再編)家が!ついてくる!?6話
本日も何とか上がりました、楽しんでくれるといいな~・・・・私も旅や冒険がしたい。(夢のような世界は再編しながら読むと目が皿のようになります。この物語を毎日書いて居た頃から3年近く立ちましたが、もう一度皆さんに読んで楽しんで貰える物にしたいです。)
ル)「さぁ!皆さん久しぶりのトトの始まりです!賭け金はこちらにお願いします!あちらに居るダルトン対七夜の対戦が、後10分ではじまりま~す!お急ぎ下さ~い!賭けましたら!観客席へ!当たるも八卦!外れるも八卦!どちらが勝つかは運と彼らの実力次第!さぁトトはこちらでございま~す!」
冒険者達)「おい、何かあのちっこいのが亀倒したらしいぞ?」
男冒険者)「嘘だろ?あんな女子供に倒せるわけがねぇ、第一亀の素材何処にあるんだよ?有れば、今頃、市場は荒れてるだろう?
それに鉱山だってまだ見付かって無いしな、俺はダルトンだね、見ろよあの身長の差をよお、まっ、半分ずつ賭けるとするか、どっちが負けても良いようにな。」
女冒険者)「ハンッ、これだから男は!見た目で判断してると痛い目に合うよ~?あたし達はあの子に賭けるよ、それにあの子、男だから!」
女達は、七夜の何処か儚げで美麗な顔立ちと涼しげな瞳を見てその魅力に、うっとりしていた。そう何処の世界でも正義は居るのだ。それが理想の男なら尚更である。しかし、男達はこき下ろす言葉を口にしながら、七夜の顔を見て鼻血を出している事に気付いていない。若い女達はそれを見てドン引きしていた。
貴族太った成金男)「ふん、あんなガキにあの亀が倒されるわけ無いんだな、絶対嘘なんだな。」
成金息子)「そうなんだな、どこかで不正したに決まってるんだな。」
貴族)「半信半疑では在るが本来なら、あの男に賭けるべきなのだが、この町の停滞した金を動かさなくてはいけない。本当に残念だ、仕方ない今回はダルトンに賭けよう。もし次回のトトであの男が出るなら、賭けよう。」
女執事)「奥様、ご報告に上がりました。情報によるとあの子は男と言う事が分かりました。カードによる討伐記録も間違いないようでございます。
周辺を急ぎ少々調査を行いました所、森は安定していました。中型動物、小動物も確認され、鳥達も戻りつつあるようです。」
「後もう一つ大事なお知らせが、大変希少鉱物が取れる鉱山が、この町近くに在るとの事でございます。これは恐らくガーディアンドラゴンとグランドジュエルタートルが作り出した鉱山だとの報告が上がっております。その所有者は討伐に成功した、かの少年との事でございますいかがなさいますか奥様?。」
女領主)「分かった、我が夫の敵を取ってくれた者、小さな少年に褒美を出さなくてはな、本来ならば経済状況的にダルトンに賭けねば為らぬ所、今回だけは少年に賭けようではないか、これから忙しくなる。金はいくらあっても足りなくなるだろう。鉱山の事は少年と直接話をする為に、会って見ようと思う、良い方向に向けば良いのだが。」
女執事)「では、七夜様一択でよろしゅうございますね?」
女領主)「なんだ、名前を知っているなら最初に教えてくれても良かろうに。」
女執事)「中世的で美麗で可愛いらしい方でございましたよ、むさ苦しい男共とは違い、髭も信太い毛も一切生えておりませんでした。真っ更で美しい男の娘でもございました。はぁ生きていて良かった。」
(恍惚とした表情で、涎をたらし。鼻血を出し。やや履物が濡れた状態で、うへへと夢見心地の様子)
女領主)「ニース!鼻血が出ておるぞ?それ程にか?」
女執事ニース)「はい!それ程でございます!あれは珠玉!いえ至宝にございます!」
女領主)「それは会うのが楽しみだ、それは分かった。その前に恍惚とした表情と涎と鼻血をなんとかしろ!見ている私が恥ずかしい、後、履物が濡れているぞ、それにその顔、人に見せるな!見せてはいけない顔だ!」
女領主及び執事1人、メイド達25人、使用人男20人は七夜一択。
組合長達は、10人七夜一択。
