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色がうつらない君へ  作者: むーんないと
1/1

1色 「春が来た」

初投稿です。よろしくお願いします。

この作品は

・ガールズラブ

・ほのぼの

・シリアス

・不思議な世界観  が含まれています。

拙い文章はこれから改善していくので、

末永くよろしくお願いします。

 貴女が覚えてなくてもいいのです。私にまた色をつけてくれたから。だから、また目を開けて欲しい……。


 「―――宵ちゃん、今宵(こよい)ちゃん。日和川今宵(ひよりかわこよい)ちゃん。おはよう。春ですよ」

 優しい、しかし強い思いを纏った男性の声。16年間毎日聞いた、父の声。

 「……おはよう、お父さん。……お母さんは?」

 「ご飯を作ってくれてるよ。今宵ももうすぐ起きてくるはずだからって」

 冬の間眠る父と私のお世話をしてくれるのは母だ。父が私より早く起きたときは、こうやって父と私の為にご飯を作ってくれる。

 「よぃっ、しょ……」

 「ぁ、今宵ちゃん、髪の毛が……」

 「あ……」

 見れば、布団は抜けた黒髪が散らばっていた。ふぅ、と溜め息をつき、起き上がる。いつものことだ。夏になればまた長くなる。立つと同時にふすまが開いた。

 「あら、起きたのね今宵。おはよう。ご飯作ったけど、食べれる?」

 「おはよう。今はいい。気分がまだ良くないから、散歩してくるね」

 「起きたばかりなのに大丈夫かい?」

父が心配そうに聞いてきた。

 「まぁ、冬の間ずっと寝てたし、運動にもなるでしょ。まだ朝だからお外涼しいわよ」

 「お母さんもこんな感じだし、大丈夫だよお父さん。行ってくるね」

 心配する父を見ながら外に出る。少し寒い。ゆっくり歩き出すと後ろから母の声が聞こえた。父と話しているようだ。

 「そ~いえば、毎年かかってくる電話、今年もかかってきたわ。熱心よねぇ」

 「感心してる場合かい。今宵ちゃんが居るときだけかかってくるんだろう?心配するじゃないか……」

 ……。そうか、今年もかかってきてたのか。熱心だなぁ。俗にいうストーカーという者に私はつけられているらしい。家族に害を加えないから、そっとしている。そうだ、本屋に行こう。そのストーカーはよく、私の行きつけの本屋にいる。散歩ついでにいってみよう。


いた。いつものフードを被って、本を見ていた。私はストーカーの顔が見たい。そう思っていたら、ストーカーはこちらに気づいたらしく、バレないように、こちらの行動をうかがっていた。

 (お金持ってきてないから、帰ろう。ストーカーもいたし)

 店を出て帰路を進んでいると後ろから気配がする。ストーカーがついてきているのだろう。顔が見たい。

 (思い切って、振り返ってみよう)

 思ったがすぐ、私はUターンしてストーカーの元に駆け寄った。

 「だぁれ、貴方」

 「んぐぅっ……!?」

 側に行くと、風が吹いた。暖かい、春の風。でもストーカーの顔が見えるようになるくらい、少し強く吹いた。

 「……!?えっ、女の子……!?」

白い肌に大きな赤い瞳。白い髪は隣の都市の住人の証。誰が見ても男とは言えない、そんな美少女だった。

初投稿です。むーんないとと申します。

高校第1回考査の勉強の息抜き()で書きました。勉強しなきゃ……。

質問があれば喜んで回答いたします。

自分で読んでも何が間違っているか

わからないところが存在しています。

だから、文の書き方でおかしな点があれば、教えてください。

教えて貰えると幸いです。


長文失礼しました。

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