国語の学習順序①
またまた1週間が過ぎた。
「国語はワシの専門分野だけど、
専門的になると、未だにワケが分からん領域じゃ。
だから、あくまでも、受験に絞った話をする。」
太郎吉先生は、そう前置きした。
「当たり前のことだが、
ひらがな・カタカナ・漢字が読めとらん者に
国語の勉強が不可能なのと、
読めてもつかえつかえの状態では、
内容把握さえままならん。
まずは小学生の漢字6年分を
1冊でまとめてある本をなんでもいいから用意すること。
そのレベルが読めなくてはどうにもならんが、
案外できてない者が多い。
漢字の使われている例文をひたすら音読し、覚える。
書くのはせんでもいい。」
「書かなくていいんですか? 」私が言うと、
「大学入試で漢字の書きの問題を出すのは、
東大などの超難関くらいのもの、
あとはマークシート問題じゃ、読めれば解ける。
それに今はスマホの時代じゃ。
日常生活でも漢字が読めて
その漢字を紙に書き写せれば、なんとかなる。」
「なるほど。」
「次は大学入試レベルの漢字だが、
『漢字 一問一答 完全版』(東進ブックス)を
これもひたすら音読せよ。
それに、日本語で難しい言葉はたいてい漢字で書いてあるものだから、
これ1冊で、言葉の種類、つまり『語彙』を増やすこともできる。
これができとらんと、国語のみならず、
社会も難しくなってしまうから、手を抜いてはならんな。」




