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再編)家が!ついてくる!?  作者: 九曜紋s
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再編)家が!ついてくる!?4話

皆さん、こんにちは、こんばんは、家つく!?、楽しく読んで頂けていると嬉しく思います、さて今回も上げさせて頂きます、どうぞよろしくお願いします。(過去の物を読み返すと、何て事だと、気づく事も多いです、頑張って最後にアップした所まで再編して、続きを書いて行きたいと思います。よろしくお願いします。)


                 


  

リ)「苦節20年。この度は君の奇跡の薬のお陰で長年の諦めていた腕、そして目に光を取り戻してくれた事に礼を言う。この通りだ、ありがとう!」


ア)「隊長を治していただきありがとうございます!」


カ)「凄い事したね。あれドロル種の再生と一緒だよ?まさかあんな直ぐ再生するなんて、七夜は薬師なのかい?化け物を狩る狩猟組合より、薬師の方が合ってるよ、その方が世の為になるんじゃないのかい?」


「理由あってそれは出来ないんです、御3人には他言しないよう契約で縛らせて貰いました。画期的過ぎて多分大変な事になりますから、それに全てを救う事なんて事俺には重たくて出来ません。自分の事で手一杯なので、今回は特別です、俺がいいと言う時が来るまで外への公表はやめてください。」


リ)「仕方ないそう言う約束だったからな、・・・・しかし惜しいな、だが此れは確かに危険すぎる、おぬしら口外はもちろんの事紙に記述する事も契約不履行に成るからな、まあ契約書が有るから身の破滅になる事は分かって居るだろう、七夜殿おまえは嵐と同じだ出来れば自重しろ、もし困った事が起こったらワシに相談するんだぞ、場合によっては国の後ろ盾を作っておくのも良いだろう。そうなれば他の者達はおまえに手を出せんからな。」


カ)「そうだよ、それでなくとも毎日誰かがモンスターに襲われ命を落とす時代なんだから、表に出せない秘匿にしとかないと誰に狙われるかわかったもんじゃないんだから、他にも特殊な能力を持った種族は居るけど、中々交流が難しくて限界が在るんだよ、でも確かに国の後ろ盾は良い手かもしれないね。」


「話は変わりますが、えっと大人の仲間入りっていくつなんでしょうか?」


ア)「そうか一人で山で暮らしてたから常識を知らないんだね、12で大人の仲間入りだよ、俺は16」


カ)「あら?同じ年だったったんだねえ、以外だわ。」 


リ)「ワシは見ての通り、知っての通り50だ。七夜殿は一体いくつ何なんだ?、かなり幼く見えるんだが。」


「俺は13ですよ大人と変わらないようで、あっ、ちなみに男ですから勘違いしないで下さい。」


リ)「何と、おぬし男だったのか?」


ア)「俺も初めは間違えました。男だとカテジナさんから聞いてもとても魅力で、あっ、すいません。」

又、鼻血が出て来そうになり、慌てて鼻を抑える。


カ)「あたしも初めは間違えたんだよ、でも七夜が男だって言うもんだから取りあえず納得はしたよ、したけどさあ、顔は中世的で可愛いし女の私でも嫉妬しちまうよ。

声はやや高い目だし言われなきゃあ女の子だと思ってたね。でも七夜は自分の事を俺と言ってたからねえ、もしかしたら狩猟組合でも登録ん時絡まれるかもしれないねえ、細いし勘違いされるよ七夜?」


「それは困ります。出来る事なら穏便に済ませたいんですけど、素材も売りたいですから。」


カ)「素材の売るところは本人が自由に選べるんだけど、出来れば狩猟組合に売った方が良いいんだよ、登録が無い人が売ると金額が下げられちまうんだ。組合に行って絡まれたりする場合は直接お店に下ろして売る事もできるんだけどさあ、その代わり組合の登録が必要になるんだよ、だから登録がスムーズいくことを祈るしかないねえ。」


ア)「組合は幾つかに分かれています。傭兵、冒険、探索、狩猟、職人、商人、薬師、奴隷、嫌われている暗殺、盗賊と多岐に分かれますが、港のある町は漁師組合と、貿易組合等もあります。その総称を冒険者と呼びます。」

