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昼下がりのカフェ

作者: 青龍

僕の名前は、平井櫂。大学を卒業してForeverというカフェに就職した。まあ、このカフェには、五年以上バイトをしていたので、就職してもたいして変わらない。このカフェに働くきっかけになったのは、高校生のときのことだ。

授業合間の休み時間、友達とくだらない雑談していると、このカフェの話題になった。勿論、皆行ったことは無かった。高そうな店だし、なにより大人っぽい店だったからだ。でも、興味はあった。昔からある店だからかもしれない。皆で考えていると、一人の友達がこう言い出した。

「誰か偵察にでも行かせてみないか?」

皆、この意見に賛同した。勿論、賛同した奴らは自分で行く気はない。他人任せだ。その後、誰にするかで揉めに揉めた。一日考えたあげく、くじにする事に決定した。今考えれば、仕組まれている事は、すぐに分かったかも知れない。

学校が終り、強制的に行かされるはめになった。仕方ないかと思い、ため息をついた後、白いシンプルなドアに手をかけた。中に入ると、まずジャズピアノの音が聞こえた。綺麗でゆっくりとした心地よい音楽。店内は、白で統一されていて、洋風で高そうな椅子とテーブルは、まさに大人の雰囲気をかもし出していた。急に制服で来た自分が恥かしくなった。

「すいません。」

僕が小声でボソっと言うと、優しそうなおじさんがこっちに来た。このおじさんは、三十代ぐらいで、黒の上下。黒の革靴。オールバックのダンディーといえる人だった。

「いらっしゃいませ。」

こう声を掛けられて、この人が、店員だとわかった。店員は、人数を聞いた後、カウンターに僕を案内した。店内は、そう広くなかった。学校の教室が一部屋分ぐらいだ。客は、十人ぐらい。賑わっている。でも店員は、今案内してくれている人しかいない様に見える。大変じゃないのかな。そう考えていると店員は、僕を席に座らせ、にこやかに話し掛けてきた。

「こちらがメニューになります。」

そう言うと、お品書きを渡された。よくレストランとかで見る奴とたいして変わらなかった。こういう店に入ったことのない僕は、どうすればいいか考えたあげく、こう尋ねた。

「オススメはなんですか?」

すると店員は、即答した。

「オムライスです。」

「じゃあ、それを一つ。」

その後、出されたオムライスは最高だった。玉子を崩すと、キラキラと光を放った。僕には、その光は本当にまぶしくて、一瞬食べるのをためらうほどだ。チキンライスは、そのまま食べてもとても美味しかった。しつこくなく、すっとからだの中に入ってくる感じ。そして、玉子とチキンライスを一緒にスプーンの上に乗せた。唾を呑んだ。手に汗をかく。そして、スプーンを口の中にゆっくりと入れた。

「・・・!」

口に入れた瞬間、体がしびれたような感覚に陥った。ああ、なんて美味しいのだろう。今まで、こんな美味しいオムライスを食べたことがあったのだろうか?食べ終わった時には、すでにある決意をした。

「あの、僕をここで働かせてくれませんか!」

僕が、話し掛けると店員はキョトンとした顔をした。

「はい?」

その後、何日も通い詰めて頼み込むと、働かしてくれるようになった。




「すいませーん。」

声を掛けたのは、美しい着物姿のお婆さんだった。このカフェによく来る常連さんだ。

「はい、ご注文はお決まりでしょうか。」

数年もこの店に勤めているので、これぐらい何も考えなくても出来る。

「じゃあ、オムライス一つ。」

「かしこまりました。」

このカフェの看板メニューは、オムライスだ。老若男女に好まれている。もっとも多い注文だけに、いつもお昼が過ぎると卵が切れている。

「マスター、オムライス一つ!」

厨房で料理を作っているマスターに注文を伝える。

「わかりました、これでオムライス終了!」

「了解です。」

今のマスターの姿は、まるできつつきのようにはやく手を動かしていた。よく黒い上下が汚れないなあ、と少し関心する。そんな事考えていると、既にお昼を少し過ぎていた。ああ、お昼食べ損ねた。つい、そんなくだらない事を考えてしまう。