組合員全員、解体作業班含む、200人七夜一択。
貴族や金持ち達548人は、貯まりに溜まった停滞している金を放出する為、ダルトン一択。
(要は経済的なお金のデフレ状態を緩和する為)
殆どの男冒険者は2万2千500人、ダルトンと七夜両方に。
(女冒険者、一般の町人、貧しいスラムの住人達は少年と言う報告を信じ、皆七夜に全財産を賭けていた。それを七夜は知る由も無い。)
ル)「トトを締め切りま~す!もう間もなく試合が開始されます!・・・・・・・・・・ダルトン対七夜、試合開始です、合図をお願いします!」
ダ)「てめ~が気に掛けてたからな、俺はこの2人の奴隷賭けたぜ!お前は何を賭けやがった?!まさかゴミみたいなしょぼい物じゃな無いよな、へへへ。」
「ああ、貴様が喉から手が出るほど欲しがる物を掛けてやった。あそこに商品が見えるだろう。あの剣はグランドジュエルタートルを倒した特別な能力の有る剣だ!これで満足か?、欲しければ俺に勝つんだな、無理だろうけど。」
ダ)「へっへっへっ、面白れぇ!その剣、俺が有用に活用してやる!だから安心して逝っとけ~~~~!」
「おい!奴隷は商品として預けるんじゃ無いのか?」
ダ)「おいおい!、コイツらまだ俺の奴隷だぜ?それに犯罪奴隷だからな殺しても文句を言われね~よ、ここで死んでも誰も気にしね~よ。」
「そうか、犯罪奴隷だったのか、一体何をして犯罪奴隷になったんだ?せめてそれくらい教えてくれないか?」
ダ)「ああ?食い逃げだとよ、っは、世知辛いもんだよ!な!こっちは8人だ、てめーは一人勝てるかな?」
双子の奴隷はまた蹴り飛ばされる、顔色が余り良くないようだ。
(っち、下種野郎が、何処の世界でもこんな奴は居るんだな)
「家、箱、悪い少しの間肩から降りて待っていてくれないか?直ぐ終わるよ。」
家)・・・・。(肩から降りる。)
箱)・・・・。(同じく肩から降りる。)
グ)「ランクΩEND七夜、ランクA+ダルトン、試合開始!」(カンカンカンカンカンカーン)
ダ)「おら!お前等、相手は一人だ!さっさと倒しちまうぞ!いくぞーーーー!・・・・・いねぇ?!どこ行きやがった!」
(やはり見えてないか、覚醒能力の一つステルスそして!潜在能力、瞬歩!瞳術!この組み合わせは、卑怯かもしれないが、これも勝負の内だ。
下種には丁度良いだろう。あの女の子達は顔色が凄く悪い、決着は早めにするか、終わった後薬を飲ませないとな手加減するから今は我慢してくれ。)
基本の歩方を含まず、瞬動、韋駄天、瞬歩、雷歩、瞬神、基礎となる、下位、中位、上位、極意となっている。今使っているのは身体に負担の無い、瞬歩と言われている中位の技の一つである。上位、極意は身体の負担が大きく、体力及び筋肉が無い内は使用も制限される為、多用は厳禁。
この世界では瞬歩は肉眼で捕らえる事は出来ない。七夜は瞳術のスキルも使用出来る、世界の動きがスローモーションになる技である。
他にも使用法があるが、これも多用しすぎると失明の可能性がある、リスクの高い危険な技である。しかし七夜の開発した薬を常用すれば、そのリスクは回避される。早く言ってしまえば使いたい放題である。
仲間A)ガッハ・・・・・。(バタン)(鳩尾)
仲間B)オ”パ~~~・・・・。(バタン)(金的)
仲間C)オゲラ~~~~・・・・。(バタン)(七夜特製ハバネロ、南蛮ミックス液)
仲間D)アパッ!・・・・。(バタン)(脳を衝撃で揺さぶる掌底打ち)
仲間E)オウフ!?・・・・。(バタン)(速攻性七夜特製腹下し剤)
ダ)アババババババウ~~~。(バタン)(死なない程度に、左片腕のみ尺骨上腕骨を折る。乱打による顔面打撲、鳩尾への内臓殺しボディブロー、しばらくご飯が食べられません)
アンジェ、アリス)ハウッ・・・。(バタン)(首の頚動脈の軽打、よい子は真似しないでね、最悪の場合、当たり所が悪くて記憶喪失になります)
「終わりましたよ。もう少し期待してたんですけど思わずちょっと悪戯しちゃいましたよ。(笑)」(やり過ぎたか?)