「傭兵は護衛、商人護衛、商隊護衛、店の警備、内容によっては騎士と合同での、貴族の身辺警護等もありましたね、一部の町の治安維持にも貢献してます。」

「冒険は旅をしながら自分より強いモンスターを狩ったり、洞窟にもぐって宝を探したり海を渡って別の大陸に行って一角千金を狙う方も、いわゆるチャレンジトレジャーハントですね、死亡率は高いですよ。」


「探索は情報収集、救助、実態調査、生態調査、戦闘支援等、狩猟捕獲または討伐、洞窟の探索、測量地図の作成、安全地帯の確保、安全地帯の構築、採掘採取等。


狩猟はその名の通りモンスターハント、捕獲、討伐、食用植物の採取採掘又は種等、薬の元薬草等、植物採取採掘、鉱物の採取採掘、虫の採取採掘、発見した脱皮したモンスター素材の採取、一般動物の捕獲、運搬作業等、市場をもっとも潤す花形。

ですが冒険同様に怪我や欠損による再起不能、死亡する確率がもっとも高い職種です。


職人、基本的に鍛冶、練成、合成、木工大工、石工職人、発破師、土木建築、街道の整備、服飾、日用品生産、武具等、確保した安全地帯に再びモンスターが入り込まない様にする為の城壁を建築。


商人は仕入れ、買取、販売が主です、食物の種、日用生活品、衣類、生産道具、携帯修理道具、農具、武具、薬、装飾品生産販売、素材の解体加工もやってます。」

(俺、覚えきれるのか、ボイスレコーダー持ってくるんだった。)


「薬師はちょっと嫌われぎみですよ、調合、調香、彫金、錬金、性薬、調剤、薬剤師、高い金利で薬や物を売りつけますから詐欺も多い。


奴隷商は、借金奴隷、犯罪奴隷、戦闘奴隷、メイド奴隷、執事奴隷、技術奴隷、農耕奴隷、鉱山奴隷等が主に居ます。

基本借金奴隷はメイドまたは執事奴隷となる事が多いので、こちらの需要はとても高い、購入した奴隷及び主人には税金を払う必要はありません。

購入時の金額に税金も含まれて居ますから。」


「病気や欠損等が有っても販売されて居ますが、基本これは扱う奴隷商次第と言った所ですね。

あくまでも半分保護半分は善意に、病が治らず死亡する場合もあります。

義務としては病を治すことが取り決めとしてありますが、ただ薬は高いですから。

その分奴隷達の値段も跳ね上がります、その変わり躾と教育は行き届ていますよ、病気や欠損奴隷も購入できますが、殆ど二束三文と言った所です。」


「暗殺組合には、表と裏がありその名の通り殺し屋。

依頼をこなすプロの集団、絶対に金でしか動きません、彼らにとって信用出来る物は金だからです、依頼主より高い金額を提示すれば寝返ります。

ハッキリ言って恐ろしい集団ですよ、我々は町を預かる兵士ですら手を中々出せません。ですがそれは、裏の暗殺組合の場合です。」

(余り思い出したくもないが、洗脳チップが必要な仕事だなあ。)


「表の暗殺組合の役目は、王、貴族、組合、冒険者、一般人に至るまで不正の調査を常に行っています。不正が明らかなった場合、証拠を押さえ公表するのが主な仕事です。

依頼が在れば不正の調査をします、不正をしている者の依頼は一切受けません。

もし王が不正を行った場合、証拠が上がれば公表された上で暗殺組合が、重犯罪者等、王を観衆に晒し処刑します。

ですからある意味、恐れられ嫌われているんです、早く言ってしまえば、汚れ役です。

そのお陰である程度の、町の治安、経済安定が維持されています。」


「盗賊組合は金貸し、借金の取りたて、情報販売、毒薬販売、罠販売、鳴子等の防犯道具販売、必要物資調達、配達業、生花屋、屋台、花売り、よたか立ちんぼの取り締まり、歓楽街桜楼管理等。