すると、一人のお爺さんが入ってきた。

「いらっしゃいませ。」

僕は、営業スマイルを繰り出しながら、そのお爺さんに近づく。お爺さんは、僕に気付いたらしく、軽くお辞儀をした。お爺さんは、真っ白な、髭と髪をしていて、杖を持っている。でも、腰はピンとのびていて、お爺さんというには不似合いだった。

「お一人様でしょうか?」

 僕は、ゆっくりと丁寧に言った。

「はい。」

お爺さんは、にこやかに言った。

「喫煙でしょうか?」

「いいえ。」

マニュアル通りにことを進めていく。

「では、テーブルに案内させていただきます。」

僕がそう言うと、お爺さんは口を開いた。

「あの、カウンターでお願いできないでしょうか?」

お爺さんは、老人と思えないくらいしっかりとした口調でいった。僕は、お爺さんにカウンターは、酷じゃないかな?と思ったが、言われた通りにお爺さんをカウンターに連れて行く。

「こちらです。」

僕は、マスターの目の前の席に、お爺さんを案内した。マスターの目の前に居れば、お爺さんが何かあったらすぐにマスターが気付けるからだ。

「おお、貴方ですか。」

 マスターは、お爺さんが席に付くと、にこやかに声を掛けた。

「お久しぶりです。」

お爺さんは、マスターに微笑みかけた。

「マスター、このお爺さんと知り合いなんですか?」

僕は、なんとなく気になってしまい尋ねてみた。

「そうです。マスターには、色々とお世話になりました。」

「へえ、そうですか。」

「いえいえ、そんなことは・・・。」

マスターは、苦笑しながら答えた。

「では、いつもの。」

お爺さんは、マスターに注文した。

「わかりました。」

 このお爺さんは初めて見る客だった。このお爺さんとマスターは、長い付き合いなのだろうか。考えにふけっていると、オムライスが出て来た。

「はい、ご注文のオムライスでございます。」

そう言って、マスターはお爺さんにオムライスを出した。

「あれ?卵きれたんじゃないですか?」

僕は、不思議に思いマスターに尋ねた。

「もう、切れていたよ。でもね、この人は、大切なお得意様なんだよ。」

「で、ですが、他のお得意様が残念そうにしていたのに、この人だけずるくないですか?」

「それは・・・。」

そういってマスターは言葉を詰まらせる。いえない事情でもあるのだろうか?

「話しても、良いんだよ。」

お爺さんが、優しい目でマスターに伝える。僕は、嬉しいけどなんだか複雑だ。

「分かりました。平井君もうちの店員だし。そうだね、何処から話そうか。」

僕は、目をつむりながらマスターの話に耳を傾けた。

「この店は、戦前の文明開化の時に出来た店なんだ。」

「ええ!そんなに古いんですか!」

僕は、ビックリした。僕が生まれる前からあったとはいえ、どう見ても、そんな古い店に見えない。どういうことだろうか?

「ええ。改装工事は、何回もしているんだけど結構古い店なんだよ。」

「へえ。」

 魔法が溶けたような感覚に陥って、こんな風にしか答える事が出来なかった。

「代が変わるごとに改装工事をしているんだ。だから、古く見えないだけなんだ。私で四代目で、初代である私の曽祖父は、それを見越して普通より頑丈にこの店を建てたんだ。」

