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おっさん家!  作者: サン助 箱スキー
3章 調味料が欲しいです
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惑星パンツの雰囲気をぶち壊す何か

何時になったら饂飩作るんだよ。


 夕日が落ちてしまう前に海水採取組が帰って来てくれた。あれ?大陸だろ?って思うだろ。

そこは俺の作った無属性の魔石さん達が大活躍さ。

各方面の海に向かった鬼さん達は、内向きの魔術が得意な人達なんだよ。内向きの魔術?って思う方も予想が付いてる方も居るだろうけど説明しとく。

身体強化って事さ。つまりエーテル素粒子(魔力っぽいの)を魔石から取り出して、身体能力をドーピングしてダッシュして貰った。

そうしないと南北に600km東西に1200kmもある大陸を空を飛ぶわけでも無いのに10時間程で行って帰って来れるわけないからな。ちなみにスキルで浮いて貰ったまんまでな。


 帰還した鬼さん達から無属性の魔石を回収しつつ、料理をするのは明日だと伝えて、べっこう飴と米8麦2の握り飯1人3個ずつと土鍋いっぱいの味噌汁を渡しておいた。お疲れ様です。


全員無事に帰って来たので、海水を回収しておいた。鬼さん達の使ってるエンジさん作の石瓶(いしがめ)に入れてだけどな。タブレット操作して収納したから保存状態もバッチリさ。



 鬼さん達が帰る時に、今日の昼間に何をしていたかを話す子供達の姿が微笑ましかった。変な事を覚えさせたのは、少しだけ申し訳ない気持ちになるが後悔はしていない。

明日は、お饂飩祭りだな。今晩中に日本に行って鰹出汁を手に入れて来ないと。そんな事を考えながらカンタ君と帰宅してたら。


「なあニノにい。どうせならさコース作ってくれよ。と言うかコース作ろうぜ。右回りと左回りのくねくねした奴を2つさ。」


なんてカンタ君が言ってくれるもんだから。


「マイレース場なんて何処の富豪だよ、そんな贅沢な物を所持するのはどうかと思うよ。」


と、あくまで一般人を装って答えてみたら。


「富豪って言うか星神様じゃん、別に誰に遠慮する事も無いと思うけど?やっぱり作ったり維持したりするのに凄いお金掛かるからか?」


「金銭的には、そんなに要らないと思うよ。と言うかアスファルトで舗装するのが大変なだけでさ。」


「労働力が足りないって言うなら皆に手伝わせたらいいじゃん。どうせ緑鬼達も使うんだろ?」


なんて言ってくれる……


「俺だって作りたいよ、だって日本で生きていた頃の趣味ってオートバイだからね。でもファンタジー世界にサーキット場とか雰囲気ぶち壊しじゃない?」


「雰囲気ぶち壊しって言うなら、家の屋根に乗っけてるソーラーパネルの時点でぶち壊しだろ?それに大いなる(パンツァー)に好きにしていいって言われてるんだし良いじゃん。」


「うーん、考えとく。荷物を届けて貰うのに少しくらいの道を作らないとだからさ。」


そんな会話をしながら帰宅した。左肩にガンモを乗っけて。

カンタ君はハルちゃんを乗っけて。

もちろん、いつもの如く椅子で浮いてさ。


カンタ君には、とりあえず自転車っぽい何かを作ってからサーキット場をどうするか決めようと言っておいた。

日本人お得意の保留ってやつさ。



饂飩を作るのは日本に行った後ですけど?

マルトさんを出さないといけませんので。

なんでマルトさんって思う人も居るかもですが、主人公、ガンモ、カンタ君と共にこの物語の主要キャラだからですよ。


こんな後書きまで読んで貰えて感謝です。

本日もう1話投稿予定です。


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