まあね……
相撲回直前
今回の相撲だけど、賞品が漆だってのは前回を読んで分かってくれた人が殆どだろうけどさ、顔料っていくらするんだろ?
とりあえず神界ネットショップ大手のGmazonで値段を調べたら……安いな……日本じゃ無くてこっちで買おう。
でも何故か、セダンタイプの日本車一台分って変な単位で売られてた。イノシシ頭のあの人が使うのか?
何に混ぜるかで顔料の量って変わるんじゃ?と思ったら、車一台分で小さじ1杯で良いらしい……
不思議顔料だなと思ったら、ミューズ監修塗装用素材って書いてあった……
絵の神様監修なら不思議素材なのも納得だな。
顔料の説明書きに書いてあった、混ぜる母材を選びませんって……
鼻くそとかに混ぜたらカラフルな鼻くそが出来るのか?鼻血に青の顔料混ぜたら紫になるのだろうか……
考えるだけ無駄だわ。いつかやってみよう。
「えーと……皆さん、皆さんの名前由来の色なら銀色も含めて全て揃うので、全部買います。なので、カンタ君に一勝でも出来たら、その人の望みの部分を塗る権利をあげますね。」
「うっし!気合い入るなニノにい。」
鬼の皆さんの目が……
なんでカンタ君ってなってるね……
「雷電並の強さ見せてあげなよ。」
「分かってないなニノにいは、オイラの好きな力士だと谷風だよ、谷風。」
渋いとこ行くなカンタ君……
何となく分かった、カンタ君って江戸時代くらいの事を聞くと色々答えてくれるってさ、江戸に居たんだな……ちょっと聞いてみよう。
「初代谷風?二代目谷風?どっち?」
またいつもの、何言ってんだこいつ?って顔だ……
「二代目だよ二代目。」
そっか二代目か……
「初代だったら渋いなと思ったんだけど、二代目か。ミーハーだな!」
うわこいつ言いやがったって顔をしてる。
「二代目谷風を直接見た事があるから言ってるんだよ。凄く強いだけじゃ無くて、凄い人格者だったんだよ。」
鬼さん達も凄く真剣な目になってこっちの話に聞き耳を立ててる。
「それにさ老いて自分の体が思うように動かなくなってもさ、44歳まで現役だったんだぞ……もう引退してくれよと親方のボロボロになって行く体の事を心配して言った弟子を殴り殺そうとする程に相撲しか見てない、相撲に自分の全てを懸けた、現役のまま病気で死ぬまで、ずっと凄い強い力士であり続けた人だもん、江戸っ子なら誰でも二代目谷風を贔屓するにきまってんだろ?」
「直接見たの?羨ましいな……見たかったそれ……」
「あれ?その頃って日本にいなかったのニノにい?」
なんかカンタ君がピーンと来たって顔してる。
「まあそっか、解脱して神になるんなら仏教圏だろから広いもんな。日本じゃ無い事もあるんだな。」
「まあね。」
その頃はね……
「うし!皆さん、カンタ君ってめちゃくちゃ強いですから気を付けてくださいね。そんでカンタ君、雷電と同じく禁じ手四つね!」
「うっし!それくらいハンデあげないとな、張り手、鉄砲、喉輪、閂禁止、ついでに蹴たぐりも禁止するよ。オイラだけ。」
煽るな煽るなカンタ君、そりゃ生きてさえいれば全部治っちゃうけどさ、出来るだけ怪我させるなよ?
「あともう1つ、鬼さん達はフルサイズ、カンタ君は身長3mね。」
「OKニノにい、久々に思いっきり殺るよ。」
ちょっとカンタ君……やるよって言葉が殺るになってなかった?
ダメだよ当麻蹴速仕込みの蹴りなんか使っちゃさ。
当麻蹴速が分からない?日本書紀を読むか、知識の宝石箱みたいなインターネットの世界に飛び込んで調べてくれ。
どうやらガンモも見たいようで、屋根の上で日向ぼっこしながらこっちを見てる。
横にいるハルちゃんのお腹を気にしながらね。
相撲すら取ってない……
でも野見宿禰、当麻蹴速、雷電、柏戸、谷風、その他もろもろ、昔の力士の名前も出したいエピソードも出したい……
今日の大相撲の五時半からの取り組みを見ながら考えていました。
読んで貰えて感謝です。ギャグ回ですらありませんでした、申し訳ない。




