きっと探している物ってどうでもいい時に見つかる
お姉さんは知っている。あなたの知らないことを知っている。
親切なお姉さんが、飲み物を確保した時、教えてくれた。
あなたの望みのものは、この場所の隅に隠されているだろう。
と、こんな予言めいたことは言ってないけど、
そう、私には聞こえたのだ。
さあ、小皿を手に取り、いざ、冒険の旅に出よう!
人混みの波を越え、私は奥へ奥へといざなうのだった。
だが、進めど進めど、食べ物のたの字も見当たらず、
なぜ、ないんだと途方に暮れる。
もうこうなったら、聞き込み調査だ。この現実を自分の手でぶち壊したる。と心の中で叫ぶのであった。
うろうろ、動いていると目のテーブルにポテートが、フライドポテトがあるじゃないの。元来、私、人見知りですが、無性に腹が減っていれば、そんなことなど関係ないのです。ギブミー、ポテートとそんなフランクに言う訳もなく、なんて言ったかって、それは、ポテトあるじゃん。食べていいとストレートに物怖じなく言うのであった。絶対、あんたは人見知りじゃないよとツコッミつつ、飯にありつくのであった。その人達は言った。ここは関所だと。
見ると近くに厨房へといく扉があり。偶然にも食べ物が最初に通る場所にたどり着く。やはり、日頃の行いがいいのだろうと思うが、いやいや、待て、私はそんなにいい行いはしてないなと気付き、所詮、運がいいか、どうかは最初から決まっているのだろうか。まあ、私は運がいい方なんだろうと少し優越感に浸るのであった。
だが、それは単なる始まりの序章であった。
続く