マスターは、ゆっくりと話し始めた。

「このお爺さんがこの店にきたのは、祖父の代のときだった。ここからは、聞いた話になるけど・・・。」

目を閉じ、見えてくる風景は、昭和の風景だった。




 当時の店は、当時の人から見て結構ユニークな店だった。レンガで出来た洋風な雰囲気。店内も、和風か洋風か分からないごちゃ混ぜの空間。お客は、スパゲッティを箸で食べたり、コーンスープを湯のみで飲んだり、また、食後のコーヒーではなく、緑茶をだしていた。外から入ってきた文化を真似ようというおもわくが間違っていたのかもしれない。それでも、二代目だった祖父は、イタリアに留学をして、この国にない食べ物を出した。お客さんにも、おいしいと喜ばれていたらしい。食材は、日本では通していない素材が多かったらしく、輸入に頼っていた。それなりに繁盛していたし、儲けもかなりのものだったらしい。

 しかし、そんな中、第二次世界大戦が始まった。やがて、輸入が禁止され、近いうちに一時的に店を閉めざるをえなかった。

 そんなある日のお昼を少し過ぎた時のことだった。マスターが洗い物を片付けていると、二人のカップルがこの店に訪れてきた。店員が来ないで、どうしようかと戸惑っている二人。そこで、マスターはふと気付いた。

「店員解雇していたんだ。」

戦時中、皆貧乏だ。なので、客も激減し、しょうがなく解雇するしかなかった。

「いらっしゃいませ、二名様でよろしいでしょうか?」

久しぶりの客。そう思うだけで、笑顔になった。

「あ、はい。」

青年が答えた。青年は、短髪のかっこいい顔をしている。服装は、薄汚れた軍服。どうやら、軍人らしい。戦地にいく前の準備の時間を縫ってきたのだろうか。

「では、テーブルに案内させていただきます。」

「いえ、あの、カウンターでいいです。」

 もう一方の少女が答えた。少女は、お金持ちの家柄なのだろうか、いい着物をきている。顔も整っていて、美男美女のカップルだ。二人とも、随分大人びて見えるが、二十代では、ないだろう。

「かしこりました、ではカウンターにご案内させていただきます。」

 カウンターに案内すると、二人ともちょこんと椅子に座った。アメリカから輸入した洋風の椅子に馴れないようだ。しかも、こういう店に入るのは、初めてなんだろうか。少しばかり、緊張しているように見える。

「注文がお決まりになりましたらお声をかけください。」

 言った後、マスターは今日の洗い物を片づける作業を続けた。二人の間は、重苦しい。話し掛けにくい雰囲気だ。重い空気が店内にまで広がる。BGMとして流していた演歌が、やけに大音量に聞こえる。

「今日で、私たちも最後ね。」

少女が重い口を開いた。少女の声は、今にも泣きそうだった。

「ああ。」

青年は、静かに頷いた。

「本当に行ってしまうの?」

「しかたがないだろう。僕だって行きたくない。君と離れるのは嫌なんだ。」

青年が言い切ると、少女は顔を真っ赤にさせた。洗い物を終わらせ、ガラスコップを拭いていた手が止った。

「あの・・・。」

「あ・・・。」

 声が重なった。そのせいだろうか、二人の間の空気がさっきよりも更に、重くなったのが分かる。仕方なく、気を利かせてさりげなく声を掛ける。

「ご注文はお決まりでしょうか?」

無表情で言うと、二人はハッとしたような顔をした。

「すいません。まだです。」

少女は、更に顔を赤くした。なんと、可愛らしい光景なんだろう。

「あの、オススメは何でしょうか?」

 青年が、ちょっと早口で尋ねてきた。二人が初々しい雰囲気に包まれ、微笑ましい。

「そうですね・・・。」

この店には、看板メニューを作れる材料はすでにない。数分考えたあげく、こう答えた。

「オムライスです。」

「おむ・・・なんですか?」

オムライスは、大正十五年にあった日本料理であるが、某日本映画が上映されるまで無名だった。

「オムライスです。」

「ではそれを二つ。」

 結局、覚えられなかったのだろうか。青年は、眉間にしわをよせていた。

「かしこまりました。」

食器の片付けを一旦止め、たんたんと料理を作り始めた。その間、二人は終始無言だった。

「オムライスでございます。」

 そう言って二人の目の前に料理をだした。

「こ、これですか?」

青年は、すごく未知な代物でも見つけたような顔をした。

「はい、これで玉子をくずして、ご飯と混ぜてお召し上がりください。」

「はぁ。」

 どうも二人は、よくわかっていないらしい。少女は、玉子とにらめっこを数分繰り広げた後、ゆっくりと玉子をつっつきながら、くずしはじめた。その間、青年はにらめっこを続けている。