組合長一同)・・・(消えた!動きがまったく見えなかった。たった2秒で終わっただと!?確かに強さはΩENDで間違いない!)
グ)「しょ、勝者七夜!おめでとう。我々各組合は改めてΩENDランクである事を認める物とする!カードに偽りは無かった事を宣言する!以上本日の決闘及びトトを終了する!」
「待ってください!トトなんですど俺の取り分5割は俺に賭けた方々に渡して上げて下さい、俺はまたモンスターを狩ればお金は得られますから。」
グ)「高潔な精神痛みいる、喜べ七夜殿に賭けた者達に5割を皆に分配して貰って欲しいと進言された!勝者に感謝を!受け取りは各組合にて行われる。番号の引き換え券を忘れるな!では賭けの商品の受け渡しを始める、勝者七夜前へ!」
町の住人一同)「「「ウオオオオオオオオオオオオオオォォォォーーーーーーー!」」」
町の冒険者や町人、スラムの人達が感謝の言葉を述べ、報酬を受け取り、皆軽い足取りでそれぞれの家へ帰って行く。
セ)「七夜君凄い事するわね、さて奴隷の双子ちゃんだったわね、所有者のダルトンは気絶してるし、丁度良いわ、書き換えちゃいましょ、でも本当に犯罪奴隷で良いのかしら?食い逃げ程度なら普通の奴隷に戻す事も出来るけど?サービスしちゃいますわよ?」
「本当ですか?なら是非戻して上げて下さい。よろしくお願いします、ついでに素材を売りたいのでここでは何ですから。後ギルド長達にお話が、カテジナさんとリガルさんは既にご存知の内容もありますが他にも話なさなければならない重要なお話があります。」
セ)「分かったわ、ギルドの会合所を使いましょう。七君肩を出して貰えるかしら、ああ!変な事する訳じゃないわよ、所有者である証を刻むだけだから、主人と奴隷の証はまったく違う物だから安心して良いわ、奴隷と間違われない為の物だし。
主人は肩ここね、(ウフッ、役得だわ~)、奴隷は首にしましまが浮かび上がるの、昔は首輪だったんだけど錆びちゃうから、この方法に変わったのよ。
その方が奴隷も苦しくないし首周りも清潔でしょ、中にはチョーカーやリボン付ける人もいるわね。
はーい、(いや~んさわっちやったわ~。)これで繋がったはずよ、リンクしてるから話さなくても意思疎通は出来るわよ、早く言ってしまえば念話ね、これも天使族と悪魔族が作った物なの。」
(なんか気持ち悪い、さっきの魚顔が、今はサメみたいに見える。)
「あっ?、ありがとうございます。」
「アンジェとアリスはまだ気絶してるので、何処か休める場所は無いですか?」
「出来ればダルトンがいない所が良いです。」
初めの方で説明しましたが、七夜は運命の女以外受け付けない、自分に性的欲望を向ける女は魚や野菜に見えて来るのだ。
(セレンさん、そんなサメ顔で鼻血を出しながら言われても困る。なんか息使い荒いし、ハァハァ言ってるし怖い。天使と悪魔かこの世界の不思議道具を、この種族が主に作り出してるみたいだな。何故天使と悪魔のような種族がこの世界にはいるんだろう?)
