綺堂 礼の物語
第一話 プロローグ 綺堂 礼のとある日記
あらすじにも書いた通り更新は不定期ですのでご理解お願いします。
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超能力者が闊歩するそんな世の中に俺は無能力者として生まれた。
それも中々名門、いや超のつくほどの名門と言っていいほどの名家、綺堂家からである。生まれてから5年間は父も母も姉弟達も優しかったのだが俺が生まれて5歳になった時、俺が無能力だと家族に知られてしまった。知られてしまえば後はわかる通り勘当された。5歳の俺にだぜ?なかなか酷なことをしてくれるよな、あいつらも。
まあそのおかげでこうやって師匠と出会えたから、その部分だけは感謝してるんだけど…
「ほらほら、今度は足がお留守だよ、礼!しっかり構えな!」
「うるっせぇ!師匠みたいなバケモンと同じように出来るわけねぇだろ!!」
「ほう?わたしのことをバケモンと。そう言ったね?」
「あ…待って待って!ちょ待ってください、ししょグハッ。」
こんな生活を毎日送っております…まあ辛いところもあるけど結構楽しく過ごしてるよ。
毎日5回くらいは気絶してるけどね。まあ来た当時に比べれば相当減ったんだぜ?これでも。あの鬼、俺が5歳児だろうとなんだろうと俺が強くなる!とか言った瞬間に、雰囲気変えて襲ってきやがって…いつか絶対ぶちのめすからな。そもそも5歳児でどうやって対峙しろってんだ、武器もまともに持てねぇんだぞ。
でも着実に強くはなってる。俺を産んでくれた綺堂家には恨みも何も無いし復習しようとも思っていない。まあなるたけ関わらないようにとは思ってるけどさ。
今日で俺も15歳だ。あの鬼がいけって言ってきた学園に来月から通うことになるけどそこでも鍛錬を怠らないようにするよ。
あの鬼に勝つためだけどね…
えっ師匠なんで俺の部屋に、、、待っておれの日記見ないで!
やめr…
ここから先は血でついている…