組合はある意味、義賊なので余り嫌わないでやってください。盗賊組合と提携を組むと、もしもの時に情報を格安で売ってくれますし、傭兵のよう守ってくれたりします。

裏の治安維持に貢献しているのが、盗賊組合の現状です。盗賊組合と暗殺組合は良く情報交換をする協力関係にあります。」


「ただ街道等に出る、蛮族集団とは一緒と考えないで下さいね。

基本は蛮族と敬称されていますから、あれは無慈悲に男は襲い殺して、女は攫い犯して、違法奴隷として売る、窃盗、強盗は当たり前にやってきますから。

出会ったら遠慮なく殲滅、捕獲が可能なら、こちらに引き渡して貰い、鉱山奴隷として働いて頂きます。奴隷として売った代金を渡します。」


「被害者を保護した場合は、出来れば奴隷にせず引き渡していただけると助かります。

こちらで保護し両親など居ない場合、または親の受け取り拒否等、本人に判断を仰ぎ、助けた人に付いて行くか、孤児院に入るか、大人だった方は家と仕事を組合で用意し仕事を斡旋します。」


「奴隷の方は、助けた方に権利が発生しますので、得たい場合は奴隷商で登録を、放棄の時は奴隷商が買取ります。

蛮族を見つけ数が多く捕獲討伐が無理だと判断したら、こちらの組合又は、騎士団にご一報下さい。即時騎士団を編成し討伐に向かいます。財宝や攫われた方や奴隷が居た場合は騎士団に情報を提供した方の物になります。」

「蛮族集団を発見した情報提供による報酬はギルドより赤5本、賞金首が確認された場合は掛けられた金額に応じて異なりますが支払われます。

これは蛮族集団が、捕獲か討伐された後に支払われます。基本的に街道や密林は蛮族、山は山賊、海は海賊となっています。」


「組合ギルドにも派閥があり裏組合と呼ばれるものがあります。

一般的には主だった動きはありませんが敵対関係にあります。裏組合ギルドのアジトを見つけたら報告してください殲滅しますから。」


「有り難うございます、まずは安定した生活と家が必要なので、いや肩に居るんですけど其れとは別ですから。それにしてもその内容を一時一句、間違えずに覚えてるなんて凄いですね。」


ア)「いやあ、当たり前の内容を話しただけですから。」(こいつ顔が赤くなってる?)


リ)「肩に?何にしてもギルドにはワシも同行しよう、カテジナも一緒にどうだね。」


カ)「こっちからも、お願いしようと思ってたとこさ、流石にあたしらだけだと不安なんで助かるよ。何せ七夜の外見が此れだからね、登録は全部まとめて登録してもらったほうが良いと思うんだよ。」


(確かに後ろ盾はいつか必要に成るかも知れない、でも貴族になるつもりは無いし、まずはやれる事から、情報は命、知識は武器、身体は鍛えるしか無い、動物やモンスターの素材があの為の研究材料になりそうだ。)

(森で、知らない植物が多くあったし。図書館があると良いのだけど、まずは知識か、そうだ確かコピーブック!丸ごと本の知識写し取るやつがあったはず、睡眠学習機能を使えばどうにかなりそうだ。良し知識の方はいいとして問題は本があるかどうかだな。

採取や採掘、討伐で素材はひたすら集めるしか無いか、研究はしばらく先送りだな。

・・・・まずは登録と素材だな、後は金だ・・・、しかし種族の数が多すぎる。)


(頭に短い角を生やした龍人っぽい人に、狐や狸に、犬に猫、兎、リス、猿、サキュバス、額にひょっこっと小さな鹿の角があったり。

鬼、魚のヒレ耳魚人、牛、羊、熊、豚、下半身蛇上半身人間ラミア?、小さい妖精、天使や悪魔、エルフ、ダークエルフ、ドワーフ、ホビット、等々、他に上げれば切が無い程多い。

角に尻尾や耳、翼がそれぞれの特徴を持って人の姿で居るのが印象的だな、まるで物語に出てくる夢の世界だ。)

