーすぐ気づくと思うし今は言わない!!」


「なんでよ!!教えてよ!」


「あいつは変わってねーぞ...いい意味でも悪い意味でも...な」


「何それ?」


「厄介な相手に惚れたなー青は...」


「...広くんもじゃない?」


「「.......はぁー」」


「お二人さんお二人さん!!お互い好きな人暴露はもう終わりにしなさいな」


「「...基本めぐみ(野田さん」のせいじゃね?」」


「...いやいやいやなんでそーなんのさ?自分たちで暴露したじゃん!?」


「...ふふふっめぐみ?あなたも好きな人いるの?」


ビクゥ


「ななななんのことやらー」


「広くん右」


「いや俺は知ってるし...」


「赤井くん!?なんで!?」


「好きなの中一の時からだろ?」


「...ほんとに知ってるんだ...」


「そこ俺も一緒にいたじゃん?」


「そういえば...」


「めぐみは長い片想いなんだね」ニヤニヤ


「あおちゃん程じゃないよ」


「そうだった...」


「強力なライバルもいるしね野田さんには...」


「広くんなんでこっち見て言う?」


「別に?」


「気になる言い方するなー」


「ほんとに野田さんは苦労することになるよ...それに野田さんの応援にはまわれないからね」


「気づいてるよ...さっきの表情見えたし」


「?」


なんの話しかは分からないが


「頑張ってね?」


これしか言えないよね?


チャラチャラしたような生徒がダッシュで教室に入ると同時にチャイムがなり授業が始まる

なぜだかチャラチャラしたような生徒と目が合ったがたまたまなんだろう

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