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キリー 開眼 01

ユニークユーザー1000突破です。私には天国の門以上の難関です。どうしよう、嬉しいのと申し訳ないので狼狽えてます。これからもがんばりましゅ・・・・(._.)

イヴが良くなったのは翌日の朝、実にすっきりとした表情でG倶楽部に帰って来たのが10時過ぎだったが、途端にジ-ン達に捕まった。

「云いにくいだろうが聞かない訳にはいかない。キリ-に何をされた?」

「今回は処分も考えている、内々な物になるとは思うが。」

「それだけお前が魅力的だったと云う事だ。珀龍は出来た男だから大丈夫だぞ。堂々と嫁に行け。」

「持参金代わりのサプライズも考えて在るしな。」

エラ-とモクは黙ったままイヴの顔を見つめていたが、イヴは如何にも不思議そうな表情を見せた。

「キリ-? そう云えばキリ-は何処です? 助けてくれたのにお礼も言って無・・・珀龍が何ですって?」

ジ-ンがまともに尋ねた。

「珀龍に求婚されただろう?」

「・・はい。断りましたけど・・・何で知ってるんです?」

黙り込んだ中にコオの声が尋ねる。

「キリ-に何をされたって?」

「シャワーを浴びてたら気分が悪くなって、助けを呼ぼうとしたけど声も出なくて、その時キリ-が跳びこんで来てくれて・・・タオルと毛布で包み込んで救護室に運んでくれたんです。助かりました、そんな事は初めてだったから怖かったし。」


J「メールで<戻れ>じゃ怒るだろう、やっぱり。」

K「下手をすれば閉じ籠って出て来なくなるぞ。」

H「天照の尊は踊れば出て来る筈だが・・・」

S「いったい誰が踊るんだよ、お神楽なんぞ。」

ジ-ンとコオハクシュリの会話にエラ-が立ち上がった。

「俺が行って来る。」

イヴの話をよくよく聞けば完全にエラ-の思い込みに過ぎず、キリ-の行動も非常事態の的確な判断だった。

そこで発生したのが謹慎中のキリ-をどう穏便に呼び出すか。はっきり言って怒らせたら怖い相手だった。

立候補したエラ-に取り敢えず下駄を預けて、ジ-ン達はまた額を集めた。

「謝るしか無いな。」

「・・・・確かに。」

「ちょっと悔しいが。」

「そんな場合じゃないだろう。」

同上。



ノックをすると返事と共にドアが開いた。

エラ-が見る限り何時もと変わらぬキリ-の表情がそこに有った。

「どうやら疑いが晴れたようだな、イヴは大丈夫か?」

「済まなかった。」

潔く下げた頭に穏やかな声が掛かる。

「気にしてないぜ、お前もするなよ。どうせすぐ判る事だと思っていたしな。」

「俺に声を掛けて呉れれば良かったのに。」

「イヴが倒れた時か、あの時のお前は・・・動揺しているように見えたから、でも確かにそうだったな。一声かけてれば此処までにはならなかったな。悪かった。」

歩き出してキリ-が尋ねた。

「イヴは断ったんだろう。」

「その様だ。良い話なのに馬鹿な奴だ。」

それが本心なのは判る。だが、

「G倶楽部だからな、俺達が離れられないようにイヴだって離れる気は無いんだろう。」

うん、と頷くエラ-は表情の優しさを取り戻していた。


「お前がさぞかし怒っているだろうとジ-ン達が戦々恐々だ。」

「ああ。それじゃぁ期待に応えてやるか。お前は神妙な顔をして居ろよ。」

ニヤリと笑ってからその顔を引き締めて、G倶楽部のドアを勢いよく開いた。

その時点で11時だった。

顔を揃えたG倶楽部の男達の前を、全く無表情に素通りしたキリ-はイヴの前で脚を止める。

「どうだ、具合は。」

「ありがとうキリ-、おかげですっきりです。」

「それは良かったな、だが無理はするなよ。昨日珀龍から電話が来て大事にするようにと言付かった。振られたから未練がましくしたく無いと云っていたぞ。」

イヴが僅かに頬を染めた。

「本当に良い人ですね、惜しい事したかな。」

ポンと形の良い頭に手を乗せて、

「お前が決める事だ、何処で誰と生きるかは。決めたのなら迷わず進め。」

イヴの眼がキラキラと輝く。

「キリ-、知ってるの?」

「さあな。」

にっこりと笑う顔は日頃は滅多に見せないだけに貴重な笑顔だった。だが、その笑顔は視線がイヴから外れると一瞬で消え失せる。全くの無表情、一切の声も無くマシントレーニングに入りだした。