(作者、こいつ頭も、コンピューターなみだな。)


「有り難うございます、案内お願いします。」


リ)「おう、では行こうか。ああ、もう暗くなり始めたなアルグ門をたのむ、今日はとくにお疲れさんだったな。」


ア)「はい、こちらはお任せ下さい隊長、御疲れ様でした。」


町の中心にギルドの建物があり、鉄骨木造3階建てかなりしかっりした作りのようだった。七夜は組合で登録を済ませて行く、周りからの熱い視線を浴びながら。


「此処は受付がずらーっと、並んで居てまるで銀行受付見たいですね。」  


リ)「銀行?何だそれは、まあいい元々は各ギルドは分かれていたんだが、皆不便だと文句が来てな、だからまとめると言う意見が出た、結果がこの様な形になったんだ。」

「皆ギルド同士が牽制し監視してるから不正が出来ない、受付も並んで居るから利用もしやすいしな、

各ギルド所長も何かあった時は、お互い協力して運営していける、話し合いも行い安いからな。」


カ)「それに仕事が欲しい人も、ここで訓練を受けて何処のギルドに入るか決めたり出来るんだよ、旅をする人は、大体は各ギルドに登録するんだよ。町なんかに住んでいる人は必ず一つ以上の職業に就く人が多いからね。もちろん他の職業にも就けるけんだど、全組合の技術はいらないし、そんなに扱い切れないからねえ。」

「最後は狩猟ギルドの登録だね。狩猟ギルドは左右どちらかの端っこにあるんだよ。解体も兼ねてるからね、敷地が広く無いと受け取れないんだよ。

基本的にほぼ丸ごとモンスターを持ち込んで来るから、解体場は左右どちらかの外にあるんだ。訓練場はギルドの隣にある闘技場を使うのさ。」


女狐受付嬢)「リガル様いらっしゃいませ、本日はどのような御用向きですか?。」


リ)「今日はこの七夜殿の登録を頼みに来たんだ、必要な登録はこの羊皮紙に記載してあるから

手続きをたのむ。この七夜殿はここから見えるあの北の山で研究の為、ずっと独りで暮らしていたんだそうだ、だからこちらの常識がわからん、先ほど大体のギルドの説明をしたが、まだ足りないルールの説明を頼みたいんだが。」


「よろしくお願いします。」


受)「こちらこそ、私はルリナと申しますどうぞよろしく。そうなんですね。それは大変でございますね。分かりました。登録しますので、此方のカードに血を1滴垂らして下さい。

針はこの使い捨てを使用してください。使用後はこちらのゴミの箱の中へお願いします。」


(針と呼ぶより鋭い爪に見える、なるほど土に還るから危険は少ないようだ。

この世界にしては随分と衛生的だな、だが爪の方はどうかな?持って帰って人体に影響が無いか調べて見るか。

中世初期にも感じられるけど、衛生面を気にするのは後期だったはず。

それに俺の世界には無い物があるな、この血で登録するカードシステムとかアンバランスだな、それもこれも多分あの巨大生物が闊歩しているせいだからか、それで時代の進歩が緩やかなのかもな。)


「はい、これで良いですか?後この針もらっていいですか?」


ル)「ええ、持って行って構いませんよ。はい、これが総合ギルドカードになります。

カードは身体に吸収されます。必要だと念じると手の甲に出てきます、この特殊な作りは天使族と悪魔族が合同で作り上げた物だそうです。

製作方法は両者によって秘匿されております。なので聞かれてもお答えする事が出来ません。」


「カードには倒したモンスターの種類や名前数が正確に登録されます。誤魔化す事は出来ません。過去に倒したモンスターも登録され・・・・。

えっ?・・・・あの、つかぬことを御伺いしても良いでしょうか?この登録されているモンスターは七夜さんが倒したのでしょうか?」


「はい?ああそうですよ、それよりも説明をお願いします。」 


ル)「あっ、はい、コ、コホンではルールの説明を致しますね。」


1、基本的にギルドの中では争いをしないこと。  

2、諍い、争い事で決着を付けたい場合は訓練闘技場で、なお殺しはご法度です。お互いに何かを賭けて頂いて、勝利者が獲得する形になり、もちろん受け取り放棄も出来ます。勝利者が賭けた物は返却されます。

