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「第三話 未〇△☐め@×択1」-6

カレン 十五歳

黒髪ロングの清楚な美人系少女。身長は178cm。

[最近あったこと]:白髪交じりだった髪の毛が黒髪だけになった。

オイキャス 十五歳

黒髪、黒目の主人公。

[最近あったこと]:婚約していた彼女から急にノーを突き付けられた。

シオノ

カレンの推し。

[最近あったこと]:カレンちゃんの様子がおかしい……笑。

 ピエスの個人的なダイニングは中央に方形のテーブルが置かれ四つの椅子が並べられていた。暖炉もあったりとそれなりに広さはあった。

「呼びだしてすまないな、そこにでも座ってくれ」

 手のひらを指された扉から一番近くの椅子にカレンは腰を掛ける。対角にはピエスが座り後ろには休めの格好のピローがいる。この場には三人だけでそれ以外にメイドや執事は一人もいなかった。

 ピエスの個人的な空間というのは納得できた。

 机の上には湯気の立つ赤いスープ、パン、サラダと少しの果物そして紅茶が並べられていた。カレンが想像していた以上に質素だった。

「じゃあ私から音頭を」とピエスは言い。

 カレンは何の事かと思うとピエスは何かをぼそぼそと唱えるように呟き始めた。最後に「ヤーサカ」と小さい声で、いただきますを言う。カレンもそれに続き「ヤーサカ」と続いた。

 二人は静かに料理を口に運ぶ。

 これはオレヤに注意されたことで食事中は音を立てないと、カレンは相当口酸っぱく言われた。全く音が立たない食事はカレンからすると少しだけ寂しい気分だった。

「下品なことを承知で食事中に済まない」とピエスから声を掛けられた。

 ただしピエスから声を掛けられるにつき会話はしてもよい。

 ピエスは口をテーブルのクロスで上品に拭いカレンの方を向く。

 カレンは口の中を素早くなくした。

「急かしてしまったな……」

「い、いえ」

「話しても大丈夫か?」

「はい」

「君は何か宗教には入っていないのか?」

「入ってないですけど……、なぜ急にそんなことを?」

「食事前のお祈りの挨拶をしていなかったからな気になってな」

「そういう事でしたか……。変ですか?」

「そういう事ではない、しかしこの国の者の多くはロホ教を信仰しているが……、確かにラエル村の出身であれば珍しくもないか……」

「私の出身地知っているんですね……」

「もちろん」

「ロホ教……」

 カレンの独り言から会話は一度切れ、二人は再び静かに食事を口に運ぶ。


 このスープ美味しい……。トマトベースのスープ?優しい味だ。


 カレンは紅茶を口に入れる。


 昨日と全く同じ味だ。

 オレヤが入れてくれたのかな……?


 思い出したようにピエスが再びクロスで口を拭いカレンに話しかける。

「今日この後私の仕事が終わったら昨日と同じ場所に来てくれ、昨日の件についてのより詳しい事を話す」

「分かりました」

「それまでなるべくこの宮殿の中にいてもらいたい」

「了解です」

 食事を終え、昨日与えられた広い自室に戻る。

 カレンは現在朝起きた直後程ブルーな気分ではなかった。

 

 なんであそこまでブルーな気分になったのかな。


 食後に自室で今後の事について具体的にどのような行動をとるべきか考えるが頭が働かず何も浮かばなかった。

 具体的に何をすればいいのか、そもそも強くなるためにはどうするべきか、カレンにはそういったどうすればよいという発想がなかった。

 ベッドの近くにはハプニングの擬制になっていたカレンの鞄が置いてあった。

 中にあったはずの腐った燻製した肉たちはすでなくまたそのにおいがついた服もなかった。

 唯一入っていたのは自分がいた家から持ち出した本だった。印刷された本ではなく手書きで書かれた日記のような本を持ってきた。


 そうか、これも持ってきたのか……。

 解読するためにやっぱり文字の理解は優先か……。

 それにマナーも覚えないといけないし……。

 言語本的なものはさすがにあるよね……。

 本屋?それともここに書庫的なところがあるかな……?

 この後ピエスに聞いとくか……。


 カレンは胸のあたりを手で抑える。

「ん……!」

 胸の痛みが来た。


「はぁはぁはぁ……」

 しばらくして痛みが引いた。


 この胸の痛み……、私の大精霊なんだよね……。

 このことも向き合わなければいけないよね。

 となると大精霊のことを知るために大精霊を使う人と会うとかがいいのかな?そんなすぐにできるとは思えないけど……。

 それに……、実際に何度か戦ってみたり、ステータスでも分かかってはいたけど、筋力はあるのだろうけど……、何もしなければすぐに落ちていくよね。

 今のものは絶対に維持したほうがいい……。

 筋トレか……。

 急に現実的な目標ができた。

 まずはそれからか。



 しばらくしてカレンはオレヤではないメイドに呼ばれ領主室に向かう。

読了ありがとうございます!

次回のお話も楽しみ待っていただけると嬉しいです

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