黙々とトレーニングを続けるキリ-にまず近づいたのはウルフだった。

「済まなかったなキリ-、怒ってるか?」

「そうでも無い。」

「そうか、それは良かった。」

そのままウルフもトレーニングに入りだした。

「キリ-、悪かったな。」

今度はモクだった。

「つまらん疑いを掛けちまった。」

「ああ、大丈夫だ。」

そのまま30分が過ぎた頃だった。

「いい加減にしなさい! 何時までもうだうだと男らしく無いったら。悪い事したら御免なさいって云うんだろう!」

とてつもない大音声が響き渡って、思わずダンベルを取り落しそうになったキリ-の前にジ-ン以下が雁首を並ばせられた。横で腕を組んでいるのはイヴだった。

「さあ、何て云うの?」

G倶楽部トップが頭を下げると以下コオハクシュリとエラ-までがそれに倣った。

「御免なさい。」

唖然としたキリ-は一瞬後盛大に吹き出しそのまま転がり落ちたが、笑いの発作は収まりそうも無い。

つられてウルフがモクが笑い出し、ジ-ン達も笑い出した。

「判った、もう良い・・・」

収まった後はぐったりとしたキリ-だった。

筋トレよりも疲れる大笑いの後でふと思い出した。

G倶楽部員全員が此処に居る。

「おいジ-ン、羽田には誰が行ってるんだ? 昼に着くと云って無かったか。」

ジ-ンが真っ青になった。

「しまった! 俺が行く筈だった。」

「はい、確かにそう聞きました。」

視線の先、入口にキッドとカイル、那智が立っていた。

「・・・あ。」

つかつかと入って来たキッドが冷ややかに見渡した。

「お前が居ないと淋しいとか、早く帰ってこいとかも聞きました。トランジットの都合で早く着いたから行き違いじゃ申し訳ないと思ってメールまで入れたのに、無しの礫って奴ですね、これが。」

「忘れてたんですか・・・」

「凄い笑い声でしたね。楽しそうで何よりです。」

見るからに逞しく陽焼けしたカイルと那智までが、笑い過ぎて転がったままの男達を見下ろして云った。

もそもそと立ち上がった全員が一斉に頭を下げた。

「ごめんなさい。」



珀龍のプロポーズから発展した大騒ぎの話で盛り上がったG倶楽部の面々は今度はキッド達のアマゾンツアーの話を聞きたがった。話手をカイルと那智に任せてキッドはイヴと珈琲を淹れはじめる。

「どうしてそんな騒ぎになったんだ、イヴが好きなのは珀龍じゃ無いの何て決まってるのに。」

「・・・キッド、知ってるの?」

「見てれば判る。そこまで馬鹿じゃないし、眼も着いてる。」

誰も自分以外は良く見えると云う事かと納得しながらイヴは頷いた。

「エラ-にうっかり話さなければ良かった。途中から完全に噛み合わなくなって拙いと思ったんだけど・・」

「まあ、解決して良かったね。勝負パンツ持って嫁に行かされるのは勘弁して貰いたいよ。」

「まったくだな、男連中の馬鹿さ加減が良く解かったよ。でも、緊急時のキリ-は本当に頼もしかったな。」

「慣れてるからね、キリ-は。」

慣らした本人は平然と答えたがイヴが見る限り自覚は無い様だった。

「さあ、アマゾンツアーの話でも聞きに行こう。」



「アマゾンで困らないのは食べ物ですね。実に豊かな食材が揃っている。腰を据えて生活したなら絶対太りそうでしたが、それもキッドが居たからでしょう。」

「キッドは本当に料理が上手いんです。トカゲもワニも美味しくしてくれて、僕好き嫌いが無くなりました。」

ウゲッと云う顔をした男達には気づかずカイルが云った。

「ああ、那智が何枚か写真を撮ってきました、見て下さい。」

珈琲を配りながらイヴが覗き込んだ。

「これ何?」

そこには汚れたシャツのキッドとカイルが何やら持って笑う姿が映っていた。

「ああ、那智を喰う積りだったアナコンダ君だ。」

筒切りにされてはまさかアナコンダだとは思わない、ウルフが手を伸ばしてその写真を取った。

「何だ、アナコンダって?」

「大きな蛇です。」

「ゥギャーッッ!!」

いきなりウルフは写真を投げ捨てた。

「俺は蛇は駄目だ! そんな物を喰うな!」

「いや、もう喰っちゃったし・・・」

「あれ・・・俺、こんな迷彩服入れたっけ?」

おちた写真を拾い上げたシュリの言葉にカイルが笑った。

「かなり汚れたから現地調達です。」

キリ-が眼を上げた。

「人には関わるなと云っただろう。金は払ったのか?」

「呉れたんです。気前が良い奴等でした。」

澄ました表情のキッドを横目で見下ろしてキリ-はカイルに尋ねた。

「カイル。」

だから言ったじゃないですかとブツブツ呟きながらカイルが口を開いた。

「確かにほとんど恐喝、強奪の類ですが、それだけの理由が有りました。こいつ等はやたらと大人数でマナオス近郊に拠点を持ち、近場の村から食べ物や女まで浚って来てたんです。止めようとした爺様をマチェーテで切り殺したのを見てしまい・・・後はいつも通りの過程から結果に至りました。生き残りは2.30人ですか、改心して今は村で働いてますが、その連中が呉れたんです。もう要らないからと。」