3、その際賭けによるトトカルチョ発生しますので、戦闘の勝者は賭けの全総額の内、5割を得る事が出来ます。

残りの5割りは、賭け勝った観客の参加者に支払われます。観客による賭けの総額によって金額が変動します。観客は賭けた金額、総額、賭けた相手の倍率で計算され支払われます。

4、基本燐光結界が張り巡らされていますが、組合や闘技場を破壊した場合は、破壊した当事者またはその行為を行い、それを引き起こす原因となった方に修理代の請求をします。

5、闘技場を利用する場合貸切となりますので決闘を申し込んだ側から銅点棒5本徴収します、訓練の場合は頂きません。

6、冒険者同士の殺し合いは禁止されています。ただ襲われた場合はその限りではありません。

避けられない、逃げられない、襲撃して来た時に限り抵抗、町での殺害が許可されています。

卑怯にも人質等を取られた時は殲滅可能なら全力で行ってください。

その際は生死を問いません。被害にあった報告はギルドへお願いします。魔眼水晶を使い事情を御伺いします。

7、仕返し等に関しては組合は一切関知しません。

8、組合がその闘争に巻き込まれた場合は、状況把握し事情を聴取りどちらが正しいか精査します。

9、逆にギルド側が相手に不利益な行動や行為を行った場合も同様です。失った人材はギルド本部から派遣されて来ます。

なおギルド本部が不正に関与し、人材が失われた場合は、選考面接審査、調査等で各都市、町、村、組合の誰かがギルド本部に移動と言う形になります。

新たにギルド員の斡旋を行い雇うことも多々あります。

10、モンスターによって危機に陥った場合は即時撤退して脇目も振らず全力で逃げて下さい。

11、相手が危機に陥ってる場面に出くわしたら、かわりに捕獲討伐が可能ならば出来るだけ助けて上げてください。無理なら撤退の支援をお願いします。

12、助けたクラン、又個人はその功績により、ギルドより銀1枚が支給されます。

13、助けた相手クランの、捕獲、討伐予定だった方のクエストを終えた時はその素材の半分得る権利があります。

権利の放棄も出来ます。このどちらの場合でもクランを救った功績により組合から銀1枚は支給されます。なお偽証行為は出来ません。

魔眼水晶がありますから、相手に向け水晶を覗くだけで嘘が見抜けます。

14、見つけたクランが死亡していたら回収してください。

死亡が確認された方の装備、素材、お金、アイテム等は見つけたクラン又は個人の物になります。死亡された方のご家族が遺品を求めた場合、クラン又は個人の判断に委ねます。

15、蛮族、山賊、海賊等発見討伐した場合は、得た財宝、攫われた者達、奴隷、クランの者達は個人の所有物となります。蛮族を討伐した死体からカード出てきますこれは赤ちゃんから一般人、王を含め出て来る身分証です。カードは持ち帰ってください。」


16、「盗賊の遺体は絶対に燃やしてください。ゾンビと言う種族になって、人に噛み付いてゾンビにしてしまいます。噛み付かれたら1時間以内に尿を噛まれ場所に掛ければ、ゾンビになる事はありません。

ちなみにゾンビは、何故か腐りませんが燃やせます。

ゾンビは治癒再生能力を持っています。欠損等も再生し、治してしまいます。」

「これはドロル種と呼ばれる液体スライムと同じです。ゾンビの身体は青紫で見分けやすくなっています。

ゾンビ一人を放置して置くと、その辺り一帯は餌さ場となり、約6ヶ月間小型、中型、大型モンスターの捕食場と化し、巣窟となり、危険地帯と成ります。モンスターにとってゾンビは餌でしかありませんが、ゾンビの群れにはモンスターも近付きません。」

