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再編)家が!ついてくる!?  作者: 九曜紋s
8/17

再編)家が!ついてくる!?7話

今日も書く事が出来ました。お猿に勝ったのは良いけど問題が増えた。(物語を繋いでいくのが大変ですが、再編して、皆さんに読んで、楽しんでいただけるのを励みに、ここまで来ました。家、ここで活躍します。期待してください。)

              

  

              

    七夜は、この二人に自分の幼い頃の姿を重ねて見ていた。                                                                                      

「ああ、分かった。今行く、箱、アンジェとアリスに合う下着と女性用の服、出してやってくれ。」


箱)・・・・。箱はアンジェとアリスのサイズに合う可愛いブラと下着とシャツ、その他、セット一式を取り出して渡す。


「下手な武具よりはマシな装備だよ。そう言えば君達の年を聞くのを忘れたね?」


アン・アリ)「10歳なの。きれいな服をありがとう、でもこの服どうやって着るの?」

(10歳には見えないな痩せて身体も小さい、そうだよな、俺と同じ孤児だもの生きる事で精一杯だったんだ、だから食べ物を盗んで・・・。)

「あっ?ああ、そうか着け方を知らないんだね。身体に触っても大丈夫かい?」


アン・アリ)「うん、大丈夫なの。こんな身体にご主人様触れてくれる?嬉しい。」


七夜は医者だったので毎日触診や検査などで服を脱がせたり着せたりしていた。七夜にとっては医学的医療行為と捉えているし、最愛の妻以外はまったく性的感情は湧かない。


カ)「ねぇ七夜その下着さあ、今まで見た事の無い素材で出来てるように見えんだけど?それも七夜が研究で作った物なのかい?可愛いねえ、もしまだ有るんだったらあたしもほしいんだけど、売ってもらえないかい?」


「あ、ああいいよ。いずれ下着も販売する予定だし、カテジナさんもだけどリガルさんにも履いてもらって、どんな感じか感想を聞かせて貰えると嬉しんだけどどうかな。

「これなんだけど、男はトランクスやボクサーパンツといった物で、両方12枚ずつ渡すね、女性は12枚ずつ上下セットで渡すよ、こっちが月の物用で、此れがフリルタイプとレースタイプだね、サテンや他にも色々、日常に履くものだよ。」

「後、女性はお腹が冷えやすいからオシャレな腹巻も用意してみたんだ。」

「今回は、男女共にシルクだから、初めの使い心地は微妙かも知れないけど慣れれば、カテジナさんやリガルさんもフンンドシみたいな下着よりはずっとマシだと思う。」


リ)「何と?男用も有るのか?」


カ)「嬉しいねえ!これは何て肌触りが良いのだろう。とても良質な下着だよ、お店に戻ったら早速履いてみようかね。」


リ)「すまんな、ありがたく使わせて貰う、うん?ツルツルしてるんだな?使い心地も良さそうだ、

フンドシは磨れて痛くてな、動きが阻害されてきつかったんだ。此れならすれることも事もなさそだな。」


「もう準備も出来たようだから、余り待たせても申し訳ないし会合室に行きましょう。」


会合所に移動する。


「お待たせしました。早速ですが他にも護衛の方がいるようですが、この話は、王、領主、ギルド長のみが、聴いて知る事が許される内容です。護衛を含めて他の方々には大変申し訳ないのですが、席を外してもらいます。闘技場での試合を見た方は知って居ると思いますが、俺は今隠れて居る方々の居場所を知る事が出来ます、こんな風に・・・・。」

(イニシアチブはこちらに有る、これを回りすべてに公開するにしても、まだかなり先の話になる。

今の内に上位の人間に公開して釘を刺して置くべきだ、後で解ればプライドも傷つく、後悔しない為に今の内に権勢しておけばトラブルは避けることが出来る。

良いように利用されるつもりも無い、ルールさえ守っていけば有る程度の唯我独尊で行動が出来る。

今後、色々問題は増えて行くだろうけど。)


女領主)「そちらの言い分は理解した、明らかにこちらが悪い、護衛は全て下がらせろ、隠れている奴もだ、皆下がれ!これより私がいいと許可をだすまでこの会合所に全ての者は近づく事まかりならん!いいな!では下がれ!これで構わないだろうか?七夜殿。」