横から那智が口を挟んだ。

「キッドが、履いてるパンツも欲しいと云ったらきっと速攻で脱いでくれましたね、多分全員。」

「誰が要るかそんなもん。」

憮然としたキッドの言葉に、黙って聞いていたジ-ンがカイルに眼を向けた。

「マナオスと云ったか・・・まさか、自由の羽根旅団じゃ無いだろうな。」

「ああ、確かにそんな事を云っていましたね。キッドは何が自由だと一蹴して暴れてましたけど。」

「あれで時間が掛かったんですよ。日中いっぱい取られたから後は走りっぱなしになって、まるで初年兵訓練みたい。」

那智の言葉にキッドが反駁した。

「仕方が無いだろう、多かったんだから。雑魚ばかりの癖に集まれば偉いと思ってる。あれが紛れも無い有象無象と云う輩だな。」

全員が頭を抱え込んだ。

南米には幾つかの厄介な反政府組織が有るが、自由の羽根旅団はその中でも最大にして最悪、南米随一のテロ組織であった。

「キッド、俺の講義を聞いていたか?」

ジ-ンの言葉にキッドはにっこり笑った。

「勿論。他に確か・・ボリビアはサンタクルスのガンボー団、コロンビアのフロレンシアに興国の血族、ルートから外れたけどブラジルのバイア近郊に血の結束団。今回は手応えを見たかったから自由の羽根にしたんですが。」

「おい、誰か此奴をアフリカに二か月送り込め。あらかたの片がつくぞ。」

ハクの言葉にモクも頷いた。

「俺の休暇も呉れてやろう。」

笑い声の中にキリ-の手がキッドの襟首を掴みあげ、そのまま中庭に連れ出した。


「解ってやったなら最初からその積りだったのか。」

「はい。済みませんでした。」

「お前の腕は知ってるから良いが、カイルや那智の危険も考えろ。それと・・・腕の傷を見せてみろ。」

いきなりキッドの表情が変わった。

「大丈夫です。治りまし・・・あっ。」

掴まれた左腕の肩下に圧迫テープが張られていたが、キリ-は遠慮なくそれを剥がした。生々しい銃創は至近から掠めた物だった。

「救護室に行け。それとも俺が担いで行こうか?」

「・・・行ってきます。」

「そのまま今日は寝ていろ、後で迎えに行ってやる。」

「はい。」

南米最大のテロ組織もアマゾンの巨大アナコンダも平然と倒す野生児キッドの最大の弱点は、担当伍長であり師匠のキリ-唯一人だった。



士官食堂に頼んでおいた弁当を持ってキリ-が救護室に行くとキッドは爆睡していた。

「かなり疲れたみたいね、新人二人を見るのはきつい筈よ。

良く頑張るわ・・・最初はこんなに強いとは思わなかったけど、師匠が良いのかしら。」

Dr佐和が珍しく優しげな表情でキッドを見下ろしていた。

「確かに一人の方が気が楽だ。連れが居ると気を抜けない。」

「解ってて出したんでしょう、キッドもそれを承知だろうし。この子には護って呉れる手も、護る対象も必要なのよ。キリ-、貴方が護りなさい。そうすればキッドは人を護る。」