「ゾンビでも大型モンスターを倒せます。丸呑みされたゾンビがお腹を食い破りモンスターを逆に捕食するのが目撃されています。」

「昼の動きは愚鈍ですが、死んでますから力に加減が無く大変危険です。

夜になると、平原や山を、元気に走り回ります、森の中なら猿の様に木を使い移動します。

海を勢い良く、クロールで泳ぎます。水底を歩く事象は確認されておりません。

王都、港町、町、山村、村、集落周辺はゾンビ避けの匂い袋が吊るされています。

勿論馬車等にも吊るされ、旅をするには必須道具。」

「ゾンビの弱点は火や炎、なお、死んだのではなく噛み付かれてゾンビになった方を、人に戻す研究進められていますが、未だに見付かっていません。なのでゾンビにも気をつけてください。」

17、蛮族によって囚われた人達を、保護した者は、一時奴隷と言う扱いなります。兵舎、組合に引渡すかどうかは、所有者の判断に委ねられます。

そのまま所有奴隷にすることが可能です。蛮族に捕まったとしても、此れは自業自得と言う扱いに為ります。

これに身分等は含まれません、例え王や王妃、王子、姫、貴族であろうと身分は関係なく奴隷になります。

捕まるような愚物は国には必要ありませんから、これは組合員も同様です。

奴隷にする際は税金が発生しますので奴隷商、またはギルドに届け出てください。

18、奴隷を所有者が放棄の意思を示し捨てた場合、所有者の刻印が消え、奴隷刻印が残ります。

未登録奴隷を見つけた者の一時所有となり奴隷商で正式に登録してください。

刻印の書き換えも奴隷商で行います。所有者が亡くなった場合は見つけた方の一時奴隷となります。同じように登録と税金を支払って下さい。

所有を放棄する場合は、奴隷商が買い取ります。奴隷は買われた金額を所有者に支払う事で自分の身分を取り戻せます。奴隷は全て性奴隷となります。

奴隷に暴行等許可されていますが、殺すことは禁止されています。財産という扱いですから。

奴隷が死んだ場合は、奴隷組合が管理する、特殊帳簿から名前が、黒から白に変わり、組合で所有者に状況確認と、虚偽が無いか確認を取ります。

虚偽があった場合は、所有者に魔眼水晶を使用し、事の真相を聞き出します、場合によっては奴隷に堕ちます。

此処だけの話ですが、奴隷が誘拐された場合、刻印のリンクが強くなり赤く輝きます、光が飛び出し奴隷の元へ案内します。此れは契約者にしか見えません。

奴隷が殺害された場合は、青く輝き奴隷の元へ案内します。

所有者は犯罪奴隷に限り、殺す事を許可されています。

所有者の奴隷・犯罪奴隷を他者によって殺害された場合は、その相手が奴隷に堕ち、被害を被った所有者の物となります。

犯罪奴隷以外の奴隷は一時市民です。奴隷商又は主人が税を支払っているからです。          

19、食い逃げ、スリ 窃盗、強盗、殺し、詐欺、強姦、故意的な器物破損等を行い捕まった場合、基本的に奴隷となりますが、犯罪の内容に応じて一定の定められた必要金額を期限内支払うことで無罪放免されます。

ただ重犯罪者は永劫奴隷となります。重犯罪者の解放は定められた金額の20倍となっています。今まで支払われ解放された者は一人もいません。と言ってもそう簡単に払える金額ではないですけど。

20、税を支払わない者は、市民として扱われません。税を支払わないスラムに住む住人は、市民として扱われません。

殺しても、攫っても、強姦誘拐等しても、罪に問われません、国公認の支援を受けて居るスラムの孤児院教会は市民です。国が認めていない個人運営の孤児院教会は、等しく市民ではありません。

貯まった税を支払えば、組合が仕事を斡旋し市民として扱います。

基本大人と認められる年の方が、税を払うと安い賃貸の家が、ギルドか騎士団で用意されます。普通に暮らしたい方はギルドへ、特殊な職業、使用人、メイド、執事、騎士等に成りたい方は騎士団へ行きます。