「わあ、綺麗。」

少女が宝物でもみつけたような顔をした。崩したとろとろの玉子が電灯の光に反射し金色に光っている。カウンターから見ても輝いている。少女は、パクリという音が似合いそうに口の中に金色の宝物を入れた。

「おいしい。」

 少女は、一言嬉しい感想をつぶやくと、無我夢中で食べ始めた。それを見た青年は、それに触発されたのか、急ににらめっこを止め、玉子を急いでくずしはじめた。青年の姿に、少女は大人っぽく笑った。そして、青年も口に入れる。

「うまい。」

 青年もその一言だけつぶやいて、勢いよく食べ始めた。作った側としては、とても嬉しい事だ。数分後には、二人の皿は綺麗になっていた。

「ご馳走様です。」

二人とも声を揃えていったので、お互い顔を見合わせ微笑んだ。この瞬間だけは、店内がとても和やかになった。

「お粗末さまです。」

落ち着いたところで、マスターは緑茶を二人に出した。

 すると、青年が話し始めた。

「私は、明日から軍令によって戦地にいくことになっているんです。」

「そうなんですか。」

ゆっくりと相槌をうった。BGMとして流していた演歌が悲しい恋歌に変わった。

「この人は自分の恋人なんです。色々経験して、大変な思いも一緒に乗り越えて来ました。」

「はい。」

「自分にとって大切な、大切な恋人なんです。」

それを聞いた少女は、ついに泣きだしてしまった。美しい顔をくしゃくしゃにしながら。でも、青年は泣かずにこう言い放った。

「でも、生き残れたら、この今日と同じ日に二人でオムライスを食べたいと思います。」

そう、宣言した。戦地に行って、生き残れる確率は低い。この男も死を覚悟しているのだろう。でも、最愛の人を残してこの世から去るのは、未練であろう。だからこそ、約束をした。

