第2話 ムタチオン
超能力を持った人間は「ムタチオン」と呼ばれている。これはローマ字にすると英語でMutationとも言えて、突然変異の意味をもつ。生まる時に遺伝子に何らかの変化が起きてに普通の人間とは違う能力を持つようになる。
実はさとしもムタチオンの一人であり、なぜさとしは皆と関わらないようにしているかといえば、さとし自信がムタチオンであるため、それがバレてしまうと学校どころか、逮捕されかねない。なぜかというと、ムタチオンに気づいた人たちは時にこの能力を悪用することがあるからだ。世界にムタチオンは確認されている中でも1000人以上はいて、そのごく一部のムタチオンは国際警察や、軍レベルなどで警戒されている。
ただ、ムタチオンだからといって必ずしも捕まるというわけではない。それはごく一部の悪用している人間だけであって、レベルの高い軍や警察にも直接ムタチオンはいる。なぜなら凶悪なムタチオンを捕まえるにはムタチオンではないと対抗出来ないからである。
ムタチオンであるさとしはこのような機関などには相当詳しい。さとしの両親も当然ムタチオンであることは知らない。さとし自信も学校で使ったりむやみに使用などはしない。
さとしの目的はあくまでムタチオンを研究することであり、別にムタチオンの頂点に立ったり、色んなムタチオンを集めて何か悪いことをするというわけではない。
ムタチオンは世界で1000人ほどいて、確率は700万分の1で、日本には十数人しかいない。
しかし、この新潟にはさとしを含めてもうひとりムタチオンがいた。