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第6話 お金の話とケータイと罠

 元々予定にはなかったお金の話です。何故こんな事に……。


 ◆お財布と通帳と貯金箱◆


 父の様子を見に行った後、初代様からお財布と通帳と貯金箱が入った箱を受け取った。

 本来なら四代目から渡されて説明されるはずだったのだけど、彼女が我慢出来ずに例の徳利に手を突っ込んでしまい、すっかり酒に溺れてしまって役に立たなくなったので、初代様が代わりを務めてくれているのだ。

 本当に酒が絡むと駄目人間だな四代目は。


 渡された財布は手にしたとたん、生前に愛用していたデザインに変わる仕組みだ。

 そして私の愛用の財布はとても渋かった。


「何だか女の子の持つデザインじゃないねー……」

「機能重視でしたので……」


 女物の財布は不便なのだよ。それはともかく、中のお金はいくらですかね?


「……多いです」


 あまりの札束の厚さに放心手前ですわ。初代様、説明して下さい。


「たくさん修正入ったんだと思うよ」


 数えてみよう。うむ、千円札五十枚、五千円札三十枚、一万円札二十枚。

 一万円札が百枚でなくてホッとしたけど、これはこれでどうなんだとツッコミを入れたい。


「……合計で四十万円ありましたが、ひと月分ですよね?」


 私、生前そんなに稼いでませんよ? ギリギリの生活だったよ? あ、小銭も入ってる。硬貨の合計は千円か。


「ひと月分だよ。通帳はどう?」


 通帳かー、アヒルの時の分は人間になったらーって話あったな。あの頃の分が入ってるのかな?


「……何ですかコレ」


 桁が多すぎて何円なのかすぐに分からなかった。いち、じゅう、ひゃく、せん、まん……あー、二千億円台でした。


「え、アヒルの時こんなに稼いでたのですか?」


 見られてもいいや。だって当時初代様にお金の管理任せてたんだもの。

 当時の私はお金という存在を今一つ理解出来なかったのよ。アヒルだもの、しゃーない。


「うん、二千億部分がアヒルの時の稼ぎ。で、残りが慰謝料だね。寿命百五十年の人をこちらの都合で死なせたんだから、高額になるよ」


 え……寿命百五十年もあったの?そんなに生きたくなかったな。人生は七十から八十年くらいでいいよ。


「ええと、お財布の中身は毎月1日の朝6時丁度に決まった金額が出現し、毎月最終日の夜11時59分丁度に中にあるお金全てが消えるのでしたね?」


 日付と時刻は街の中のいろんな場所に表示されているから、気になったら見に行けばよい。


「うん、無情にも約六時間文無しになるね。あと通帳のお金の出し入れは銀行に直接行かなきゃならない。業務は朝9時から昼3時までだから注意してね。そしてATMはないよ。作る予定もないからね」


 つまり月の最終日、午後3時までに銀行にお金を預け、夜の11時59分を迎えれば良い、と。


「それから銀行に預けられる金額の上限に注意して。通帳にちゃんと書いてるけど、よく見落とされるんだ」


 ◇◇◇◇◇◇


 お次は貯金箱。光っているのを箱から取り出すと、形が決められて光が消える仕組みだ。

 おお、これが私の貯金箱。

 いわゆる茶トラの猫ちゃんだ。豚じゃなかった……。

 取説には豚のイラストが描いてあったから、てっきり豚さんになるのだと思ってたよ。


「見本は豚でしたよね? これ、猫なのです」


 この貯金箱の形状は金運占いにもなっているらしいのだ!


「金運は豚が “並” で猫は “上” だよ」

「茶色なのです……」


 ちょこんとお座りをした猫ちゃん。可愛いけど、色が金運良さげに見えない……。


「黄金や黄色は逆に盗まれやすいから、その色で良かったと思うよ?」


 え!? そうなんだ。平凡な色で良かったー。

 金運表を見ると “そこそこ良い” だった。

 猫の貯金箱の効果は “小銭が一万円分貯まったら、一万円札に変えて出してくれる” と書いてあった。

 豚は千円札らしい。猫で良かった。

 最高の金運は蛇であった。その中でも蛇の白が頂点と書いてある。なんと蛇さんは利子が1%付くんですって! ただし滅多に蛇の貯金箱手にする人いないみたい。


「初代様の貯金箱は何なのですか?」

「招かない猫」


 ……はい? 招き猫ではなく?

 初代様は見た方が早いと言って、取り出して見せてくれた。

 両手で小判を抱えた三毛猫ちゃん。確かに招いていないね。


「しかもこいつ一度もお金出してくれないの。三億円って表示されてるのに、出てこないの。壊したら中のお金は消える仕組みだから強引な手段が取れなくて、ずっとこのままなの……」


 さんおく……!? 