セ)「そ、そうね、それなら早速会合所の隣の部屋に運び込みましょ。」
カ)「ならあたしも付いて行きますよセレンさん。あんたに鼻血出しながら言われると怖いよ、間違いがあるといけないからね・・。」
リ)「うむ、今のセレン殿は冷静では無い様だ、よってワシも一緒に同行しよう。」
セ)「な!何をおっしゃるの?、そんな事するわけ無いですわ、確かに可愛いらしいし、私の好みのど真ん中だけど、早々襲っちゃうなんて事しないわよ、!わっ、私!そこまで飢えてないわ!」
カ)「鼻血もだけど…よだれも酷いよ・・・。」
カ)(・・・それを自爆と言うんだよ、慌てると本音が出るところは変わってないねえ。)
カ)「七夜の胸を見ながらそんな息荒くしちゃあ説得力無いねぇ、七夜あんたフード付きの服が必要だよ、その外見じゃあこれから大変だよ、フードで出来るだけ顔を隠した方が良いんじゃないか?安全に過ごしたいなら尚更、此れみたいなのもそこに居るしねぇ。」
カテジナはセレンに指を刺しながら警告してくる。
「うっ、確かにそうですね、だけどこれが自分なのでフードは要りません。でも、俺、そんなに目立ちますか?」
カ)「七夜、あんた自覚ないのかい?」
セ)「と、取り合えず移動しませんこと?」
カ)「ああ、まあいいよ、又機会が有る時にでさ。」
「家、箱、行こうか。」
七夜の肩に飛び乗る、家と箱。
組合会合所に移動、会合室隣の部屋に入る。
「セレンさん申し訳ないですが、会合室に組合長達を連れて来て貰っても良いですか?この双子は俺とカテジナさんとリガルさんで看病しますので、集まりましたら呼んでください。」
セ)「分かったわ。皆が揃い次第また呼ぶべばいいのね、報酬の支払いもあるから少し時間が掛かるけれどそれまでゆっくりして、また後でね、行って来るわ。」
「行きましたね?、ではまず、異物が身体に刺さっている可能性が有るので見てみますね。」
七夜は元の世界で医薬品開発研究者で有り医者であった。他にも医療とは関係ないざまな免許を取得している。小型バイザーを通して相手の身体の状況が表示される。
「これは酷い!リガルさん、身体を洗う為のお湯を用意して得下さい。カジテナさん、服を脱がすの手伝って貰っていいですか?」
カ)「あいよ。」
リガル)「了解した用意しよう。」
カ)「全て脱がせたよ、驚いたねーっ、七夜は神官の真似事も出来るのかい?。
ああ、知らないんだったね、神官は病に侵された者達を預り治療を施す人さ、腫れたら腫れた場所を切って縫い、駄目なら切断、病気の時は神官が預かって、しばらく薬を飲ませて治して行くんだよ。
しかし双子の身体は酷いもんだね、
良く持ったと思うよ、両足先の指が全部切断、片腕も無い、耳も半分切られてるし、他には大小の切り傷が膿んでるね、こんな高熱を出してほっといたら死んじまう、こんな状態なのに七夜は治せるのかい?」
「勿論治せます。・・・・これは、怪我と病気、寄生等のオンパレードですね。内臓器官は、寄生虫に少し食べられてます。他にも膵臓ガン、しかも転移してる、喉もかなり腫れてますね、身体中の生傷も化膿してる、熱も高い、一番酷いのは金属の欠片が体内に残って靭帯切ってる・・・・。
まずは彼女達を起こして、身体の中にいる虫を消し去る、シャムリタ液を飲ませます。その後、病原体を駆逐する為、エムリタ液剤を飲ませ治します。体内の金属片を取り出し、リガルさんに使ったアムリタを飲ませれば大丈夫、後は滋養に良い、お腹に優しい食事を与えれば大丈夫です。」
カ)「難しい事は分かんないけどさあ、けど、双子は助かるんだね?この子達起こすよ、ほら辛いだろうけど起きな!急いで布用意してくるよ。」(カテジナが出て行く)
アン)「ん、あっ?・・・さっきの人?・・・ん?・・リンク繋がり変わった?、あっ?服着てない?」
アリ)「うみゅ、あれさっきの・・、・・リンクが何時もと違う?はだかだ!」
「やぁ、こんばんは、俺の名前は七夜千葉だ、七夜でも千葉でも好きに呼んでくれ、ダルトンとの勝負に勝って、アンジェとアリス二人は俺の奴隷になった。君達はもう犯罪奴隷ではないから安心していい、
抵抗はあると思うけど、今から渡す薬を飲んでくれ、大丈夫だ、身体を治す薬だよ、俺を信じてくれないか?このままだとアンジェもアリスも死んでしまう。生きたいと願うなら、飲んでくれ。」
アンジェ・アリス)「新しいご主人様~。」(二人は泣いている)
(家と箱から手がニュ~~と伸びて二人の頭を撫でている。)
(おまえら、俺とは随分と扱いが違うじゃないか!)
