罪人
生まれながらに罪人という人生を生きていくのは
何処か後ろめたい気持ちがしている
何をしていてもどうせ俺は罪人なんだしというような
諦めにも似た気持ちが重くのしかかる
イエスを信仰すればいいのかもしれないが
人を信仰していくのは何処か抵抗がある
じゃあ神を信仰すれば良いのじゃないかと言われるが
神を信仰していくのはもっと抵抗がある
そうだ
俺は信仰深い人ではない
何か自分以外のものを頼って生きるのは性に合わない
そもそもに
信仰とはかけ離れた水と油
それなのに罪人という身分が嫌であると言う
色々わがままのある人であるのも分かっている
まだコンビニで万引きもしてないし
人を傷つけてもいないのに罪人であるなんて。
そんな話を谷池にしてみたんだけど
俺の話の意味がよく分からないらしい
心に膜が張っているような気分だ。