 三億円分の小銭ですか。……コインのプールができるかな?いや、人間サイズは無理っぽいかも。


「えっと……いっそ中に入れないとかどうです?」

「一円でも入れてあげないと、お財布から小銭お札問わずどれか一つ引き抜いてっちゃうの」

「それ、まさに猫ババではないですか? うちの子大丈夫でしょうかね……」


 茶トラの貯金箱ちゃんや、君は違うよね? お手々は招く形になっていないし、不安になってきたぞ。


「今のとこ、こんな猫の貯金箱はワシだけだよ」


 ほっ。


「そういえば、お財布の四十万一千円なんですけど、何でこんなに多いんですか?」


 確か生前の稼ぎを反映しているんだよね。いくら何でも多いよ。


「えっとね、君、あの世スタッフ決定だから二十万円プラス。そして最低支給額が五万円と千円分の小銭。残りは……あー、早死に手当てだ。しかもこっちの都合だからちょっと色が付いてると思う」

「成る程!」


 しかし毎月四十万円か。何に使おう。……今、すごい事に気付いたぞ。


「あの、初代様、今日はこちらで何日で、今何時でしたっけ……?」

「んー? 10月31日で今は夜の7時……あ」

「銀行閉まってるですーっ! せっかくの四十万円と千円が丸っと消えるですーっ!?」

「よし! 夜の街で買い物するよっ! あと夜の11時59分までに小銭は貯金箱へ入れればいいからっ」

「案内よろしくなのですっ!!」


 そして私は宵越しの金は持たねぇとばかりに買い物をしまくった。

 思いつくまま、食べ物に手芸の道具に服飾関係と買いまった。

 余った小銭は貯金箱行きじゃー!


 なお、泊まりは最初に通されたVIPなお部屋だ。

 しかしいつの間にかベッドの上に切り株ハウス(ペット用のアレ)が置かれていた……。

 紅月さんがカメラを持って待っていたので、設置した犯人は彼女であろう。

 疲れていたので好きにさせておいた。無視して寝たとも言う。



「ごめん。渡すなら明日にするべきだった。月末に来た人には説明して翌月の1日に渡してるんだよね」


 特別待遇が仇になったようだ。

 翌朝6時、ちゃんとお財布の中に四十万円と千円が復活していた。よかったー……。



 ◆あの世ケータイ◆ 


 お財布騒動から一夜明けて午前6時過ぎ、復活したお札四十万円と小銭千円に安心していたら、初代様からただの真っ白い旧式ケータイを渡された。

 財布や貯金箱と同じく手にしたとたん変化が始まったぞ。


「変形したから登録終わったね」


 おお、これはまだスマートフォンが登場する前のケータイだ。


「これ、一番気に入ってたデザインなのです」


 ホワイトに淡いピンクの半透明パーツ。爽やかさと可愛いらしさがセットの、明らかに女性向けの品である。……うむ、ストラップ、自作しよう。


「……こっちは女の子らしいデザインなんだ」


 明らかに男物の財布とどう見ても女の子がターゲットのデザインのケータイを所持していれば、そんな表情になっても仕方ないかな。機能が優先とはいえ、かわいいのが嫌なんじゃないのよ?


「さらにこれにピッタリのストラップを作るです」


 ビーズ関連の物買っといてよかったー。


「……そう。で、説明だけどね」

「これ、通話のみでしたっけ?」


 そして通話料金は存在しない。なんて素晴らしいんだ!

 ただし通話には多少MPを消費してしまうがな。しかし無料の前には微々たるコストよ。


「そうなの。ただしアドレス機能はあるから。あと基本圏外は無いと思って」


 あ、アドレス帳にもう色々入ってる。電話番号じゃなくて名前入力で繋がるんだ。

 あー、名前にID番号付いてる。ふむふむ、そもそも電話番号自体が無いんだ。ほうほう。


「夢のようなケータイですね。生前の友人宅が住んでいる場所柄圏外扱いになる事が多かったので感慨深いです」


 彼女もこれを手にしたら喜ぶだろう。


「で、基本とゆー事は圏外になる事もあるって事ですか」

「そ。要は通信妨害みたいなもの。そういった類いの攻撃がある事を覚えてて」

「了解なのです」


 ではちゃっちゃとストラップ作りますか。


 ◇◇◇◇◇◇


「……ピッタリだね。その少女趣味満載全開のストラップとケータイ」

「作った当時、私も思いました」


 透明とシルバーのドロップ型ビーズと乳白色と薄いピンクの小ビーズに淡いピンクの大粒のラウンドカットビーズ。それらを螺旋状に編みました。

 さらに当時と違うのはこのストラップ、中々千切れないように魔術コーティングをしてあるのですよ。そして汚れ防止に防水、耐火機能付き!


