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おっさん家!  作者: サン助 箱スキー
2章 隣人が出来ました。
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吸引力の変わらない神器

ふぅなんとか投稿出来た!


 「今日の夕方にでも解放しようと思っているのですが。その後は、其方に送り届けるで良いのでしょうか?」


何をしているかと聞かれたらパンツァー様と通話中なのさ。


「うん、そうだね。どうせそっちに置いといても持て余すだろうからさ。」


「ただ、本当に暴れたりしないのでしょうか?」


そこが1番大切なんだよな。


「だから言ってるでしょ、君の神気の半分も解放すれば二人とも立ってさえ居られないってさ。」


「それが本当なら助かるのですが。」


「まぁあれだよ、暴れだした時の為にちょっとした物を送るから使ってよ〜♪と言うかそれを使ったら勝手にこっちに来るように設定しとくからさ、お話が終わったら使ってこっちに送ってあげてね。」


「はい、分かりました。」


そう答えたら。


「やっぱり硬いねえ、もっとフランクにさ。ぶ!ラジャーとか言えないの?言えないの?」


「言えません……」


「ちぇっ、つまんないの……まぁ良いや。んで青い月の変わりは用意したんでしょ?」


「はい、それは先に用意させて貰いました。」


「うん、それなら大丈夫!まぁ後はテキトーにやっといてね、んじゃまたね〜♪」


こんな会話をしたんだけど、鬼さん達に言わせるとタブレットから唸り声が聞こえてきて、それに俺が唸り声で答えてるって……

あれだな言語理解が無かったら唸り声にしか聞こえないんだな俺とパンツァー様のやり取りって。


それは良いとして、2柱の神と2人の英雄を迎えるんだからって、それなりのもてなしを開かないとなと思ったんだ。それで鬼さん達にどんな食べ物と飲み物を用意したら良いか訪ねたら……米の握り飯とキツイ酒って……

仕方ないからマルトさんに日本の米と安い焼酎を送ってくださいってお金を添付してメールを入れたんだけど、そっこーで送られてきた。

ちなみに


「毎度!おおきに!お荷物お届けに来ましたで。」


と言って絨毯に乗った西〇運輸のおじさんがパンツァー様の荷物とマルトさんからの荷物両方届けてくれた。

最初はトラックだったのに、今はなんで絨毯に乗ってるのか聞いたら。


「ここら辺って道路の整備してませんやろ?タイヤがパンクしてしまいますがな。はよ道作ってくれんとトラック使えんからコスト掛かってしゃーないんですわ。まっこっちの都合なんでお気になさらず。」


そんな事を言われた。アスファルトで舗装しないといけないらしい。地球じゃないのに……


 そんなこんなで夕方になって聖域から青い月が見えて、他の四大陸から見えない時間が来たんだ。


それに合わせて俺の住んでる草原の近くの海の上に浮島を浮かべて(関西空港みたいな物と思ってくれ)遠くで鬼さん達が見守る中で青い月を新旧入れた変えて、古い方を落とした。と言ってもコロニー落としとか想像しちゃダメよ。


この1年練習した念動力でソフトに落としたからさ、羽が地面に落ちるくらいの衝撃しか出さなかったよ。


そしてギフトの吸い出しを始める。

チャのギフト神の檻、パンのギフト生命力増幅

この2つをパンツァー様から借りた吸引力の変わらない掃除機型の神器で吸い出して行く。


閉じ込められ続けた2柱の神は、元々の大きさを維持出来なくなっていたみたいで、中肉中背の人間サイズの俺より少しだけ大きいくらいだ。


チャとパンの2人は、一度使えば死ぬまで続くと言われていたギフトが解けた事に戸惑いながら抱き合っている。子供の教育に悪いレベルの姿で。


てかなんでチャとパンは裸で抱き合ってるんだよ!




次回と次次回で2章を大きく纏めて、2章エピローグを挟んで3章突入です。3章では、風車水車木工旋盤作成をさせるつもりです。


読んで貰えたら嬉しいです。

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