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おっさん家!  作者: サン助 箱スキー
3章 調味料が欲しいです
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虎?ネコ科。

ネコ科ですね。


 少しだけ幸せ過ぎる事に罪悪感を感じながらも、今度は肝心な虎の話だ。


「さて皆さん、北のスッポン南のうなぎ東のトンビと来たら、最後の西はどんな聖獣だと思いますか?チャさんとパンさんも1度も出会った事が無いでしょうから参加して皆さんで考えて見てくださいね。」


ヒントはネコ科だな。と言うのは、この聖域にネコ科の生き物と言うかネコ科って2匹しか居ないんだよ、もちろん1匹は我らが癒しのもふもふガンモだったりする。でもガンモは神獣で聖獣じゃないんだ。

そんな中でカンタ君が最初に手を上げて発言してくれた。


「青龍、玄武、朱雀と来たら白虎だろ?いちおうこっちの聖獣も大きく外して無いじゃん、だから白い豹とか?」


「ぶぶーーー!違います。残念。」


あっ!やばい!答えが居る…………

ニノ先生の聖域の四方講座に参加してなかった唯一の存在、ギン君2歳が抱き抱えて連れて来てたりする……


「あーね、皆さん後ろを見てください。ギン君の抱き抱えているソレが最後の聖獣で西の聖獣、五尾の猫です。」


身長1m程の小鬼が腕いっぱいにして抱き抱えて来たのが、全身さびちゃ色の短毛のかぎ尻尾五本の雌猫でガンモの恋猫?恋人?なんだよ。出逢は突然で一瞬で燃え上がったそうだ。そこはそのうち説明する。


「あれです。ギン君に全身をだらしなく預けてもふもふされて、ゴロゴロと喉を鳴らしているその子が聖域の西の守護聖獣の猫さんです。短毛でビロードのような滑らかな手触りの素敵な女の子ですね。」


そう言うと子供達が。知ってる!ワカメ彦のお嫁さんだ!なんて言っている。

ガンモのパパさんを自負している俺はガンモをお婿さんにした覚えはありませんからね!と思っておく。ちなみに俺は結婚歴無しだ。

ガンモをお婿さんに出すなんて、お嫁さんを貰うのもなんか違うだろ、どう言えば良いのかわからんが……


閑話休題(はなしをすすめろ)


 1人悶えていても何にもならないのでギン君の後ろから普通に歩いて付いて来ているガンモの姿に癒されながら。


「はい、皆さん。これで聖域の四方の守護聖獣の事は理解出来ましたね?どうですか?」


そう聞いたけど既に子供達は五尾の猫とガンモをわしゃわしゃしてしまって収集が付かなくなっている。微笑ましいから気にしない。

大人の鬼さん達に向かって続けよう、カンタ君を子供達の中から引き摺って元の位置に座らせて。


「とりあえず四方の事は四体の聖獣に任せていますから外界の四大陸から、この中央大陸に海を渡って来ようとしても絶対に辿り着けないんです。

でももし何かしらの偶然で聖獣の監視をすり抜けて聖域に辿り着いたらどうなると思います?」


その問いに答えてくれたのは、アカさん。


「我々のようになるのでは?」


「違いますね、基本的に聖域の全ての者に牙を剥かれますね。つまり存在すら許されないって事ですね。」


うん、この決まり事だけは大切だからちゃんと教えとかないとな。


「あれです、私が皆さんの対応をした時に聖域に害を為す云々の話をしたのを覚えていますか?あの時皆さんが森の中の獣道になっている土が剥き出しの部分を歩かず藪の中を歩いていて、虫の1匹でも踏み潰して殺していたなら、皆さんが次の命に生まれ変わる事も許さず消滅させていましたよ。」


笑顔でそれを伝えたら、何故だととの問を貰えたので、俺が話すよりと思ってチャさんにお願いしてみた。


「聖なる大地に生きる者全てが、その種全てを司っているからと言うのが理由だ、つまり聖域に住むその生き物が死んでしまえば外界に住む同種の生き物が全て滅びに向かう事になる。」


「チャさん正解、その通りなんですよ。皆さんが森の中で普段なら気にもしない虫を1匹踏み潰したとします。そうするとその虫と同種の外界の虫が生物も魔物も含めて滅びの道を歩むんです。」


チャさんの発言に足りない所を補足しながら語りかけてみた、ニカラの皆さんは侃侃諤諤の議論を交わし始めたようだ。


ちゃんと考えて欲しい、聖域に暮らすと言う事を。


カンタ君は、そんなの当たり前だろ?なんて言いながらガンモと五尾の猫さんに、どこから取り出したか分からない地球産の焼きカツオをあげていた。

聖域の説明回のほとんど書きました、でも足りない……


めちゃくちゃ詳細に文章にしたいジレンマに葛藤しながら書いてます。


ここまで読んで頂けて感謝します。


次回 自転車作り始めます。


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