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おっさん家!  作者: サン助 箱スキー
4章 鉄製の自転車モドキを作る為に鉄と加工手段を手に入れろ
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爪と〇〇〇

飯テロ回じゃないです



 ニカラの鬼さん達の朝食に混ざりに来た。

というか、カンタ君も俺も、いつも朝食はご馳走になっている。二人分増えても作る手間は変わらないから毎日来てくださいと言われて甘えてる状態だ。


最近の鬼さん達に流行っている食べ物は、アオさんの作った鬼の豆腐(俺だけがそう呼んでいる)だ。塩を作る際に出たニガリがあったのと、枝豆タイプのアルラウネさんの協力のもと、タブレットで検索したベルゼブブのイチオシ美味しい絹ごし豆腐レシピを見ながら作ったんだけど、残ったオカラも美味しく食べられるレシピ付きで、余すこと無く美味しく頂いている。


何気にベルゼブブ様は、素晴らしい味覚の持ち主のようで、いつもレシピを見させて貰ってる。

そりゃ暴食を司るって言うか七つの大罪の1つだけど食に携わる神様だもんなあ。美味しいレシピを知っていてもおかしくない。


料理下手な俺でもある程度美味しい絹ごし豆腐を作れるんだから、料理上手になってしまい、ついに村の朝食担当なってしまったアオさんが作れば、昔京都で食べた少しお高い絹ごし豆腐なみに美味い物が食べられる。


豆腐に乗せる薬味だけど、俺はミョウガが好きだ。鬼さん達は、葱派と大根おろし派に別れている。カンタ君は、毎日日替わりで乗せている。


オカラの和え物も凄く美味しい。ベルゼブブ様に会えるなら、素晴らしいレシピを無料で公開してくれてる事に、お礼を言いたいくらいだ。


パンツァー様なら会えるかもだから、今度時間がある時にお願いして、会った時に渡してくださいと、みずみずしい世界樹の葉でも添えてお礼の手紙でも書いておこう。たぶん喜ばれるはず。


朝食も殆ど皆が食べ終わり、朝の日課の神気解放で色々食材を提供してくれてるアルラウネさんやマタンゴさん、エントさん達にエーテル素粒子を撒き散らす。この時はカンタ君も手伝ってくれる。


「さて、皆さんの最近のリクエストの鉄ですけど、聖域の地面を掘っても出て来ません。」


この惑星の中心核が黄金なのは前話で軽く言ったと思うけど、表層になる地殻には鉄も含まれてるんだ。


「なので、どなたかが南西の大陸に行って貰って買ってきて欲しいのです鉄鉱石を。」


そう言うと、鬼の皆さんがざわつき出した。


「ニノ様、外界に出ても大丈夫なのでしょうか私達が。」


そう聞いて来たのはアカさん、相変わらずくだけて喋ってくれない人だけど、1番良く会話をする鬼さんでもある。他の鬼さん達と少し見てる場所が違うというか、斜め上というか、個人的な意見がとても面白く。そう言う考え方も、そんな物の見方もあるんだなって思わせてくれる人だ。


「ん?ラスト大陸くらいじゃないですか?緑鬼がニカラ氏族だけだったのは。南西の大陸の港町のヘルポートなんかだと緑鬼通りなんてのもありますよ。チャさんも、そこの出身ですし。」


因みに、朝食にチャさんパンさんは参加してない。これは最長老の種ありの実をちょっとずつ食べてた罰だ。最近ツヤツヤしてんなって思って以前タブレットに勝手に撮って保存してた写真と見比べたら確実に若返っていて、最長老に問い詰めたら発覚したんだ。


なので2ヶ月朝食抜きの刑を与えた。


最長老に与えた罰は、種無しの実を食べたい生き物が居たら2ヶ月間断らずに食べさせてと言う罰なのか分からない罰だが、日本製植物活力液のアンプル3本セットを渡して2ヶ月経ったら使って良いですと言ってある。


美味しい物を目の前にして我慢するのは十分な罰だろ?


「チャさんが住んでた時代とまるっきり変わってますけど、それでも多数の緑鬼さんが住んでますよ。そこの近くに大きな鉱石屋があるので、マジックバッグ持って買い出しに行って貰えませんかね?」


「なあニノにい、お金持ってないのにどうやって買うんだよ。移動はニノにいが神力で送り迎えしてくれるんだろうけどさ。」


ふふふ、カンタ君の疑問に答える時が来た。


「だからこのアバターなんだよね。ヒヒイロカネの皮膚。」


鬼さん達がヒヒイロカネと聞いてざわざわしてる。


「神鉄の1つヒヒイロカネ、この爪1つ持って売りに行けば、売ったお金で鉄鉱石くらい余裕で大量に買えるでしょ?」


俺の爪と言うか金鬼アバターの爪、通常サイズだと五百円玉を2つ並べた位の長さと横幅で厚みが1cmくらい、これ一個あれば他の金属と混ぜて神器モドキ魔剣とか作れる量だったりする。


「でもいいのか?ヒヒイロカネなんて希少金属だろ?ニノにいって物の価値が分かってないよな。」


失敬な、分かっているから人間サイズなんだろう。


「だから人間サイズなんだよ、このサイズの爪なら短剣とか槍の穂先くらいしか作れないし。それにさ、ヒヒイロカネが欲しいならこのアバターでゴハン食べたら。」


お食事中の人ごめんなさい。


「ウ〇コがヒヒイロカネなんだよね……」


相変わらずカンタ君の何言ってんだコイツって目付きが辛い。


朝食が終わるまで待っただろ?


そんな目で見ないでくれよ皆さん。




下品ですよねー

次回もう少し突っ込んでウ〇コの話です。

そりゃ産まれてすぐに川に流されそうになりますよ。


筆者が金鬼さんに出会ったら確実に怒られる設定です。


実在の金鬼さんと、主人公は違いますからね!


読んで貰えて嬉しいです。

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