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僕の名前はレ・・レ・・レレレ?
レレレのおじさんが異世界に行って活躍するお話しです。
本名は、レムトレン・テン。だが自分の名前すら忘れてしまうほど記憶力がないので、「僕の名前は、レ・・レ・・レレレ?」となってしまい、ついたあだ名がレレレ。
彼は兄の勧めでブッダの弟子となったが、記憶力がないのでホウキを渡されて、ブッダの歩む道を掃き清めるようになる。毎日毎日汚れをはらっているうちに悟りを開いて、16羅漢の一人となった。ブッダから与えられたチューリ・ハンドクという名前で知られている。約2600年前のお話しである。
その後、悟りを開いたから天国に行くべきところだが、レレレは人間に転生することを好んで、名前のない者、掃除人、記憶喪失の者など、輪廻転生を繰り返し、遂にはマンガの登場人物として転生してしまう。そう、レレレのおじさんである。
その後、偉大なるマンガ家の死去により、レレレのおじさんも人間を離れてあの世に行く事になる。このお話はそこからスタートする。
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