21、11歳までの子供はギルドが、解体作業や加工作業等、ギルドの中に在る仕事を斡旋し、訓練等の指導を行います。

クエストと言う扱いになり、出来高でその日に小額では在りますが賃金が支払われます。

これはスラムの子供も含まれます。

税は12歳を迎える事で発生します、税はギルド、または騎士団詰め所にてお支払いいただきます。

支払うと特殊帳簿に黒字が浮びます、支払いのない者は名前が赤になります。

22、最後にモンスターによって作られた資源に限り、モンスターが跳梁跋扈する未開の場所を開拓、踏み入ると所有が認められます、未発見の洞窟、鉱脈、水源、森林、山、に至るまで発見者、開拓者の所有物となります。なおこれはカードに記載され登録されます。


(うわっ!、世知辛い!世知辛過ぎる世界!、えげつない!何だこの奴隷とスラムや土地に関するジャアニズムな取り決めは、ほぼブラックじゃ無いか。

しかも、ほとんど実力主義世界だろ!俺も気をつけないとな、しかしこの世界のゾンビ元気すぎるだろ!、俺の開発した薬効くだろうか?)


ル)「以上、この22のルール守るようお願いします。全て覚えるのは大変だと思いますので、こちらの注意事項が記載されたパピルスを差し上げます。」

「では改めて確認いたします。カードに出ている情報は間違い無いようなので確認を取ります。モンスターは、リガル様とカテジナ様が、協力して倒されたのですか?。」


カ)「あたしは七夜に街道で出会って間も無いよ、だからモンスターは七夜一人で倒してる、どんなモンスターを倒したかは知らないね。」


リ)「ワシはずっと門番の仕事に就いていたから知らんぞ、一体どうしたんだ?」


ル)「ドードー鳥3体D、変異猪ソードファンゴ1体SS、ツインドラゴンフィッシュ1組Σ+(シグマ、ライトニングガーディアンドラゴン1体Λ+(ラムダ)、グランドジュエルタートルΩENDオメガエンドと出ているんです。」


リ・カ)「なんだと!。なんだって!。」  


「あの、D、SS、Σ、Λ、Ωとか何でしょうか?」


ル)「それはランクの事です、Iランクから始まってH、F、E、D、C、B、A、S、SS、SSS、G、Z、Σ(シグマ)、Λ(ラムダ)、Ω(オメガ)、に分かれています。

そして+-があり合計で45ランクあります、七屋さんのカードには過去誰も到達出来なかった、ΩENDと出ています。

これはカードが討伐数やそのモンスターの強さで判断します。貴方が倒したのは、神を倒せるかな?と言われるΣランクと、神様と闘い亙り合えると言われるΛランク、神様も匙を投げ逃げ出すとか世界を破壊し人類が絶望すると言われているΩENDランクです。・・・・どっ、どうやって倒されたのですか?」


ルリアは冷や汗を、かきながら説明を求めて来た。


(まずい、まさかそれ程の超大物だったのか、ガ○ラの様にデカイ奴がそうだったとは知らなかったな、嘘を付いても魔眼の水晶でばれる、それなら。)


「ここでは話せません。何処か部屋を借りて説明したいのですが、周りに人が居ると話せない内容なので。」


8人パーティクラン)「おい!グランドジュエルタートルを倒したぁ!あの山のようにデカイ亀を?

こんなヒョロットしたメスガキに倒せる訳ねーだろうが!!!!!カード壊れてるんじゃねェか?」


七夜を舐めるように、ニヤニヤと見ていた。 


    

  

            再編)家が!ついてくる!?4話終わり、つづく

                                   

七夜君の居る、この世界は厳しいです、普通に考えれば、犯罪を犯したら捕まるのは何処も同じですね。

魔眼の水晶良い仕事するけど、恐ろしい子!?

あぁぁぁ~~~~~とやってくるこの世界のゾンビ強い!?(この4話は自分でも、良く調べ考えたと思いますが、今読み返してみると、説明が長いです、何処を詰めたらいいのか、自分でも判断できません、良ければ、読んでいる方にアドバイスをいただければ、嬉しいです。)

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