表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/21

デート お泊り編2

思ったより多くの人に読んでもらえて嬉しいです。

俺たちは、デズニーランドの最寄り駅で降り、デズニーランドホテルへ向かっていた。


「なんで?デズニーランドになったの?」

「オススメデートスポット一位だったからよ」


家で俺が見てたサイトか

てか美ヶ原さん男の子と一緒に泊まるの大丈夫なのかなぁ?


「本当に俺と一緒の部屋でいいの?」

「もちろん」

「襲っちゃうかもしれないんだよ」

「大丈夫よ。むしろ本望よ」


ん?最後本望って言わなかったか?てか俺が襲われないよね。大丈夫だよね?襲われても絶対に理性を失わないようにしよ。


「部屋は一番料金が高いところね」

「大丈夫なの?」

「大丈夫よ。お父さんに友達と泊まるから一番いい部屋おねがいって言っといたから」

「お父さんは男の子と泊まるのになんか言ってなかったのか?」

「心配しなくて大丈夫よ。女の子って言ってあるから」

「大丈夫じゃないよね?バレたらやばいじゃん」


お父さんにばれないように気を付けないと。ばれたら即死やん。てか明日ランド内歩くのに、絶対ばれるやん。今のうちに言い訳考えておくとするか、、


チェックインは三時からだから二時に家を出たんだ。


俺はデズニーランドには来たことはあるがホテルには泊まったことがなかった。ホテルの入り口はすごく大きくて広かった。


「可憐さんお待ちしていました」


このホテルのスタッフがやってきた。


「ありがとう」

「あれ、女の子の友達じゃないんですか?」


あれ?これさっそくピンチじゃない。

しかし、美ヶ原さんがカバーしてくれた。


「彼氏よ。お父さんに内緒にしといてくれるかしら」

「わかりました。可憐さんも女子高生ですもんいろいろありますよね。美ヶ原社長には内緒にしておきます」

「ありがとう」


よかったースタッフさん優しくて。チクられたら終わりだもんね。


「部屋案内しますね」

「行くわよ奏くん」

「はいよ」


俺たちはスタッフに案内され部屋に向かった。エレベーターに乗り最上階へ、そして部屋の前に着いた。


「こちらです」

「ありがとうございます」


俺は丁寧にスタッフに感謝した。

そしたら耳打ちで


「二人の夜楽しんでくださいね」 うふふ

「あっはい」


何言ってるんだスタッフは。なんか笑ってるし。


「では、ごゆっくり」


と言いスタッフは去っていった。


俺は部屋のドアノブに手をかけ、ドアを開けた。


「わぁー」


俺は部屋を見て無意識のうちに声が出ていた。

部屋はそれほど素晴らしかった。


窓の向こうには魔法の国、部屋には大きなベッドが一つ

、、、

一つ?まさかとは思うが、一緒のベッドで寝るってことマジかよ。俺はてっきり二つのベッドがあることを想像していた。



美ヶ原 可憐 視点

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ベッド一緒なの?」


奏くんはなんでそんなに驚いているのよ。

私はもう経験者よ。(決してやましいことではありません一緒に寝たことだけです)


「そうだね」

「じゃあ俺はソファーで寝るかな」

「え?」


「何いってんの奏くん!(◎_◎;)」


「だって、俺たち高校生だぞ。もし間違えてなんかあったらどうするの?」

「大丈夫よ。一緒に寝よ。ベッドの上ではリードしてあげるから」

「何もしないよね美ヶ原さん」

「ええ、もちろん何もしないわよ」

「わかった」


なんかしないわけないじゃん。今から夜が楽しみだなぁ。

いっぱいしちゃおかな。(やましいことではありません)



すっかり日も落ちていた。


「そういえば、ご飯ってどうなっているの?」

「確か一階でバイキングってお父さん言ってたよ」

「じゃあ行くか?」

「そうだね」


確かスタッフには二人きりで食べたいから、テーブル一つ仕切りで囲っといて言っといたんだ。

今日も「アーン」してもらお。


一階にはたくさんの人がいた。


「可憐さんお待ちしていました」

「え?」

「二人だけのテーブルを用意しました」

「ありがとうね」


これで二人だけの時を楽しめるね。一秒たりとも時間を無駄にしたくない。奏くんを二人っきりで過ごす時間を増やさないと。


私たちはいろいろな料理をとって、席に座った。料理はどれも、デズニーキャラばっかだった。デズニーキャラの形をしたハンバーグや刺身など、どれも手が込んでいるようだった。


「美味しそうね」

「たしかに」


奏くんったら目をキラキラさせてる。料理に向けるんじゃなくて、私にもしてよ。もーー


「「いただきます」」


「うまいなぁ」

「アーン」

「え?何してるの美ヶ原さん」


奏くん二回目なんだからすぐにのってよーー

恥ずかしいじゃん。奏くんって鈍感なのかなぁ。


「前にもしたじゃん」

「ここで?」

「だって、仕切りで分れているから大丈夫よ」


早くー 奏くんは口開けて待っていればいいんだから。


「アーン」

「え?」


奏くんいきなり私に「アーン」してきたんだけど、まだ心の準備ができてないです。恥ずかしい。


「ふぁあああ」

「美味しい?」

「うん」


奏くん「アーン」からのキメ顔は反則だよー。さすがの私でも耐えられない。



「美味しかったね」

「そうね」


ちょっと仕返ししようかな?


「奏くん一緒にお風呂入ろ」

「え?それは無理だよ」

「強・制ね」

「はい」


っえ?いいの?思いっきっていっちゃたけど。よく考えたら、お風呂って裸どうしじゃん。入ってる途中に私倒れちゃうかも。そのまま襲っちゃう?














ここまで読んでいただきありがとうございます。

ブックマークしてくれた人ありがとうね。

評価も待っているよ。コメントも

これからも頑張ります。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