「ご主人様?う~ん、俺は出来れば、七夜と呼んで欲しいんだけど、駄目か?取り合えず薬を渡すから飲んでくれ。」
箱)・・・・。(箱から使い捨て抗菌使用、水の入ったコップが二人に渡され薬を飲む)
(丸い手でどうやって掴んでるんだろう?謎だ)
「まず二人のお腹の中にいる虫を退治しようか、この薬は身体の中に取り付いた寄生虫を殺して、消してしまう薬だ、それで身体を治していく。」
アン)「あの、お腹がすっきりしました、でもお腹は痛いです。」
アリ)「うんお腹、痛いね・・・・。」
七夜はバイザーで身体の内部を確認する。
「よし、虫は消滅したようだな、では次の薬は身体を蝕んでいる病気を治す薬だ、飲みなさい。」
アンジェとアリスは疑いもせず薬を飲み干す。
アン)「あれ?、今まで頭がフラフラして、体中が痛くて苦しかったのに、それが無くなって身体が楽になった、でもお腹は痛いです。」
アリ)「うん、身体は楽、だけどお腹痛い。」
「ああ、それは、今まで腹の中にいた虫に、肉を少し食べられてしまったからだよ。」
リ)「(コンコン)リガルだ。」
カ)「カテジナよ。」
「どうぞ、入ってください、扉は直ぐ閉めて下さいね。」
リ)「失礼する、七夜殿お湯を用意して来た。」
カ)「清潔な新しい布持ってきたよ。」
「ありがとうリガルさん、カテジナさん。」
「今度はアンジェの肩と、アリスの足に残ってる金属の欠片を取り除くよ、痛いだろ?即効性の麻酔を掛けて取り出すから、痛みも無く直ぐ終わるよ。その前に身体を拭こうね、お湯と布を使ってね。また悪い病気に掛かるし、汚れてると欠片を取り出せないから、清潔にして汚れが入らない様にする為の、お清めだと思ってくれ、綺麗になったら直ぐ始める。」
アン)「あの、いいの?奴隷に綺麗な布使って?」
アリ)「綺麗、・・・使うの始めて。」
身体を拭いて汚れを落として行く。
「綺麗になったね、この薬を塗るよ、しばらくすると元に戻るから心配しなくても大丈夫だ、麻酔が効いて来たね。肩と足の異物を取り除くよ、箱、医療用メスを出してくれ、ありがとう助かるよ。アンジェ、アリス、痛かったら教えてくれ始めるぞ。」
バイザーで取り残しの無い様に、肩と足の金属片を取り除く。
「よし取り出せた、もう残って無いね、うん問題ないようだ、さて仕上げだ、最後はこの薬、きっと良い事が起こるよ、さぁ椅子に座り飲みなさい。」
先程と同じように飲み干す二人、身体の傷が全て消えて行く、そして足の指の根本が無かった所から粘土の様にモコモコと盛り上がり、失われていた大地を踏む足と、肩から先の腕が生えていく。
七夜は鏡を持ってきて二人を映して見せる。
アン・アリ)「??身体の傷ない??耳元に戻ってる・・・足の指・・・・・ある?・・・・指全部ある!肩いたくない、腕!あしがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~。」(二人は抱き合い止めどない涙を流している)
リ)「良い主人に出会えて良かったな、だが七夜殿良いのか?此れで知る者が更に増えた。」
カ)「貴方達は、運が良いねぇ、どうするんだい七夜?」
「アンジェ、アリス、今、起こった事は、絶対他の人に話してはいけない。これは命令だ!何時かばれるが、今はまだ駄目だ!いいね?」
アン・アリ)「はい、ご主人様、絶対言いません!命ささげます。」
「命、ささげられてもなあ、折角助かったんだし。あと、ご主人様はちょっとね、せめて七夜と呼んでくれないか。」
アン)「呼べないです。ご主人様は命の恩人、もう死んだと思ったのに。自分の身体だから良く分かる。」
アリ)「試合中、痛くて苦しくて、周り見えなくなって。でも眠ってたら暖ったかい思い入ってきたの。だから信じたの。それで、ご主人様のお薬飲んだ。そしたら身体もう痛くない。傷も消えたの。でも、七夜様って呼んでいいの?」
カ)「七夜の負けだね、この子達の意思は固いよ?それに可愛いじゃないか。」
リ)「フフ、良いいじゃないないか七夜殿、ワシには孫娘が居らん。ちと羨ましい。」
ルリア)「コンコン、七夜様、トト報酬の分配が終わりました。組合長が揃いましたので、お隣の会合室へ起こし下さい。」
再編)家つく!6話終わり、つづく
あっさり決着が付きました、この世界では七夜君は筋肉がありませんが、人には強いです・・・・此れから出てくるモンスターには?此れからどうなっていくかお楽しみください。(本当に難しい、再編して読み直すと勢いで書いて居た事が良く解かります。丁寧に再編したこの回の話はどうでしたか?足りない所はご容赦謝下さい。)