護衛は指示に従い離れて行く、七夜の小型バイザーに反応は無い、全ていなくなった事が確認できた。


「こちらも確認で来ました。一人残らず新たな任務に付いたようですね、問題ありません。で?あなた様は誰ですか?」


女領主)「私は、この国の領土を預かる領主、其処にいるカテジナの姉クラナ・セりト・リヴァールと申します。妹が世話になりました。この度は夫の敵を討って頂き感謝しております。

超天災級の影響で孤立して、国や他の領土からも支援を受けらず、領地も荒れて先の見えないない状態でした。七夜殿が討伐して下さったお陰で危険も去り、安心して暮らす事が出来るようになり、トトのお陰で、停滞していた経済状況が、緩和され好転する切欠が出来ました。ありがとうございます。

この場での鉱山の交渉も視野に入れております。どうぞよろしくお願いいたします。」(カテジナ凄い人みつけたね。)


カテ)(姉さん、なんでバラすんだよ。このまま七夜、普通に付き合って行けたらと思ってたんだよ、なのに勝手に話しちまうなんて!)


「御領主、これは失礼しました。そしてカテジナさんのお姉様でしたか、俺は千葉七夜といいます。どうぞ見知りおきを、余り堅苦しいのは苦手ですから、七夜でも千葉でも好きな様に呼んで下さい。

それと、信じられないかもしれませんが、俺の肩に乗って居るのは俺の家です。

後で実際に見て貰おうと思いますが、この家は大きくなります。この部屋ではここを破壊してしまいますので外で。

それから、この箱のような存在は、どんな大きな物でも仕舞う事も、取り出すことも出来るものです。

生きている物はまだ入れた事は無いですが、この存在を使うことが出来るのは俺だけです。

この家は、俺が作り上げた物です。この家と箱には命が宿り、何故か足を生やしてついてくる。

絶対に俺からは離れない。

こちらの話も理解している様で、俺が死んだらこの家も箱も消えるかもしれない、そんな気がするんです。それから俺が持っている、不思議な道具や衣服、装飾、武具、に付いては、一切の詮索をしないで下さい。薬も俺が研究して作り出した物です。

リガルさんの腕や目も俺が作った薬で治しました。

薬の備蓄はありますが、余期待しないで下さい、譲る事も出来ません。

先程、試合で賭けに出した武器も特殊なものです。

そしてトトで見た通り俺は、覚醒能力、潜在能力といった物が当たり前に自由に使える、そんな訳で他言無用でお願いします。

そして、俺は神様じゃない、人間です。

便利だからと利用されるは嫌いなので、友好的なお付き合いを希望します。

相談が有れば乗りますが、状況に応じてです。

俺からは以上ですが何か質問はありますか?

カテジナさん、リガルさん隠していて申し訳ない、この事実を話すには、どうしてもこういった場が必要でした。

アンジェ、アリス、俺はお前たちを奴隷から解放しようと考えている…素材を買い取って貰い、その金で自分を買い取り幸せに生きて貰おうと思ってる。」


アリ)「離れたくないです、ご主人様死に欠けの私達助けてくれた、命ささげた人、側に居たい!。」

アン)「そうです!絶対に治らない!治せない!私たちの足と身体の傷、全て治してくれました。だから、ご主人様、私達を捨てないで下さい。捨てられるのなら死にます!。

ご主人様との繋がりはとっても暖かくて力強いです、今まで冷たくて繋がりが弱い人ばかりでした。誰も私達を見ていない、心配も思いも寄せて貰えない、頼りにもして貰えない捨て駒!。

そんな毎日はもう嫌です、ご主人様のお役に立てるならどんな事だってします。間違っていたら直します。だからお傍に居させてください!」


(アンジェとアリスの必死の願いだった)


七)「そうか、アンジェとアリスはそれで良いのかな・・・・、分かった。これから色々お願いする事が増えるだろう。その時は力を貸してくれ、湿った話になってすまない。そちらの判断と意見を聞こう。」


ギルド長達)・・・・(驚いたり、悩んだり、困った顔をしていたりする)


