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おっさん家!  作者: サン助 箱スキー
7章 クラス転移なんて迷惑でしかない
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ビグ〇ム

モビル〇ーマータイプですね……いいのかな?


 ニノとオリュンポス最凶の鬼嫁が対峙している頃、ガンモは世界中の空をマッハで駆け回っていた。


「示芽慈!早く帰るよ。お昼ご飯の時間ですよ。」


 なんの為に探し回っていたのか?それはお昼ご飯を家族で揃って食べる為。その為だけにマッハ10と言う異常な速さで世界中の空を駆け回っていたのだが……

 空を駆ける4tトラックサイズの九尾の猫2体が出会った場所が悪かった。


 その場所は天元大陸の霊峰の山頂にある転移門の近く。パンツの衛星カラフルから出向中の守護者、機械仕掛けの生命体・エクス族が護っていたのだが……


「パパさん!なんかいる!なんか変なのがいる!」


 映像化されたら、絶対にモザイクで隠さないといけないデザインの機械仕掛けの生命体が一体。


「アレはビ〇ザムtypeのエクス族さんだよ。攻撃したらニノから怒られるよ。」


 緑のでっかいモビ〇アーマーtypeの守護者がメガ粒〇砲をガンモやシメジに向けていたのだが、星神の眷族なのに気が付いて、発射準備を解除したようだ。


「若芽様、お久しゅう。そちらの神獣様は息子の示芽慈様で御座いましょうか?」


 ビグ〇ムのてっぺん部分がリトラヘッドライトのように開いて、そこから出て来た顔がガンモに話し掛けた……


 出て来た顔もド〇ル・ザビにそっくりなので、映像化されたらモザイク必須である。


「トスル・サヒさんお久しぶり!そうだよ息子の示芽慈彦だよ。」


 4tトラックサイズのガンモやシメジが子猫サイズに見える程に大きいエクス族。果たして、こんなキャラを出しても良いのだろうか?


「最近世界中が騒がしいですが、皆機械仕掛けになってしまえば病気等かからんので良いと思うのですが、新しき主に忠言申さねばならんですな。」


 そんな怖い事を言うエクス族。


「僕や示芽慈彦が居るから大丈夫。世界中を癒してあげるんだから。」


 ガンモが自信満々にそう言うと。


「聖域では、今まさに神々の戦いが始まろうとしていますな。万に1つも主が負ける姿が思い浮かばないのですが、何かあったらパンツ圏がどうなる事やら。」


 世界中をレーダーで見守っているエクス族。既に戦闘態勢に入って居るヘーラーと、まさに今戦闘態勢に入ろうとしているニノの事をガンモに伝えると……


「僕が居ないとニノが困るから帰る。」


 目の前に転移門があるのに、聖域に向かって走り始めたガンモ……


「示芽慈彦様!転移門から聖域に帰りましょう!」

「示芽慈!急ぐぞ。」「何が起きてるにゃ!」「緑のおっきいのが気になるにゃ!」「緑のキャラが濃すぎるにゃ!」


 シメジ一行は普通に転移門から聖域に帰って行った。


「我らエクス族が束になっても叶わないデュポーン殿の初めての部下を、どうにか出来ると思うなよオリュンポスの鬼嫁め……」


 一行が転移門に入った後に、小さく呟いた後にカラフル月と通信を開始する。


「オリュンポスの神々と再度戦える時が来る。デウス・エクス・マキナの再開だ。準備せよ。」


 なんか大事になってしまいそうな予感が……




読んで貰えて感謝です。

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