「完・璧……!」


 ああ、照明を反射してキラキラ……綺麗。


「うん、完璧に女の子アイテムだね。……これでどうしてあんなに渋い財布になるのかな」


 そこまだ気にしてるの? 漢と乙女が同居しちゃいかんのですかい?


「まあいいや。それじゃ、ちょっと外を案内するよ。罠に掛かったどうか見たいし」


 お外ですか。アヒルの時は興味無かったから自ら街の外に出る事無かったんだよね。初めて外に出た時は箱詰めだったし。

 そう、初代様が「神様に会いに行くから」と言って問答無用でクーラーボックスに押し込んで……。

 動物虐待ではないですか? 今さらながら抗議をしたら「当時の人々の君の認識はほとんど魔物だった」と返ってきた。

 ヘコんだけど、納得もした。ああ、確かにアヒルの姿をした魔物だったわ……。



 ◆罠◆


 あの世の広さは無限とも言える程なのだけど、実は街と呼ぶ場所以外はいわゆる未開の地なのだ。あの世スタッフの活動も、街の中に限られている。理由は広すぎて対応出来ないから。

 ただ、魂は同質の物に引かれて集まる習性があるので仕事そのものに支障はない。三途の川の終着点に中心街を作り、少しずつ街を拡張してきたそうだ。


「初代様凄いですね。よく考えましたね」

「何かに固執している魂って、刺激しなきゃ何もしないって気付いてね。それで街全体に翻訳の霧と一緒に認識を曖昧にする薬を撒く事になったの」

「物理法則を無視して辿り着いてしまいました……」

「本当は曲がったりしてるけど、認識していないから真っ直ぐ進んだという結果になるの」


 人の住むエリアと開発予定エリアがあり、外に出るには開発予定エリアを通らなきゃならない。

 けれどそこには怨念になった動物達の魂がウヨウヨしていて厄介なのだ。

 今、特にトラブルもなく私と初代様は外壁六番ゲート近くまで来ていた。


「さてさて釣れたかな……?」


 偽情報を流して裏切り者を炙り出す作戦らしい。目的地には少々遠いけど、私の耳にはもう誰かの話し声が届いている。うさぎの耳って便利。


「こちらですよ、初代様。女性の声が二つです」


 歩きつつ、耳を澄ますことに集中する。


「……うさちゃんの耳って、よく動いて楽しいねー」


 初代様、シャッターの音を抑えましたか。人間の耳には聞こえなくても、うさぎの耳にはバッチリ聞こえてますからね。


 ◇◇◇◇◇◇


「地図を渡して一人旅ってことよね」

「ここまではさすがに案内するらしいけど……」


 スレンダーな十代の女の子が二人ヒソヒソ話している。

 初代様は「ああ、あの二人か。やっぱりね」と呟いた。目星は付けていたけど、証拠が今一つだったそうな。

 打ち合わせ通り、私だけでトコトコ歩いて彼女らに近づく。

 お喋りに夢中で気付かないね。二人の間を通るか。


「で、うさぎって聞いたけど、そんなに楽勝でいいの?」

「うさぎなんて骨折っちゃえば楽に殺せるものね」


 外道な事言ってんな。気にせず二人の間を通ろう。

 ……あれ?

 振り返ると、二人は私に気付かずお喋りを続けていた。待てコラ。

 じっと見つめていると、しばらくしてやっと気付いてくれた。


「えー、仔犬じゃん」


 あ……もしやこの人ら垂れ耳のうさぎを知らない? てゆーか垂れ耳のうさぎって情報がないの!?


「……待って、ちょっと犬とは違わない?」


 良かった。気付いてくれた。垂れ耳のうさぎが犬と間違えられるってよくあるんだよね。


「あ、犬じゃない!」

「うさぎだわ!」


 そして二人は虫捕り網を取り出した。改造された跡無し。ただの虫捕り網だった。

 アホだな……。虫捕り網って点もアホだけど、私が何の対策もせずにノコノコ目の前に現れた理由を考えないのもアホすぎる。どれだけナメられてるのさ。

 防壁をアレンジして、虫捕り網が私にヒットした瞬間に電撃ビリビリ攻撃だい!


