彼女できる?
3日目
俺はいつもどおりに家を出て学校へ向かった。
昨日と少し違うところは俺の感情だ。
うれぴーーって感じだ。
2日目にして美少女と会話してラインを交換するなんて、ラノベかよ笑笑
教室で俺は昨日と同様にゲームをして授業が始まるのを待った。
一限目は数学だ。数学は得意だ。
しばらくすると先生が入ってきた。
「テストしますよ」
「「えー」」
クラスがざわつく。
高校の一番最初の授業がテストって辛い。
俺は急に腹が痛くなった。俺は先生に言い教室を後にし、トイレへ向かった。
俺はトイレの前で立ち止まった。
嘘だろ。なんで一階女子トイレしかないんだ?
俺は階段を駆け上がり二階のトイレに向かったがそこも女子トイレしかなかった。俺は三階トイレも一緒だろうと思った。俺は先生に「男子トイレどこですか?」と聞こうかと思い教室へ向かった。
しかし腹痛に我慢できなくなり、一階女子トイレに入った。
授業中だし大丈夫だろ。生徒はいないだろ。
俺は無意識のうちにドアを開け個室に入った。
「ふぅー」
俺は安堵の息をもらした。
そして用をたした。
俺はトイレの個室を開けた。その時女子トイレのドアが開いた。俺は急いで個室に戻ろうとするが遅かった。
「奏くん、何してるの?」
声の主は美少女美ヶ原さんだった。
俺は急いで言い訳を言った。
「トイレ間に合わなくて、つい確認しないで入ってしまいました」
「嘘でしょ だってさっき奏くんが女子トイレって確認して入っていったよね?」
「え?」
「私の席から見えるんだからね」
確か美ヶ原さんの席って2日目に席替えして廊下側の一番後ろか それは見えるわ
てか俺人生詰んだな
まさか美少女にバレるなんて思いもしなかった。
「仕方ないじゃん、この学校女子トイレしかないんだもん」
「何言ってるの? 職員室前トイレ男子トイレもあるよ」
「そうなの?」
「先生が初日に言ってたじゃん」
「マジか」
男子トイレあるんだ。 初耳なんだけど
美ヶ原 可憐 視点
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これチャンスじゃん
私は女子トイレを確認して入って行く奏くんを見た。
私は先生に「トイレ行きます」と言い女子トイレの前で個室のドアが開く音を見計らって女子トイレに入った。 勝ち確定
案の定そこにはあたふたした奏くんがいた。
よーし これで先生に言わないから何かしてもらおーと
大森 奏 視点
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これで退学確定だな
学校始まって3日で女子トイレ侵入とかシャレにならないだろ。やばすぎる。
「先生に言っちゃおうかな?」
「すいません。なんでもします」
俺はこうするしかなかった。
先生に言われたら即アウトだ。
俺は次に予想していなかった事を耳にする。
「じゃあ、私と付き合って」
「わかりました。ネックレスですね。すぐに買いに行きます、、、、、、、、、、、、、、、、え?」
俺の聞き間違えかなんか凄い事が聞こえたぞ。
「だから、私と付き合って」
「はい?? 俺?」
「あなたしかいないでしょ」
「でもなんで?」
「なんでもいいでしょ!先生に言うよ」
「はい すみません 付き合います」
美ヶ原さんはすこし顔を赤くしていた。
俺は美少女と付き合って何も困る事はない。むしろ嬉しいくらいだ。
え?俺彼女できた。
美ヶ原 可憐 視点
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恥ずかしかったけど言えた。よかった。
これで奏くんは私のもの。 嬉しいーーーーーー
さっそく奏くんに何してもらおうかな。
楽しみだなぁ
登下校一緒にしてもらおうかな
「奏くん 明日私と一緒に登校しよ」
「え?」
「何か問題でも?」
「ないです」
やったー 強制なんかしてないよー
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