表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

異世界転生しても敵に嫌がらせして生きていく

俺、バリバリ都民のサトル!引きこもって、育成対戦ゲームをするのが趣味さ!今日も元気に害悪耐久パーティ使って憂さ晴らしをしていたら、相手のカスオってやつに一撃必殺技を連打されて運ゲーで負けちまった!なんだよこのクソゲー!やってられっか!

腹立ちついでに新作のゲーム機を買うために家から出たらトラックに轢かれちまった!せっかく引きこもり耐久してたのにリアルに一撃必殺技を喰らっちまったってワケ!人生はクソゲー!



「なんてテンションではいられねぇよな…」

俺の眼前には大量の死体が積み上げられていた。

頭上には赤く爛れた空。大地は澱み、腐食していた。ここは、あれか。地獄ってやつだな。まぁ俺にはお似合いの場所かもな…


だが、トラックに撥ねられてバラバラフェスティバルをしたはずの身体がピンピンしていた。どゆこと?耐久パーティ組みすぎて身体まで丈夫になったんかな?それとも地獄的な空間の中ではもはや肉体を留めることはなく、魂的な部分だけが生前の記憶を保ってる的な……最近やったエロゲにそんな展開があったな……


「あの〜ちょっといいですか?」

何者だ!?そう叫びたかったが、声が出なかった。知ってるかみんな?人と長期間喋ってないと声帯が退化するんだぜ?

随分と甲高い声の主を見ると、そこには鋼のような身体の鳥が立っていた。

「喋る鳥だ!」

今度は声が出た。意外にも大きな声が。そうすると鳥も叫び返してきた。

「喋るゾンビだ!」

は?どういうつもりだこの鳥は?俺は自分の手足や胴体をそこで始めて確認した。どうやら俺は腐っているらしかった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