7章 プロローグ
7章始まります。
日本から転移して来た高校生達が世界各地で活躍し始める。
蒼大陸に渡った者達は冒険者として、天元大陸へ渡った者達は商人として、ラスト大陸に残った者達は宗教関係として、アトラ大陸に渡った者達は剣闘士や拳闘士として。
その中で蒼大陸に渡った冒険者になった高校生達は、様々なダンジョンやフィールドで大量の魔物や野獣を駆逐していく。
転移時に受け取ったチートは戦いに関係している物のようだ。
アトラ大陸に渡った者達も同じように、剣闘士や拳闘士として活躍する中で、深淵の森攻略の為に野獣や魔物や魔族を駆逐して回ることをゲームのように楽しみながらやっている。
この集団も戦いに関係したチートを受け取っているようだ。
ラスト大陸に残った者達は、聖教と言う宗教家達に囲まれて、ラスト大陸の様々な場所へ派遣される、聖女として、聖人として。
しかし、貧弱な体を鍛える為に、こちらもある程度戦いに身を置く事になる。
受け取ったチートは上記2つと同じく戦闘に関するチート。
少しだけ違う者達が派遣されたのが天元大陸。
元々天元大陸は、戦力で言えば人種側がとても有利で、求められたのは戦闘力より知識だった。
運動が苦手でも、ある程度知識のある者達が優先されて、地球の知識を元に新しい商品を開発する為の知識を出している。
しかし、やはりこの者達も、貧弱な体を心配されて、ある程度戦いに身を置く事になる。
最近噂される災厄の獣や魔族の暗躍等の悲報を吹き飛ばす成果を上げ始めた高校生達。
その裏で、始まっていた。
世界各地に散らばった、保菌していた高校生達が世界中に無作為にばら撒く事になった。
人類史上最も人を殺した病。
スペイン風と呼ばれ、令和になっても未だに撲滅する事の出来ぬ病。
抗生物質の無い世界では、抑えることも出来ぬ病。
【インフルエンザ】
惑星パンツに存在していなかった新しいウイルス達が徐々に猛威をふるい出す。
そして……
スペイン風を調べたら凄いですよ。
今期はまだインフルエンザになっていないので、このまま何も無く過ごしたいものです。
読んで貰えて感謝です。




