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「第三話 未〇△☐め@×択1」-1

報告です ‘‘X‘‘(旧Twitter)でもお知らせしましたが「小話」などのカレンの視点がメインでないお話を別作品の枠として再掲載することにしました

理由は章設定がめんどくさいからです

内容については変更していませんが今後変更する可能性はございます

またこの作品の枠で掲載していたのは後日消去いたします


そして本編は毎日投稿していく予定ですので小話を出すときは二本投稿という事になります

ぜひ読んでみてください


また今回言及していますが旧設定ですと「ディネーロ王国」になっていますが正しくは「ディネーロ帝国」です

それに伴い第一話-11の一部変更をいたしました

こういうことがないように今後はしっかりと設定を練り投稿する際により注意深くしたいと思います

この度は申し訳ございませんでした


※帝国ですが「王都」はという設定は間違っていません。今後作品内で説明することになると思いますが、正しいとはっきりと断言できませんがわかりやすく例えるのであれば、バチカン市国のようなものと理解していただければ指し使いないと思います(国の中にもう一つ国があると理解していただければ)



カレン 十五歳

黒髪ロングの清楚な美人系少女。身長は178cm。

[最近あったこと]:白髪交じりだった髪の毛が黒髪だけになった。

オイキャス 十五歳

黒髪、黒目の主人公。

[最近あったこと]:婚約していた彼女から急にノーを突き付けられた。

シオノ

カレンの推し。

[最近あったこと]:カレンちゃんの様子がおかしい……笑。

『第三話 未〇△□め@×択1』


「大丈夫ですか!?」

 ピローはカレンに心配そうに尋ねる。

「だ、大丈夫……。ちょっと、ね」

「そ、そうですか……。少し休憩します?」

「いえ、休憩するほどじゃない……。さぁ行きましょうか……」

 カレンは右手の中指を気にするようにこする。

 長居した教会の前をようやく立ち去り、もうすぐ着く目的地に向け歩き始める。

 カレンは気になる右手の中指を見て、


 痛かった……。

 急になんだったんだろ……?

 胸の痛みとは違う……。

 この指輪のせい?


 右手の中指には気味が悪いほどピッタリサイズの指輪がはめられている。

 うっ血などするようなサイズ感ではなかったためなぜ急に痛くなったのかカレンには分からなかった。

 それに……、


 そもそも文字が目の前に急に出ること自体意味が分からないのに加えて、文字化け……?

 あれはなんて読むんだ?

 ……、未来、とか、未だ、とか、名前の可能性も捨てきれないか……。

 分からない……。

 あと、なんで打ち切り確率上がってんのよ!?

 そんなに面白くなかった?

 確かに私の行動ってなんか一貫性ないけど……。

 もう考えても答えがでないことが多すぎ……。

 はいはい私の負けです、諦めますよ……。


 カレンの解決へ向かない現状に対する不満の気持ちとは違い空は嫌なほど綺麗な夕焼けだった……。



 ディネーロ帝国リベルパール領、都市シンセリダッド。

 近いとは言えそこそこの距離を歩いたカレンだったが全く苦には感じなかった。

 あっという間に二人はリベルパール領地の領主のいる都市シンセリダッドに足を踏み入れていた。

 王都のように都市を囲む高く大きい壁はなかったが、中心地に行くにつれ自然とぽつぽつと建物が増えていき赤い屋根の石造りの街並みは王都を思わせ、とても美しかった。


 ペローに「ここです」と案内された建物はお城というよりも宮殿の様で戦争よりも実務を優先した建物の造りはガラスの窓がふんだんに使われまさしく首長がいるという雰囲気が漂い厳かな場所だった。

 迫力のある石造りの建物に青い屋根、カレンは目をかがやせていた……。


 私の知らないことがまだまだたくさんある……。

 これは楽しまないと……!


