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RIDERS あの日の独り語り  作者: えむ
2/4

〜はじめての友達〜

思い出してみると、あれはいつだったかな、確かものすごい暑い夏だったかな。

俺と友達になりたいって言って俺に会いに来た奴がいたんだよ。

こいつが曲者だったんだ、口の利き方は悪い、不衛生だし、多分学校もろくに行ってないんじゃないのか?

とはいえそいつが俺との初めての友達になったんだ。

もうね、遊んだ遊んだ!!バカだけどこれはめちゃめちゃ面白かった。

今もその時のことを思い出すとやっぱり笑えてくるし、何より胸がジーンとなる。

そいつ不思議なやつでさ、俺なんかに金かけてお洒落させてくれるんだよ。

するとさこれがやっぱり女の子からモテるんだよ!!

あれは嬉しかったね、もう何人の女の子とも遊んだよ。

初めて会ってから3年、別れは突然にやってきた。

なんでも学校?進学?引っ越すらしい、正直…本当に正直…めちゃくちゃ悲しかった、本当に寂しくなった。

そいつがさ、最後に言うんだよ。


「お前と遊べて本当に最高に楽しかった」


……………俺はあまり人の心は理解しないけど分かったんだ。

こいつ泣いてるってね。

俺も悲しくなっちまったよ。


そいつが引っ越した後、そいつの弟が俺の友達になった。

本当に大変だった。

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