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おっさん家!  作者: サン助 箱スキー
6章 惑星パンツ初のメイド・イン・パンツ製オートバイ爆誕
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S.M.Zのお使い 天元大陸 5 それぞれの考え

お使い編のまとめ。


 天元大陸でのお使いを終わらせた6人組、とぼとぼと、空を歩きながら聖域へと向かうシメジの背中で、色々雑談をしているようだ。


「エルフはやばかったにゃ。あんな恐ろしい種族だと思ってなかったにゃ。」


 トラ吉はエルフに対して恐怖を覚えたようだ。


「私としては、ラスト大陸の霊峰で起きた事の方が怖かったですね。地面を離れて戦う事に無力感を感じましたから。」


 モモちゃんは、かなり気にしているようだ。


「僕はパパさんに修行してもらう。もっと強くならないと。」


 シメジは思い詰めていた。


「兎に角カリカリが美味しかったにゃ。でもマグロ人魚さんも捨て難いにゃ。」


 ポムは食欲らしい。


「私は、神気操作を覚えないとですね。現状だと持て余してますから。」


 結局蟲達が天元大陸に残らなかったせいで、慈王君の髪の毛に沢山の蟲が住むことになる。


「何が凄かったかって聞かれたら、長く生きてるけど初めてだったにゃ。巣を離れたのが初めてだったにゃ。世界は広くて色々あるにゃ。」


 マダラの意見に同意する5人。


 ぼちぼち歩きながらだったシメジが、一気に速度を上げた。


「しめっぽいのは終わり。何が出来るか皆で考えたら良いよ。」


 シメジの言葉に5人が同意しつつ聖域に帰る。

いつの間にか無数に増えた一行の、お使いも終わりに近付いている。


 夕焼けに向かって走るシメジの背中で、綺麗な景色に見とれつつ。




 そしてその頃天元大陸では。


 エルフが全員姿を消した。

それまでやっていた事も全て途中で放り投げて。


 そして、姿を消したエルフを最後に見掛けた者達が、「エルフが魔族やナインテイルと共に世界を巻き込んで災厄をもたらそうとしている」などと悲報が飛び交う事になる。


 エルフ達は聖域に押し掛けて神に嘆願しようとしているだけなのだが。


 そして、ラスト大陸にて召喚された高校生達は、世界中に派遣される事になる。


 男子は勇者としての力を、女子は聖女としての力を各国に求められたから。


 途方に暮れたのは1人の教師と水神が変装している生徒。


 誰も欠く事無く日本に帰る方法を探そうと、過去の文献や初代勇者や聖女の日記を読む教師。


 藤原千夏の傍に居る為に、天元大陸へと渡った水神。


「この世界は、やっぱりテューポーン様の世界だな。だけどヤバいな、テューポーン様以外の神気が溢れてやがる。見つかったらどうなるんだ?クソッタレ。」


 転移を止められなかった事に腹を立てても、どうにもならない水神。

 天元大陸のダンジョンに挑もうとしている藤原千夏と同じ様に、様々なダンジョンを攻略しようとしている。



 お使い編はここで終わりです。

天元大陸だけ1話少ないのは、エメリーさんの両親が住んで居るからと思ってください。


次回は6章エピローグです。

そして、数話閑話が入ります。


読んで貰えて感謝です。

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