「分かりました。その時は、当店自慢のオムライスをお出ししましょう。」

 悲しい恋歌は、山場を迎えていた。

「では、会計を。」

青年が名残惜しそうに立ち上がった。これが終わったら青年はいってしまうのだろうか。

「結構です。またの機会でいいですよ。」

笑顔で言った。

「そんな・・・申し訳ない。」

「いえいえ、大切なお得意様にサービスするのは当たり前ですよ。」

「わかりました。では、また今度。」

青年の頬に、涙が流れた。その涙に、どれだけの重みがあるのか、分からなかった。

「はい、次のご来店をお待ちしております。」

曲は、悲しい恋歌から愉快な演歌に変わった。




「私が知っている話は、ここまでです。お客様の方が良く知っているでしょう。」

 マスターは、ゆっくりと話を終わらせた。

「はっはっは。」

お爺さんは、大声で愉快そうに笑った。

「あの、その後二人は、どうなったんですか。」

僕は、気になって仕方が無く、つい尋ねてしまった。

「平井君は、どうなったと思いますか?」

急に、マスターが聞き返してきた。

「えっと、分かりません。」

「なぜです?」

「お爺さんは生き残れたかもしれない。でも、お婆さんと会えたかどうかわからないからです。」

 僕が困ったように答えると、フッと急に二人が笑い始めた。

「あはは。」

「な、なんなんですか。ずるいですよ、二人とも後を知っているんでしょう?」

僕は、顔を真っ赤にさせた。

「ええ。」

マスターは珍しく、ニヤっと悪ガキみたいな顔をした。

「会計お願いします。」

 そんな声が、聞こえた。声の方向を見ると、綺麗な着物のお婆さんが、レジに立っていた。

「ほら、仕事ですよ。」

マスターの促す声に、僕は不満で一杯だが、お客様を待たせてはいけないので急いでレジに向かった。

「レシートを。」

僕は、お婆さんから渡されたレシートを見る。すると、おかしなことが起きた。

「あれ?注文は、確か一つでは?」

お婆さんの注文は、オムライスを一つだったはずなのに、二つだったのだ。

「いえ、カウンターの人の分ですよ。」

「え、じゃあ・・・!」

「ええ、その通りです。」

 お爺さんが、いつの間にか、僕の隣に来ていた。

「なるほど、そういうことですか。」

僕は、わざとらしく口を尖らせた。

「ええ、まあ。」

お婆さんは、笑顔でいった。外は、いつの間にか夕方の薄闇がおおいかぶさっていた。

「早く帰りますよ。」

「はいはい。」

そういって、お爺さんとお婆さんは手をつなぎながら店から出て行った。

「またのご来店をお待ちしております。」

 マスターと僕は、あわせて言った。大切なお得意様だから。マスターもまたお婆さんに負けない笑顔だった。僕もなんだか嬉しくなってきた。僕も、知らず知らずの内に笑顔になっていた。

 だけど、数分すると目の前にいたはずのお婆さんの異変に気が付いた。

「あれ・・・?」

お婆さんしか居らず、お爺さんが見当たらなかったのだ。少し前まで居たのに、いつの間にか居なくなっていた。

「あれ?お爺さんは?」

「・・・平井君、ちょっといいかな。」

 マスターが、少し声のトーンを下げながら店の中で手招きしてきた。僕は、不思議に思いながらも店の中に入った。

「なんですか?」

「実はお爺さんは戦死されているんだ。」

「え?じゃあ、あのお爺さんは?」

「彼は、毎年この日になるとブラリと店に来るんだ。オムライスを食べにね。」

「・・・あの物語は、悲劇だったんですね。」

僕は、沈んだように呟くとマスターから、意外な言葉が返ってきた。

「本当に、そう思う?」

「え?」

 僕は、マスターの言葉にびっくりした。

「お婆さんの顔を思い出してごらん。」

僕は、そう言われお婆さんの顔を思い出してみた。

「悲しそうな顔をしていたかい?」

 お婆さんは、そんな感じには見えなかった。むしろ、とても幸せそうな笑顔だった。お爺さんとの出来事なんて微塵も感じさせなかった。

「いいえ。」

僕は、自信を持って答えた。

「私は、残酷な世の中に産まれてしまったあの二人のために奇跡が起きた、と思っていよ。」

「奇跡ですか?」

「ああ。二人が約束したこの日。あの時の青年が天より形を変えて降りて来る、と思うんだ。」

「そんな、あの人は霊とでもいうんですか?」

「うん。見える人に現れる幻。」

「それじゃあ、さっきまで起きた出来事は、僕とマスターとお婆さんにしか見えなかった、とでも言うんですか?」

「さあね。それよりも、やっと君にも見える様になったのが、嬉しいよ。何か成長した、と言うことかな。」

そう言うと、マスターはいたずらっぽい顔をして笑った。


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― 新着の感想 ―
[一言] 切ないけど、後味が良かったです。いい話でした。 書き方を改善すれば、もっと素晴らしい作品になるのに…勿体無いです…。 (会話文で時々誰が言っているか分からないところがありました。) もっと長…
[一言] 初めまして。雨霧颯太と申します。 喫茶店を舞台にした、いいお話。読まさせていただきました。 私も兎屋珈琲店と言う物語を書いていますが、やはり、このようなお話は好きです。 喫茶店や珈琲店に…
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