「・・・ああ。」

度々来ているせいか、Dr佐和を信頼しているせいかは判らないが、キッドの寝顔は安心しきった子供の様な幼い物だった。何となく起こすのが可哀想で、

「寝かせておくかな。」

呟いたキリ-にDr佐和が速攻で答えた。

「連れて行きなさい。此処は宿屋じゃないわ。」

これはもう起こすしかない。



キッドはかなりキツい任務であっても体力と気力はまず落ちなかったが、替りの様に体重がガクッと落ちる。

今回の南米もカイル達と同様に食べて居た筈だが、やはり46㎏と落としていた。Dr佐和に言わせると精神的な負担が大きいと全部体重で相殺しているらしい。

『羨ましい話だわ。こんなに気を使って太らないようにしている人間からすれば。』

それを聞いたカイルが、

『では今度はDr佐和に南米アマゾンツアーを体験して貰いましょうか。』

『あのDrなら、キッドとタメ張ると思うけど。』

那智の言い分の方が正しいと思うキリ-だった。


ナイトが帰国したのは翌日、キッドやイヴには簡単に声を掛けただけで、直ぐにカイルと那智と話し込む。ディランから言い含められてのアフターケアの休暇だと知れる。


七月に入って直ぐ、キリ-とジ-ンはどうしてもと云うキッドを連れてルウの初年兵を見学に出かけた。

ルウのAチームはとにかく活きが良かった。脚の強い連中が揃い瞬く間に駆け抜けていく。

若さゆえの逸りは在るものの小気味の良い動きと連動した攻勢は的確だった。

殲滅戦の相手は軍曹チームだったが初年兵にしては余裕を持って対応している。

ほぼ同数のまま後半にもつれ込んだ。


「良いな、楽しそうだ。」

キッドの言葉を聞いてジ-ンが笑った。

「初年兵訓練が楽しい奴はそうは居ない。混ぜて貰うか?」

キリ-はキッドの言葉の裏にある事実に気づいて居た。

戦闘兵士はチームとしては動かない。常に一人が基本、もしくはスナイパーとの連携だったが立ち位置からすると相互間は距離を取らざるを得ない。キッドが遅ればせながら自我に目覚めたのは初年兵訓練の最中だった。

仲間、もしくはチームと云う物は満足に学生生活を送れなかったキッドには初めての経験だったのだ。

一つの団体に属し、その中に居場所を見つけたキッドはそれがどれほど嬉しかった事か。

声を掛けた自分と振り仰いだキッドの視線が交差した瞬間、それが分岐点。

後は此処までの道程はもはや必然だったのだ。

そしてキリ-の胸に閊えて居た何かがストンと落ちた。

呆れるほど長い長い時間、キリ-の中で固まっていた頑固な何かが消えると其処には不思議な空間が広がっていた。キッドだけでは無い。それは何より自分が欲していたもの。認めたくないだけで肩肘張っていた頑なな自分が融けて消えると、世界は広く綺麗に見えた。

夏の強い陽も、汗にまみれて走るガキ共も、眼を輝かせて見入るキッドも本当に綺麗だった。


「何だキリ-、ゴミでも入ったか?」

擦った眼元を隠しもせずにキリ-は笑い出した。

ジ-ンがキッドが少し驚いたように振り向いたが、今の二人がどれほど綺麗に見えるのかは内緒にして置こう。

代わりに云ったのは、

「キッド、伊達軍曹に助っ人を申し出てみるか。」



「何でこうなるんです。」

ルウはすぐ横のキリ-にもやっと届く程度の声で尋ねた。

ふふふっと笑ったキリ-は返事の代わりに指で一人の初年兵を呼び寄せる。

早坂妃那は躊躇いもせずにキリ-の脇に滑り込んできた。

「敵のスナイパーが何処か判るか?」

「・・・この配置からすれば10時方向奥に構えて居る筈ですが。」

「良い読みだがドン座ってばかりも無いぞ。どう攻める?」

「竜也に行かせます。私が囮で走れば眼が動く、其処しか攻め手は無いようです。」

「俺が囮になろう。お前は竜也と行け。」

「良いんですか?」

これはルウに向けられた確認。ルウは僅かに笑って頷いた。

「やって見ろ、デコイは速いぞ。気合を入れて行け。」

「はい。」

この感覚はたまらなく懐かしい。眼を向ける度に違った顔を見せるガキ共は弾けるほどの躍動感に満ちていた。

「2,1、ゴー!」

軽く飛び出したキリ-の足元の土が撥ねた。

小銃を狙撃銃替わりでも、扱うのがキッドだと馬鹿には出来ない。

見切って跳ねて躱したが、その間に竜也と妃那がするりと近づき・・キッドの銃が途端に連射に切り替わった。

どちらもなかなか手が速い、妃那が遣られる、竜也が転がり跳ね起きた。キリ-がすかさず援護に入ると他の軍曹が飛び出し竜也の餌食になった。

終了の合図に出てみると軍曹チームはキッド一人、Aチームは竜也とルウ、そしてキリ-。員数外のキリ-とキッドを抜かしてAチームの勝利だった。

キッドを見るAチームのガキ共は眼を見張っている。

肌に馴染んだ黒の作業着、黒い短髪、硬質の美貌・・・

「良い動きだった。これからも頑張れよ。」

キリ-の言葉に早坂妃那が頷き、竜也が息を飲んだ。

キッドが柔らかく微笑む。

「良いチームだな、さすがはAチームだ。」

それはおそらく何よりも自分が云われて嬉しかった言葉だろう。

邪魔を詫びて帰る途中、伊達軍曹と遭遇した。

キッドに向けられた眼は誇らしげに輝いている。

「これだから初年兵担当の軍曹は止められませんな。」

「当然です、貴方が居なくては初年兵はただのクズですからね。」

高らかな伊達軍曹の笑い声が響き渡った。






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