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雰囲気文学  作者: もーふ
2/25

プラス1たすマイナス1は

季節感ガバガバ

 暑い。地球温暖化だと言うのにこの大学は冷房をケチっている。三十度も超えているのだから使えばいいのに。人が倒れたらどうするんだ。必修だから広い室内にたくさんの人間が入っているのに扇風機だけなんて馬鹿げている。暑さと大学と眠たくなる講義に恨みを吐きながら講義を受ける。授業が終わったので暑苦しい教室から逃げるように出て売店に立ち寄って部室に向かう。部室の前に着くと重そうなバッグとレジ袋を持った友人が丁度ドアの前にいた。

「おつかれ。今日はいいものがあるんだ」

 自慢気に友人に声を掛けると、なにやら友人も同じ事を言ってきた。部室に入り冷房を付けて荷物を置いて一息つく。そして友人がレジ袋から出したのはさっき自分が売店で買ったのと同じ二つに割って食べるアイスだった。

 沈黙が落ちた中友人がアイスを割って一つをよこしてきたので自分も買ってきたアイスを割って一つあげた。

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