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おっさん家!  作者: サン助 箱スキー
3章 調味料が欲しいです
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また来た桃

やっと日本回が来そうです。


 令和元年の日本にて


 ユーガッタメール♪ユーガッタメール♪


「おや?マルトうじメール来てるでござるよ。」


和装のイケメンがメールの着信音に気付いて、タブレットの所有者にメールの着信を知らせている。


「あれ?その着信音ならニノさんですね。どうしたんでしょうね。」

「なんと、あの荒ぶる御神(ごじん)からでござるか!なんと言ってきてるでござるか?」


その問いにタブレットの所有者がメールを開いて確認し終わり、質問に答える。


「どうやらレンタカーを借りれないか、との事ですね。鹿児島に行きたいらしいです。」


「レンタカー?あの御神(ごじん)こちらに住んでおった頃に自動車の免許証は所持しておったでござるか?」

「それは所持していた筈ですね、普段から軽トラックや2トントラック等に乗ってる所を見た事がありますから。」


「それなら申請しておくでござる、この間の仙桃で色々便宜を測っても大丈夫でござろうし。」


「何日くらいに許可証発行されそうですか?」

「出雲でも高天原でも伊勢でもすぐに作ってくれるでござるよ。それくらいの贈り物であろう仙桃とは。」


その答えに、ですよね仙桃ですもんねと呟きながら。


「それなら明日の午前9時頃なら大丈夫と伝えてよろしいですかね?あとは私が着いて行きますので。」


「よろしく頼むでござるよマルトうじ。あと、こちらの攻撃的な御柱達にはできるだけ関わらないようにして貰うでござるよ。」


言われた事に対して、苦笑いをしながらメールのやり取りをしているおじさんが答える。


「それはもちろんです。と言うか格の違いを教えられるだけだと思うんですがね。」


「負けず嫌いな者が多いでござるからなあ九州は。」


そんな会話をしながら、マルトと呼ばれた和装のおじさんがメールを返す。返したメールを送信した1分後には、よろしくお願いしますのメールと添付されて来た仙桃が2つ……


処分に困ってイケメンとおじさん2人のお腹に収まりました。高級品だし美味しいんだけど、こう何回も贈られてくると価値が分からなくなりますね。しかりしかり。と言う言葉と共に。




 惑星パンツに戻る


 マルトさんに九州・鹿児島に行くのに、新幹線の切符の入手と乗車の可否と現地でレンタカーを借りれないかメールで聞いてみたら。


乗車なら人が少ない日取りなら大丈夫ですし、新幹線なら片道でよろしいですか?帰りは転移でしょうから?それとレンタカーを借りる為の身分証なら発行出来るはずですよ。と返信を貰った。


お願いしますお手数をお掛けしますが。とさらにメールを送った。

明日には発行出来るらしいので午前9時30分頃に来て頂けたら用意出来てますよ。と返信を貰ったので新幹線の切符は片道でレンタカーは鹿児島中央駅の近くで借りれますか?とメールで質問したら。

大丈夫です。と返って来たので。よろしくお願いしますの一言と最長老の実の熟れたのを2つ添付しておいた。


まあ実家に帰省の現地到着時間をいじるだけだから、今すぐ出発出来るんだけどな。


出発しない理由は、買ってくるち〇ーるの味をガンモとハルちゃんが言い争って居るからだ。

言い争うと言うか、カツオもササミも貝柱もサーモンも全部欲しいけど、どうしようと2匹でうにゃうにゃ言いながら悩んでるって事だな。


そんなに悩むなら、何時も行くホームセンターに並べてある全種類を買ってくるよ。なんて無粋な話はもう少し待ってからにするかって思うくらいに。

ガンモとハルちゃんのやり取りが可愛かった。


カンタ君は、早々に寝てしまったけどな!



久しぶりの日本回がもうすぐ来ますよ。

軽トラの荷台→電車→新幹線→レンタカーと言う交通機関を使って鹿児島県枕崎市まで行かせます。

行く理由?鹿児島県枕崎市と言えばカツオだろ、鰹節だろ。でも買ってくるのは鰹出汁の元だけどな。


こんな物語でも読んで貰えて嬉しいです。


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