表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おっさん家!  作者: サン助 箱スキー
7章 クラス転移なんて迷惑でしかない
231/347

殆ど捕まえた。

 殆どです。


 アカさんが4人の冒険者と楽しくおしゃべりしている間に勇者や聖女の話をしてみたのだが、4人の冒険者から教えて貰った事と言えば。


「賢者殿は必死に資料を読み漁っている。教育に関する行政機関の大勢が色々と質問を投げ掛けても適切に答えてくれるそうだが、勇者や聖女を無事に帰還させようと必死になっているようだな。」


 とりあえず賢者とやらを捕獲すれば良いかと考えたアカさん。


「賢者殿にはどうやったら会える?」


「賢者殿どころか、勇者や聖女を引き取ってくれ。あんな無駄飯ぐらいなんぞ、この国には要らん。」


「王族と同等の生活水準を求めてきやがる。あんなクソの役にも立たねえゴミカス共には贅沢過ぎる。」


「私の料理を美味しくないって言った。そんなに美味しくは無いけど皆ちゃんと残さず食べてくれるのに。勇者や聖女は1口食べただけで残したのよ。」


「それはお前の料理が不味いからだろう。だがあんな奴らは異物でしかない。戦う事も出来ん、役にも立たん、唯一使える所と言えば癒し魔法だが、ジョゼッペ殿程に気合いも足りん。」


 ニヤリと笑うアカさん。


「お前達を治療した神を覚えているか?」


 もちろん覚えていると答える冒険者4人。


「神から依頼されておるのだ。勇者や聖女を故郷に送り届ける為に全員捕獲して来て欲しいとな。勇者や聖女を俺達にくれんか?」


 将軍が下痢でヒーヒー言ってるので、ここで人間側の代表と言えば冒険者ギルドマスターなのだが……


 右手を出してアカさんに握手を求めた。


「こちらから頼みたい。アレらの生活を維持するだけでも馬鹿にならんのだ金銭的に。」


 その手をギュッと握りながら……


「そのうち貴殿らも聖域まで来るが良い。その時は美味い酒でも飲ませてやる。」


 アカさんが捕獲した日本人は、教師1人男子3人女子3人。


 藤原千方が転生した女の子、藤原(ふじわら)千夏ちかと、水神が化けている、水神みなかみ勇鬼(ゆうき)の2人の残して捕獲完了だった。



 残り2人は8章まででるので、今の時点では捕まえられません。



読んで貰えて感謝です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