ク)「話の内容は理解しました、しかし私は実際に見たわけでは在りませんので俄かには信じる事が出来ません。

なので、その肩にいらっしゃる?家を見て、嘘か真かを判断したいと思います。1階の解体場で見せて頂けませんか?闘技場より広いですよ。モンスターが丸ごと持ち込まれる場所ですから、夜も更けて来ましたし今なら担当の者達もおりません。」


「良いでしょう。では1階に。」

「アンジェ、アリス少しだけ待っててもらえるかい?」

アリ、アン)「はーい、待ってるの。」

1階の解体場に移動、その広さは町の1区画を使っている。


ク)「この町は8区画有ります。その内の1区画を丸ごと解体場としています。モンスターの持込が多く有る為、何処の村や町、王都でもこの様に大変広く設けられています。この場所なら問題は無いでしょう。」


「はい、大丈夫です。家、大きくなってくれ。」

家)・・・・。

(肩から降りた家が、何時もの5倍の大きさになる、はっきり言って10階位ビルの様な状態。)


七)「おい!何時もの5倍の大きさじゃないか!何時もの普通で良い!普通で!」

家)・・・・。(だが家は言う事を全く聞かない。)


周りの組合長達は度肝を抜かれ、腰を抜かしている。


ク)「ホントウニオオキナイエデスネ、モウワカリマシタシンジマスカラ。」

(なんて家?こんな大きな家見た事在りません。作りも材質もまったく違います。これは信じるしかありませんね。)


家)・・・・。(ちょっと自慢して、普通の大きさになる。)

(精神的にも、肉体的にもまだ全回復とは言えないあの子たちには、このシーンは見せられないよな。)


「アンジェ、アリス、来てくれ、君たちにも中を案内してあげるよ。」

アリ、アン)「はーい。」

(嬉しそうに、奥の部屋から走って来る)

「家の中に案内します、アリス、アンジェ、君たちにも見せてあげるよ」


今のシーンを見た人たちは、恐る恐る、家の中に入って行く。


カリ)「!これは驚きました。なるほど確かに見た事の無い物ばかりですね。」


ロ)「腰が抜けたブッヒ!何と羨ましい、旅には便利じゃないかブッヒ!」


ド)「こりゃ!驚いた!?家に使われている材質がまったく分からん!作りも技術も今の時代には無い、この家は神の園か?」


ブ)「ふむ凄いのお、研究して見たいが分野が違う、七夜殿に薬の生成方や製法を聞きたい物だのう。」


グ)「しかし、こんな物があると知ったら狙ってくる者も後を断たんだろうな、その箱も狙われるな。」


ウ)「ああ、私も同感だ、この家の存在は各も恐ろしいものだな、だが羨ましくもある。」


セ)「ここは?椅子とテーブルが沢山あるわね、酒場かしら?」


ダ)「へー、ずいぶん広いねえー、酒場より、食堂かも、あれ、カウンター?」


「はい、ここは自慢の食堂件酒場です。皆さん夜の食事まだですよね、良ければご馳走しますが?」


一同)「是非、お願いします。」


七夜は箱に、ドラゴンの肉を出して貰い、食事を作って行く。ドラゴン和風ステーキ定食、味噌汁とご飯お代わり自由、チーズケーキのデザート付き、お酒も用意した。

「準備が出来ました。広いお座敷が在りますから、アッ、靴は脱いで下さい。座布団が在るところに座って下さいね。アリス、アンジェ運ぶの手伝ってくれ、ちょっと量が多くてな、二人の分もあるから安心して良いよ。」


セ)「座布団?あっ、クッションのことね、床が、草で作ったラグ、何て斬新なの素敵だわ。」


座敷も畳も初めて見る、そして寝る以外で靴を脱ぐことが無い人達なので、ぬぐのにてまどっている。


アン・アリ)「私たちもこれ食べて良いの!!・・・運ぶの!」

アンジェ達は嬉々として出来上がった熱々の食事を運んで行く。


「冷えない内に召し上がってください。」


一同)「「「う~ま~い~ぞ~!!!」」」(皆一心不乱に食べている!)