「アバババッ」

「アダダダ……」


 びっくりした? まあ弱めだから手が痺れる程度だよ。初代様に登場頂いて捕らえてもらう予定だからね。


「こ、こいつ……」

「本気を出させたわねっ」


 あ、三流敵役セリフ来たー! とか思っていたら……。


 ボンッ ←爆乳なおっぱいが出現

 キュッ ←ウエストがやたらと細くくびれた。

 ボンッ ←お尻が大きく膨らむ。


 服が裂けなかったのが不思議なくらいだ……とか考えながら二人を見つめ、ポカーンと佇む。


「聖なる光よっ!」

「私たちに力をっ!」


 マジカル☆な感じのステッキを掲げてポーズを取って叫びおった。ステッキもポーズも痛い痛い。そして浮かび上がって変身バンクシーン突入ですか。

 あー、二段変身アホくさ。セリフもバカくさ。

 やっぱり羽が生えた痴女スタイルだったので、ビームで叩き落としてやった。


 ◇◇◇◇◇◇


「初代様ー、出てきて下さーい」


 怒ってないですよ?捕らえるのとやっつけるのは別ですからね。


「ごめん。虫捕り網の時点でアホくさいのに、あの程度でキレたんで呆れてたら二段変身しちゃうしで、何したらいいのか分からなくなっちゃった」


 あー、あれは仕方ない。リアルに変身ステッキを使う十代後半……どうリアクションしていいか分かんないもんね。


「今のは立派な三流やられ役でしたからね。……いい加減親玉をとっちめたくなりました。とっちめる前に、この痴女スタイルに物申したいですけど」


 せめて胴体にビキニアーマーでも着用してくれたら “エロアーマーズ” と命名できるのに……。


「そうだねー。ワシとしては他にもこんなのが居たりするのかなーって思ったらちょっと憂鬱になっちゃったよ……」


 まだ準備が残っているそうだし、目の前の荒野を通るのはもう少し後か。

 さて、こいつらどうやって運ぼう。前に出てきた奴ら同様変身が解けてないから、このままだと色々まずい。

 ……幻影魔術の応用で部分的にモザイクかけてみるかな?

 今まではアヒルの時に修得した魔術しか使ってなかった。一から得るのでなく、すでにある物の応用だけど、それでも新しい魔術扱いになる。

 転生して人間になってこっちに戻ってからは初めての挑戦だけど、頑張ろう。


「あれ? ……まあいいや。頑張れー」


 初代様が何か言いかけたけど、集中してて流してしまった。

 ただの黒い円を見えたらいけない部分に張り付ける。成功だね。成功なんだけど……うーん、芸がないな。

 模様変更で輪郭をボンヤリさせたパステルイエローに。せっかくだからお花の形にも。星とかも作っとく? キラキラ光らせたり、クルクル回らせたり。おう、ファンシーになってきたな。

 ふーむ。もっと犯罪性を出すべきだろうか。昔のエロ本やAVみたいな本格(?)モザイクにいざ挑戦!


 ◇◇◇◇◇◇


「ふう、出来たのです」


 バッチリ。わいせつモザイクの魔術レシピが完成しました!

 ……はて、私は何に対して本気を出したのだろう?

 ふと見ると、初代様が麻袋らしき物を片付け、縄を取り出していた。


「初代様、さっきの麻袋は……」

「あれに詰める気だったんだけど、せっかくの魔術の練習台を取り上げるのはないなーって思って。失敗したら袋に詰めようと考えてたけど、無事成功したね。おめでとう」


 そう言って初代様は痴女二人を背中合わせにして頭から足先にかけてグルグル縛った。

 ……そっか、魔術でなくても隠す事は出来るよね。何故私は魔術に走った。

 実はひらめきは迷走への入口なのか!?

 まあいいや、気を取り直そう。使える魔術の種類が増えたんだから、それで良いのさ。


「さて、真緑。アヒルだった頃の魔術に頼ってばかりじゃいけないと思うから、ちょっと修行をしようか」

「確かに、もっと新しく得る必要がありますね」


 アヒルの時は必要なものだけを修得していたからね。結構偏りがあるんだ。

 

「ではおさらいで魔力操作から行ってみよう。【オテテ】のみでこの塊を転がして戻るんだ」

「了解なのです!」


 丸太転がし気分で痴女の塊を押す。

 ぬ、力が足りないか?……今度は強かった。これはいい練習になるぞ。


「あ、せっかくの材料が傷んじゃ練習に使えないから、対処はしないとね」


 初代様が痴女二人にささやかな治癒魔術(わざと効果を抑えた)と魔術防壁をかける。

 親切なようでいて、実は末長く道具として使うための処置なので、結果はただの鬼畜の所業。

 出会った頃から変わらぬ鬼畜っぷりですな、初代様。


 結論。【オテテ】による丸太転がしは、いい魔力操作訓練だった。他にもお手玉とかもいいらしい。

 私は【オテテ】操作を筋トレ感覚で日課にする事を決めたのだった。


 お金の話はまだネタがあるのですが、さっさと話を進めたいので程々にしておきました。

 それから、あの世の一日は地球の十日間です。でも一秒の感覚は、あの世と地球で違いはありません。そんな設定です。

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