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おっさん家!  作者: サン助 箱スキー
7章 クラス転移なんて迷惑でしかない
243/347

もも鉄99年

99年でプレイすると、めちゃくちゃ時間がかかりますよね。


 自分の見た目がどうなったのか気になったから、タブレットの画面を暗くして自分を映して見てみた……うーん……


「これってどう見ても子供の時の俺だよな……」


 金髪で碧眼。真っ白な肌のふにふにの3歳児……


「なんだよニノにいってヨーロッパ系だったのか?仏教圏出身だと思ってたよ。」


「ニノさん?その見た目は……」


「たぶん最初に見せたケロイド顔のアバターの子供の頃ですね。タブレットが全然動かないんですけど、これって……」


 タブレットを動かしてアバターを替えたいんだけど、電源すら入らないんだ。


「神格10Pくらい無いと直ぐに電池切れで動かなくなりますよ、そのタブレットは。」


 知らなかった。1度も電源落ちたことが無かったから、半永久的に動くと思ってた。


「初期アバターに戻ったら?その見た目はちょっと愛くるし過ぎだから。ニノにいはオッサンじゃ無きゃ違和感がありすぎるよ。」


 あっそうか、戻ろ……


「どうだろ?戻れてる?なんか違和感が凄いんだけど……」


「戻れてるよ。でも神気全開放したまんまでしょ?キリッとしてる…………ひっ……」


「ニノ。お仕事完了?僕のお仕事残ってる?」


 残ってないね。頑張らせたから高級缶詰でもあげようかな。


「今日やらないとな事は全部終わったから、お仕事完了だよ。高級缶詰とイワシとシラスのダブルトッピングにしてあげるよ。」


 カンタ君を踏み台にして、凄い勢いで俺に飛び掛って来たガンモが、爪を立てて肩に登ってくれたんだけど……


「ガンモ!切れてる!真っ二つに切れてる!」


 ガンモが爪を立てて登った部分がスッパりと背中まで切れてた……なんだこれ?


「そりゃ神格1の神の体なんて神格5千を超えてる神獣だと豆腐みたいなもんだよ……豆腐の方が固いかな?……」


「ニノさん!落ち着いてないで治療を!そのままじゃ消滅してしまいますよ!」


「え?あっはい。インベントリも開け無いのでチシャ菜さん、葉っぱを1枚頂きたい。」


 何時もなら言葉が聞こえるのに、何も聞こえない……だけどチシャ菜さんがちゃんと1枚葉っぱを分けてくれた。


「言語理解も使えないようですね……」


「ニノにいって、今日本語を話してるよ。日本語理解持ってる奴なら言葉も分かるっしょ。」


 それなら皆さんわかってるな。


「とりあえず今日の所はここまで。解散!」


「マルトっち。ニノにいの部屋でゲームでもしよ。」


「カンタ様。皆さんをどうにかしないと……」


 解散って言っても、誰も動こうとしない……

まあ良いか。俺の居ない所で議論でも交わしたそうだから。


「マルトさん。〇鉄で勝負しませんか?カンタ君も。」


「おっ!ニノにい99年でやるんだろ?99年ならオイラ負けないぜ!」


 桃〇99年とか……時間掛かりそう……。





 その頃の地球では……


「メンヘラうい〜す!若返ってんじゃん。」


 マルトさんの社の前で待ち受けていたテューポーン、ロキ、ハーデス、大国主。テューポーンが吸引力の変わらない掃除機型の神器で神の檻を吸い出すと、中に入っていたヘーラーに話しかけた。


「メンヘラと呼ばないで欲しいですわ、テューポーン叔父様。」


 20代前半の見た目に戻って、ガンモの癒し成分のおかげで超美肌になったヘーラー……機嫌が良さそうだ。


「久しぶりだなヘーラー。アレはどうだった?お前の目から見てヤバめな感じか?」


 自身の目で何回も確認はしているが、配達員と受取人と言う立場なので本気を見た事の無いロキ。


「家の旦那と同レベルか少し下くらいかな?かなりヤバめって感じかな。」


 オリュンポスの全能神ゼウスと似たようなモノと評価されてしまっている。


「ロキ殿。ハーデス。テューポーン叔父上。国。何故に黙って居たのだ?あれ程の者を告知もせぬままに放置しておく等と気が触れたか?」


「危うくヘーラーお姉様が戻ってこれなくなる所でしたよ。」


 イザナギ様もイザナミ様も憤っている。


「だってニノって、正式に惑星パンツと繋がってないからホントは星神見習いだもん。繋がるまで通知は行かないんじゃないかな⤴︎ 」



「テューポーン殿!アレで見習いだと言うのか!」


 驚いたのは大国主。常日頃監視していた対象が正式な神では無く、見習いと言う事が信じられないようだ。


「だってさ、オレの部下だよ?眷属じゃなくて部下。いずれ同じ立場まで上がってこれる部下。正式に神になったら本体の時の俺と同格になる神。見習いでも圧倒してくれないと、俺に並び立つなんて無理だろ?」


「やはり輪廻の輪に戻すべきだったかと、今更ながら少し後悔してしまうな。」


 関西弁じゃない冥王ハーデス……


「転生課の課長じゃなくて、冥界の主としてハデっちゃんも動くみたいだし。これからしばらく目が離せなさそうじゃね?」


「ポンちゃん。俺も終焉の神として動いた方が良いか?」


 本来の姿に戻った方が良いか尋ねるロキ。


「もうちっと配達員やっててくれよ。まだ少し必要だろうからさ。」



 白い月の中に封印されていた神々達は、テューポーン、ハーデス、ロキ、ヘーラー、イザナギ、イザナミ、大国主と特級神が揃い踏みしているせいで、全員正座で待機していた。








 


 先代魔王をどうにかしたら7章も終わりです


読んで貰えて感謝です。

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