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おっさん家!  作者: サン助 箱スキー
3章 調味料が欲しいです
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小麦粉?

臼を引いて小麦粉を作るはずがどうしてこうなった。


 昼食の用意も終わり、握り飯と香の物をチャさんパンさん俺の3人で運んで広場まで帰って来たんだけど。鬼さん達の議論が白熱しまくって、何故かハクさんがエンジさんの後頭部を鷲掴みにして濃厚なベロチューをしていて、他の鬼さん達が目を手で覆いつつも隙間を開けて、見たいけど見るみたいな事をやっている。

子供達も同じく……何故だ……どうして聖域の四聖獣と霊獣霊草との共存について議論を交わしていたらベロチューになるんだ?


昼飯を食べながら事の経緯(いきさつ)を聞いてみるとエンジさんが愛なんだろうなと呟いたのにハクさんが反応して、あんな事になってたらしい。


「だって普段なら好きだとか愛してるなんて言わない(うち)の旦那が愛なんだろうななんて呟いたら愛しくて愛しくてつい。」


とハクさんが照れながら教えてくれた。

リア充どもめ!と思ったらエンジさんの食べた香の物に塩の塊が付いていたようでむせていた。うんよし!



 そして鬼さん達が共生がテーマで議論を交わしていたって言ったよな、でも何故か浮く時に使っている座布板?丸太の椅子がもう少し移動に適した形の物が作れないかと質問された。


「えっと……そうですね、スキルで浮いてスキルで移動するなら意味があるか分からないですけど、自転車ってのがありますね。」


タブレットを操作して空中に自転車の画像を投影したら、鬼さん達が作れそうだなとか言ってくれちゃってるよ。


「いやいや、私の故郷の技術力をそんな簡単に理解して貰ったら困りますよ?こんな見た目ですが凄い技術の塊なんですから。」


訝しげな顔をしている鬼さん達にさらに続ける。


「そうですね、安いものだと銀貨6枚程で買えますけど、技術力の塊のような最高級の物になると大金貨数枚出しても買えない代物なんですよ。でもなんで椅子や板じゃダメなんです?」


ママチャリからロードバイクやマウンテンバイクさらにピストまで色々な画像を見せながら丸太や板じゃダメな理由を聞いてみた。

ピストがわからない人は世界の知識が画像と文字になって詰め込まれているインターネットと言う叡智の世界に飛び込んで調べてくれ。


遠くから見ると移動してる姿が気持ち悪いとの事だ。大人の鬼さん達みたいに座布板に座って移動してると、確かに頭の高さが一切動かず音もなく滑るように移動してるから、少しだけ気持ち悪いと俺も思っていた。


「それならいま出来る技術で1度作って見ましょうか?」


そう提案すると、クロさんが鉄を使っていたなとか、チャさんが車輪に飛龍の薄皮のような物を巻いてあったなとか、パンさんがあの真ん中の下の方にある歯車と後ろの車輪の歯車を繋いでいるのがどういう構造なのか、その他にも2つの車輪で転ばないのかとかなんて言いながら大人の鬼さん達全員で議論を始めてしまった。


「とりあえず最初は失敗しても良いので色々作ってみましょうか、完成品の優先度は子供達からと言う事で、まず子供サイズの試作でもしてみますか?」


自転車かー、乗った事無いけど楽しそうだよな。とカンタ君も期待に目を輝かせてる、子供達にたのしい?面白い?なんて聞かれて、楽しそうだよ!って元気に答えてた。


「あっ、それでも先に塩やお酢や香辛料の在庫が乏しくなって来たので、私も含めた皆さんで四方の海に汲みに行きませんか?それと小麦が余り気味になって来たので小麦粉にしますから、小麦粉を使った料理でも作りましょうか。」


日本の米を食べた時みたいに美味いものが食べられそうだと言う雰囲気がしていたらしく、鬼さん達が握り飯を食べたばかりなのに、飯の用意か!そりゃ大事だ!大事だ!なんて言っている。


料理そんなに得意じゃないけど大丈夫だろうか、いざとなったらガンモ貯金を崩してタブレットで出来合いの物でも注文しよう。


そんな事を考えながら、誰がどの方向の海に向かうかって話し合いになっていた、子供達が最寄りの海岸なのは確定のようだ。


どうやら角うなぎさんが協力してくれるらしく1往復だけで終わりそうだけどね。



小麦粉を作らせたいです、でもこの章のテーマの調味料も大切だし、あらすじに書いた木製自転車も大事……


あちらを立てればこちらが立たずなんて言葉が頭の中に浮いては消える筆者であります。


こんな後書きまで読んで貰えて感謝しております。

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