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デート お泊り編1

評価わすれちゃいやよ。

俺たちは美ヶ原さんが作った美味しい朝食を食べていた。


「美ヶ原さんなんで家に来たの?」

「用事があったのよ」

「何のですか?」

「奏くんとのデートよ」


デート?あの男女が二人でどっか出かけるあれのことか。


「今日ですか?」

「当たり前じゃない」


俺、デート人生初なんだけど。そうゆう知識は小説やアニメでしか見たことしかない。大丈夫か?


「俺、デートしたことないんだけど」

「私もないわよ」


そっか、美ヶ原さん美人なんだけど付き合ったことないんだった。デートって何やるんだろう。アニメや小説では、一緒に買い物したりしてたような。


「浴室借りてもいいかしら?」

「何で?」

「着替えたいからよ」

「わかった。どうぞ」

「ありがとう」


と言って美ヶ原さんは浴室に行った。俺もずっとパジャマのままだから、一回部屋に戻り着替えた。デートって何着ればいいんだろう?全くわからない。まぁいつもの服でいいか。

ん?なんか本棚が荒れているような?まさか美ヶ原さん俺が寝ている最中に部屋漁ったな。

でもよかった。俺はそうゆう本はいっさい買っていない。買って、琴にバレたら瞬殺されるもん。


そうだ。ネットでデートスポットぐらい調べておくか

一位 デズニーランド

二位 富士丸ローランド

三位 ラブホ


だいたい有名なテーマパークじゃねーか。てか三位にこれはさすがにないだろう。あそこデートスポットか?男女が夜のお遊びするところじゃねーか。


別のサイトも見てみるか。検索に高校生と入れて


一位 ショッピングモール

二位 映画館

三位 ラブホ

四位 水族館


一位と二位と四位はわかるよ。三位なんなんだ。サイトの一番上に「高校生オススメデートスポット」って書いてあるよね。今の高校生大丈夫か?


「奏くん、着替え終わったよ」

「入っていいよ」


部屋に入ってきた美ヶ原さんをしばらく凝視していた。美ヶ原さんは白のワンピースを身に纏っていた。


「似合ってる?」

「すげぇ似合っているしとても可愛い」


さすが美少女、私服を持ち前のスタイルで着こなす完璧さ。何でこんな美少女が俺の彼女になったのか疑問に思うこともあるが今は、気にしない。


「今日どこ行くの?」

「秘密よ。とりあえず私についてくればいいから」

「わかった」

「でも二時くらいに出発よ」

「なんで?」

「秘密よ」


今日どこへ行くつもりだ。デートなら今から行けばいいのに、なんで二時からなんだろう。まぁいっか。

二時までは時間がある。俺は美ヶ原と話しながら時間を潰した。


「奏くんって両親どこに住んでいるの?」

「アメリカ。お父さんの仕事で、お母さんは離れたくないって、俺たちはって聞くと琴がいるから安心してねって言われた」

「そうなんだ」

「そういえば、中学の時付き合ったことないっていってたよね?美ヶ原さん美人だから、告られたりしなかったの?」


何気なく美ヶ原さんを美人って言ってしまった。美ヶ原さん耳赤くしてるし。


「20回くらいかな」


20回か。めちゃくちゃ多いじゃん。


「その中に、自分のタイプとかいなかったの?」

「うん」


美ヶ原 可憐 視点

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

たしかに中学の時かっこいい人はいた。でも奏くんはそれ以上だし昔のこともあるし、そのことは奏くん忘れているみたいだし言わなくていいか。


そういえばさっき浴室で洗濯カゴの上に奏くんのパンツがあって、私そこで頑張ったけど、理性を保てず持ってきちゃったけど、、、どうしようかな?  返したほうがいいよね?

まぁばれなきゃいいか。

そうだ 奏くんの着替え持って行かないと。



大森 奏 視点 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

俺たちはお昼ごはんを食べ、二時になった。


「行きますよ」

「美ヶ原さんそんなに荷物持っていくの?」

「デート後、そのまま家に帰るから」

「わかった」


俺と美ヶ原さんは俺の家を出た。

そして、電車に乗った。

俺はまだどこに行くのかわからない。

想像もつかない。

しばらく電車に乗っていると城が見えてきた。歴史の授業とかによく出てきている城ではない。白と青の魔法の国の城だ。     デズニーランドじゃん。


「美ヶ原さん、まさかデズニーランドじゃないよね?」

「そうよ」

「俺そんな金持ってきてないよ。しかもこんな時間から行くの?」

「大丈夫よ。全額私が出すわ。デズニーランド回るのは明日よ。今日はデズニーのホテルに泊まるわよ」

「泊まる?着替え持ってきてないし、そんな大金どうするの?」


デズニーランド入るだけでも高いのにホテルに泊まるって、美ヶ原さんの両親何の仕事してるんだよ。


「着替えは持ってきたわよ。あと私のお父さんデズニーランドの社長だから大丈夫よ」


そのためのスーツケースか。お父さん魔法の国の社長ってすごすぎ。

美ヶ原家恐るべし。


「あと、部屋も一緒よ」

「え?」


こんな美少女と一緒に部屋に泊まるの?まじかよ。

俺初めてだわ女の子と一緒に寝るの(初めてではありません。美ヶ原さんがベッドに侵入して一緒に寝てます。奏はそれを知らないだけ)


てか高校生のデートのスケールじゃねー。


読んでいただきありがとうございます。

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