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後日、書き直ししたいほどに酷い最終話です。
後日、卒業生慰労会は第一王子の指揮の元、再度催され今度は無事に平穏に終えることができた。ただ、その場には第2王子とマリア、その取り巻きの姿は無かった。
代わりに何故かジャレンが賓客扱いで出席し、元第2王子の元婚約者であったエリザベス=サー=ガーラウンドと仲睦まじくファーストダンスからラストダンスまで踊る姿があった。
婚約破棄騒動については「何か悪しき力が王子を操っていた。破棄騒動は第2王子の本意ではないが、悪しき力に屈したことにより身分剥奪。婚約は無かったことにする」
破棄された令嬢には破棄騒動を起こした家から慰謝料が支払われ、また、国からも慰謝料が支払われた。
新聞には「何か悪しき力が王子を操り、悪しき力から王子を護るため聖女が戦った。傷ついた聖女はその身を癒すため『楽園』へと旅立った」という記事が載った。他国からの問い合わせにも「聖女はもういない。聖女を手に入れるには楽園に行くしかない」と答えるにとどまった。
王族から除名された元第2王子と、同じく除名された取り巻き共はやがて姿を消した。
一説では聖女に付き添い『楽園』へと旅立ったとも噂されているが、真意は定かではない。
僕の隣には、ミザリーがいる。今日も明日も。
これからも、ずっと一緒にいる。
すみません。限界でした。
後日、書き直しするよりも、別視点で書くことになりそうです。
お付き合いくださり、ありがとうございました。