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僕の世界

作者: 大和 泰揮

暗闇の中、ベッドの上で一人考える。

僕は何をしているのかと。

変わりばえしない日常を当たり前のように受け入れ、意味のない時間を繰り返す。



同時にいつも考える。

将来、金持ちになること。

可愛い彼女を作ること。

高級車を乗り回すこと。

この時だけは世界は僕のもので、全て思い通り。

なんだってできる。



そしてそのうち、この世界が虚しいものだと悟る。

知っている。でも、僕は未だそこに縛られたまま動くことさえできなくて。



時は過ぎていく。




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