「ご飯と味噌汁のお代わり在りますんで遠慮なくどうぞ、デザートはチーズケーキです。」


レ)「ご飯とは、この白いのですかい?ってぇと味噌汁はこの薄茶色のスープ?

デザートまで至れりつくせり美味しいですねぇ、持って返りたいくらいでさぁ。」


「食後の楽しみです、甘いもの、果物とか、お菓子を最後に楽しむ為に用意しました。」


カテ)「乳味で甘く柔らかい、なんて香りもいいんだろう!こんなの貴族だって滅多に食べられないよ!いつも食べてるもんとは大違いだよ!さっきの肉と言い本当にうまいねえ。」


へ)「美味しいわ~こんな味付け知らないよ~始めて見たよ~それにチーズケーキってふわふわでー甘くて美味しいわね~!」


「えーと皆さん、塩とか胡椒なんか使わないんですか?普段の食事の味付けはどうしてるんです」


グ)「うん?煮たり火で炙ったり焼いたり、干し肉が多かったりするが?塩や胡椒は大変貴重でな、それに高い!手に入れられるのは貴族や商人、上位の冒険者達位だろうな。」     


(ここに来る前に岩塩鉱脈があったな、気が付いてないのか、もしくは知らないのか、危険な森を抜けた所に在るから近ずけなかったのか?)

「そうなんですか、実は森を抜けた所に岩塩鉱脈も発見しましたが、森の近くであぶないから、皆さん気付けなかったんですね、そこも鉱山に行くついでに案内しますよ。」

「岩塩、地下坑道の所有者は、あくまでも俺だと言う事を、周知しておいて下さい。

発掘や採取、採掘、管理運営等に関しては、領主とギルドにお願いしたいと思って居ます。俺、又はギルドの許可した人達は、鉱山を自由に採掘して構いません。

鉱山は危険ですから、許可の無い者は坑道にいれないで貰いたい。採掘した物の値段もそちらで取り決めてもらえれば有り難いですね。」

「売り上げの1/10を貰えればいいですよ。かなり大きな鉱山で地下資源も豊富だと思います。上位モンスター素材に関しては、今日は夜も遅いので明日。」

「ソードファンゴの素材はこちらの解体場に、明日は岩塩鉱脈と地下鉱物資源探索でいいですか?」


ク)「岩塩もですか?有り難うございます。此れほど譲歩して頂けるとは思っておりませんでした。

大抵の方々は自らが見付けた物は、殆ど独占してしまいますから。

所有者が亡くなると、引き継ぐ血縁者の手に渡ります、その上余りにも法外な値段で売りつける方達ばかりなので、一般の方の需要も少ないのです。

お陰で何処の市町村も品不足です。王都はあらゆる品物が集まる場所なので、基本的に物価は安いですが、その代わり税は高いのですよ。

あと情報に付いては、こちらの羊皮紙の本を差し上げます。遥か昔に起こった、過去の歴史と、現在の一般的な常識等が書かれています。

山奥に住んでおられた聞きました、このような物が必要ではないかと思いまして用意させました。

それからまだお礼をお渡ししてませんね、貴族区画の屋敷を進呈いたします。

受け渡しは後日になります。領主館に来られる時はこの組合カードを提示して下されば直ぐに対応するように指示しておきます、でも念の為に此方のメダルをお持ちください、見せればすぐに入れます。

領主として、民や、貴族の代表として礼を言わせてもらいます、本当にありがとう。」


「どう致しまして、と言っても偶然が重なっただけですけどね、本は有難く頂戴します。それと解体の済んでるソードファンゴとドードー鳥の買取お願いします。何せお金が無いと宿にも困るのでよろしくお願いします。」

(貴重な情報は得られたな、しかし徒歩では安心して旅も出来ない。馬車がいるな、そう考えると街道や山道、海は蛮族だらけなんだろうな。その上モンスターゴロゴロとか、予想を遥かに上回る治安の悪い世界に来たもんだな、ハードすぎないか?)



              再編)家つく!7話終わり、つづく      

転移者である事は隠しました、どうなる事やら。(まだまだ、先が長いお話なので、此処でバラスのは止めた話です。再編しながらどこで出そうか考えています。)

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