高校生なら、まず英語①
「そうじゃな、」太郎吉先生は答える。
「3条件ができている、
奇跡的な生徒が指導できるという前提で
まず始めるのは、
『英語学習のルーティーン化』じゃな。」
「『英語学習のルーティーン化』とは? 」私が訊く。
「用意するものは、次の通りじゃ。
1. 中学版 システム英単語(駿台文庫)
2. 3分で英文法(ベレ出版)
3. DUO 3.0(アイシーピー)
4. 英単語ターゲット1900(旺文社)
4.の『ターゲット』は仕上げのチェック用として使うから、
実質、中学レベルから大学受験基礎レベルを固めるのは
1と2と3ということになる。
『中学レベル』が抜けている子が大半じゃからな。
『茨城県公立高校入試レベルの模試で、
不調なときでも80点が取れるレベル』ならば問題ないが、
それ以下なら文句言わずに『中学レベル』から鍛えなおす必要がある。
そこが抜けていたら、大学入試には届くはずがない。
それが英語の『教科特性』っちゅうもんや。
ただし、『中学レベル』が固まれば、
『大学受験基礎レベル』を固めるのはすぐじゃ。
そうなれば、偏差値60台前半までは到達できる。」
趣味・勉強で、暇さえあれば赤本を解きまくる太郎吉先生であり、
その教え子でもあるリコさんがお勧めのコース、
そして私もリコさんに教えられたのだ。
間違いない。
「使い方を確認しておこう。
1.の構成は、4章仕立てとなっておる。
必ず、『音声ダウンロード』をして、
章ごとに分割すること。
全部聴けば35分ほどだが、
慣れていない者がいきなり全部聴いたら
5分もしないうちに寝落ちしてしまうぞ。
分割すれば、1章分は8分前後、
なんとか寝落ちせずに、
本冊の英文を見ながら聴くことじゃ。
1日、1章分、10分足らずの勉強からスタートじゃ。
そして、『聞き流し』はせんことじゃ。
必ず英文を見ながら聴く。
勉強の習慣をつける意味でも、
一日10分からスタートすることじゃ。」