 ペローと門番が何かを話し無事に通され大きな扉を開ける。

 中には忙しそうに駆け回る者やゆっくりと掃除をする者など多くの人間がこの宮殿で働いている。


 館内をペローに連れられ一つの大きな扉の前で立ち止まる。

「カレン様。いいですか?今から会うのは選帝侯(せんていこう)のピエス様、我々の領土の領主です。どうかご無礼のないように」

 ペローは、カレンが今まで見ていた真面目な顔ではなく、緊張した顔でカレンに注意をする……。

「分かりました」

 カレンも身を引き締める。

 勧誘もとい誘拐を指示した張本人であり、カレンは自分の粗相ぐらいは許してくれるかもしれないと考えていたが、それでも一国の選帝侯だ。プライドは高いだろうし、偉そうな態度をとられてもおかしくはない。

 カレンは甘い考えを改める。

 ペローがノックをして、「誰だ」と男の低い声が返ってくる。

「ペローです、例の者をお連れしました……」

 ペローがかしこまった声で事情を話すと、

「少し待て」

 先ほどと同じ声が返事をする。

 少しして、

「入って来い」

 許可が下りたためペローが扉を開ける。


 そこには頭を下げた男と隣にはケモミミのメイドがいた……。


 どういう状況これ……?

 てか……、ケモミミメイドとか……。

 かわいい!

 うさ耳!

 なにあのモフモフかわいすぎでしょ!

 モフモフしたい!撫でたい!

 これだよこれ!


 カレンは頭を下げる茶髪の短髪の男よりも、目を閉じこの状況を見たくないという表情の真っ黄色髪のうさ耳獣人の方に興味が湧いた。

 しかしそんな興味が湧かないような人物が頭を下げていたわけでは無く、

「ピエス様お顔を上げてください……!」

 どうやら頭を下げていた男がこの地の領主ピエスだった。

 ペローは首長がそういうことをするものじゃないと注意、お願いをするが、

「いいんだ……!これは私からの誠意だ……!」

 カレンは慌てて、

「あ、あの私に謝罪しているなら、顔を上げてください……。一国の領主様とあろう者ましてや選帝侯様が一般人の私にそういう(へりくだ)った態度はどうかと思います……」

「そうですよ、ピエス様……」

「ましてやここは公式の場のようなものなのに……」

「……いいや、謝らさせてくれ。君を無理やり連れて来いと命令したのは私だから……」

「いいえ、事故みたいのものですから……」

 カレンは緊張していた自分をバカバカしく思った。

 とても低姿勢なピエスの態度に豆鉄砲をくらった気分だった。

 印象はケーニッヒよりもよかった。


「いや、誘拐しろと命令したのだ……。まずは謝罪から入るのが誠意というものだろう……」


 ……うん、今なんて言った?

 誘拐を命令した?

 それは話が変わってくるよね?

 偶然誘拐してしまったという形ではなく?

 私に責任を負わせないように形上誘拐してのではなく?

 わざと誘拐したと?

 それはちょっと話が変ってくるねー。


 メイドははぁとため息を吐く。

 真っ先に怒ったのはカレンではなくペローだった。

「ピエス様!それは何事ですか!」

「本当に申し訳ないと思っている……。それに、お前にも嘘をついて悪かったな……」


 あ、ペローも聞かされていなかったのね。

 そりゃそっか。

 誘拐したことずっと謝ってたもんね私に。


「嘘をついていたことも悲しいですが……」

「すまない……」

「それよりも一般人ではないにしろ民間人をピエス様のような選帝侯が誘拐を命令するなど、言語道断ですよ!このことが他の領主に知られれば大事ですよ!」

「そんなことは覚悟の上の計画だ……それだけ彼女は私達の計画に重要なピースというわけだ……!」

「ですが……」

「それにお前にこのことを話せば意地でも止める、話さなかったことは悪いと思うがこれも我が民のためだ……」

「そうやって不都合な時に民のことを出すなんて卑怯です……」


 なぜか誘拐が意図的であったことを聞いてもカレンは何も思わなかった。むしろ勝手に話を進んでいく方が煩わしかった……。

「私はもういいです……。最初から誘拐目的なのは怒ってますけど……」

「本当にすまなかった……」

 ふたたび頭を下げるピエス。

「その代わり聞かせてください。なぜ私を誘拐したのか。そしてどんな目的があるのか……」


「そうだな、話さなければなるまい、我が領土の事、そして我が帝国の事。今後のために……。カレン=オレルアンス君、座りたまえ。長いが話そう、なぜ我々が君を(さら)ったか……」

読了ありがとうございます!

次回のお話も楽しみ待っていただけると嬉しいです

面白かったらいいねと評価お願いします!

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https://x.com/keka_asuka1161

@keka_asuka1161

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誤字や脱字がありましたら指摘をしていただき次第、修正いたしますのでご助力いただけると幸いです

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