デート お泊り編3 ドキドキお風呂
デートというより新婚旅行みたいですね
何故だ?
俺は美少女と一緒にお風呂に入ることになった。
小学低学年に妹と一緒に入ったことはあるが、今は高校生だ。どうゆう流れでそうなったのか全くわからない。たぶん、俺が無理やり「アーン」したから、その仕返しだと思う。(正解です)
俺はとりあえずもう一回聞いてみた。
「本当に、二人で入るの?」
「そうよ」
美ヶ原さん顔赤くしてますよ。
俺も顔赤くなっていると思う。
「てか、デズニーランドのホテルに混浴なんてあるの?」
「あるわけないじゃん。部屋のお風呂よ」
部屋?
「部屋にお風呂なんてあるの?」
「あるに決まってるでしょ」
「そうなの?」
「見てみる?」
「うん」
絶対部屋のお風呂って狭いじゃん。
俺は浴室へのドアを開けた。
は?広すぎだろ。お風呂三つあるの?
ジャグジーに露天風呂にヒノキ風呂
俺は温泉に来ている気分になった。これならまだ一緒に入っても、広いから大丈夫だね。
よかったー
「どう?」
「これ本当に部屋のお風呂ですか?」
「もちろん。ここは一番いい部屋だからね。貸し切り風呂みたいな感じだね。
デズニーランドすげー
まだ興奮が収まらないんだもん。しかも洗うところも二つあるし、やばすぎだろ。
「そろそろ入ろうか?」
「うん」
でもいざ入るとなると緊張するし、恥ずかしい。これは、美ヶ原さんも一緒だろう。喋り方は普通だが、さっきから脚がブルブル震えてるのが見える。
「奏くん先入ってて」
「分かった」
俺は全裸になり、タオルを巻き、浴室の扉を開け中に入った。さっきまでは広く感じたが、急に狭く感じるような気がした。
美ヶ原 可憐 視点
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そそそ奏くんが全裸でこのドアの向こうに、このお風呂広いし、タオル巻いてるから大丈夫だよね。
でも、意識しちゃうと緊張して、脚ブルブル震えてくるよ。
私がリードしないといけないね。(特にリードすることないです)
「そそそおおくん、はいれね」
めちゃくちゃ噛んじゃった。本当は「奏くん、入るね」を言いたかっただけなのに。
「うん」
ガラガラガラ
奏くんずるくない。自分だけ裸見せないで、湯に浸かっているなんて、私すごく恥ずかしいんだけど。私男の人に裸見られたの初めてよ。タオル巻いてるけど恥ずかしいもんは恥ずかしい。
ここで余裕を見せてみよ。
「奏くん、どう?気持ちいい?」
「うん」
あれ?奏くん今、目そらしたよね。まさか私に見惚れてるの?
「奏くん隣いい?」
「うん」
ここで必殺技を使っていこうかな。
必殺「何気なくお尻アタック」
奏くんの上に座るだけです。
あれ?かわされた?
大森 奏 視点
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あぶーねー
よかったー避けられて
今回の作戦
俺は美ヶ原さんが出るまで上がらない。こうすることによって、俺は下半身の違和感を隠すことができる。
何?興奮してるだって?じゃあ男の子諸君、頭に自分が美人だと思う人を想像して、そしたらその人とお風呂入ることになったらどうなる?ましてや一緒に入ってみん。絶対そうなるから。
てか美ヶ原さんスタイル良すぎでしょ。服の上からよくわからなかったところがくっきりと線が出ていて、素晴らしい。二つの山も言うまでもない。
「奏くん、背中洗って?」
「え?自分で洗えるでしょ?」
「いいのかな?」
「はい、洗わさせてもらいます」
ダメだこりゃ。弱み握られると相当辛い。俺は下半身の違和感を抑えて、浴槽から出て、洗い場へ行った。ここで倒れて、押し倒すのはラノベくらいしかない。実際にはそうゆう事は滅多に起こらない。
スルゥ
誰だよ。足下に石鹸置いたやつは?
プニュ
「「キャー」」
状況を説明すると俺が美ヶ原さんの上に乗っかっていた。さらに俺の手が二つの山にインしてた。フラグ回収早すぎるって
俺は、石鹸が何故そこにあったか聞く前に、美ヶ原さんに謝った。謝っている最中、ずっと美ヶ原さんが笑顔だったのは何故だろう。不思議で仕方なかった。
美ヶ原 可憐 視点
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奏くんってすごいね。全て計算通りになるなんて、「一緒にお風呂入ろ」って言って、奏くん裸見せないのずるいもん。だから、仕掛けちゃった。
まさか引っかかるとは思わなかった。これで二回目だね。胸触られたの。何回も言うけど、本望だけどね。
「ごめんなさい。俺の不注意で」
「いいのよ。どうでもいいから、早く洗って」
「はい」
奏くん操るのすごい簡単だね。これは将来も奏くんのお嫁さんになるのもすごく簡単そう。
「背中洗うよ?」
「お願い」
「ひゃ」
「ごめん」
奏くんの手が私の背中に、
手さばきがすごい。
気持ちいい。くすぐったい。
「終わったよ」
「ありがとう。次奏くん洗ってあげるよ」
「自分で洗えます」
「ダメよ。自分が嫌がることを人にやらないことね」
「え?美ヶ原さんが頼んだよね?」
「そうだったかしら、どうでもいいから座りなさい。
奏くんなんで?嫌そうに前向くの?
やっぱり迷惑だったかな?
「奏くん洗うよ」
「うん」
わー奏くんの背中たくましい。男らしいね。
高校で洗い合うカップルって少ないよね。結構私たちやばいことしてるね。
終わったー少し緊張で手が震えてたけど、気にしない。
前も洗いたいけど、さすがにそれは無理か。一線超えちゃいそうだし。
大森 奏 視点
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美ヶ原さんの背中スベスベしてて、白くて綺麗だったなぁ。
俺まで洗われちゃったよ。
人に背中洗われるのこんなに気持ちよかったっけ?
しかも、洗ってくれた人が美少女 うん。すごいわ。
俺たちは浴室から出て部屋に戻った。
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